靴は、定期的に必ず陰干しすることが望ましいと言われています。
靴箱に入れっぱなしにしてしまったり、日向で靴を干したりすることはNGです!
では、靴はなぜわざわざ陰干しをしなければならないのでしょうか。
又、靴の陰干しの正しいやり方や時間などは、どのようなものになるのでしょうか。
ここでは、靴の陰干しをする理由や正しいやり方や時間をご紹介します。
靴を陰干しするの理由って?
ではまず、なぜ靴は陰干ししなければならないのか、その理由についてお話します。
1つ目の理由は、「カビや悪臭を予防しなければならないから」です。
靴の湿気をそのままにしておくと、カビが生えてしまうことがあります。
特に、梅雨シーズンや、汗をかく時期に靴をそのまま靴箱に入れてしまうと、カビが繁殖しやすくなります。
更に、靴の湿気は、カビだけでなく、悪臭の原因である細菌も繁殖させてしまいます。
このことを考えると、靴の湿気は百害あって一利なしですよね。
なので、陰干しすることで靴の内側を風通しの良い状態にしておく必要があるのです。
又、靴を洗った後も、靴の内側が湿った状態になっています。
いくらきれいに洗っても、この状態のまま靴箱に入れてしまうと、カビや悪臭に悩まされます。
なので、靴を洗った後も、必ず陰干しして完全に乾燥してから靴箱に入れてくださいね。
もう1つの理由は、「靴を劣化させないようにするため」です。
靴を乾燥させるだけなら、陰干しではなく、日向に干せばいいのではと思いますよね。
でも、日向に干してしまうと、直射日光が靴に当たり、靴が傷みやすくなるのです。
それによって、靴が変色してしまったり、ゴムなどの部分が固くなってしまったりします。
お気に入りの靴を長持ちさせるためにも、日向ではなく日陰に干すことが大切です。
混同しやすい陰干しと部屋干しの違いや陰干しの目安時間などはこちらが参考になりますよ。
→ 陰干しと部屋干しの違いは?やり方と目安時間は?
靴を陰干しする正しい方法を教えて!
では次に、正しい靴の陰干しのやり方についてお話していきます。
まず、陰干しする場所は、室内・屋外どちらでもOKです。
直射日光が当たらず、風通しの良い場所であればどこでも大丈夫です。
但し、時間帯によって日向・日陰になる場所が変わるのでそれを考慮しましょう。
どうしても日陰の場所がなければ、大きめのタオルなどを近くに干して日陰の場所を作りましょう。
靴を干す時は、乾きにくい部分が風に当たるようにして置くことがポイントです。
例えば、湿気が多い内側部分や、なかなか乾かない縫い目の部分などですね。
これらの部分を重点的に風に当てることで、よりスムーズに乾くようになります。
靴を干す時間ってどのくらいがベスト?
陰干しには、「スピーディーに乾かない」というデメリットがあります。
では、靴の陰干しはどのくらいの時間行うことがベストなのでしょうか。
一方、靴を洗った後は、靴場びしょびしょに濡れているので、5~6日くらい陰干ししてください。
又、靴が雨でぬれてしまった時も、同じように5~6日間は陰干ししましょう。
この場合、陰干しの前に、靴の中に新聞紙を入れて1日放置します。
そして、新聞紙にある程度の水分が吸収されてから5~6日くらい陰干ししてください。
さて、天候などの関係で何日たっても靴が乾かない場合もありますよね。
その場合は、換気扇で風を送ったり、除湿器を使ったりすることもオススメです。
但し、ドライヤーを使うのは、熱気が靴を傷めてしまうのでNGです!
まとめ
靴は、カビや悪臭・劣化防止のためにも、できるだけ定期的に陰干ししてください。
室内・屋外どちらでも良いので、日陰の風通しの良い場所に1~2日置くだけでOKです。
靴がぬれている状態であれば、5~6日くらい陰干しが必要です。
靴を陰干しする際は、乾きにくい部分を風に当てるようにして干してください。
又、なかなか乾かない場合は、除湿器や換気扇などを使うこともオススメです。
でも、ドライヤーは、熱気が靴を傷めてしまうので、使わないようにしてくださいね。
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