御朱印がテレビなどでも特集されていたりで注目を集めていますが、書き置きの御朱印をどう保存すれば良いのかなど分からに事も多いですよね。
ここでは、御朱印の意味や書き置きの保存方法、貼り方の順番などを詳しく解説していきます。すでに御朱印集めにはまっている人も、2020年こそは!という人も必見です。
目次
御朱印の書き置きの保存方法ってどうする?
通常御朱印は持参した御朱印帳に書いていただくのですが、各地を回っていると、すでに書いて置いてある「書き置きの御朱印」に出会うこともありますよね。
なんらかの理由で御朱印帳に書けない場合、神社やお寺が事前に用意した御朱印を置いておくのです。
御朱印集めをしている人たちはこの書き置きの御朱印を持ち帰るのですが(参拝も忘れずに!)、保存方法に困ってしまう人もいるのではないでしょうか。
この書き置きの御朱印の正しい保存方法はずばり【のりで御朱印帳の空いたスペースに貼る】です。
特殊なのりでなくても大丈夫。普通に売っている糊でOKです。
ただ、御朱印の紙は特殊なもの(薄いもの)が多いので液体タイプだとべたべたになってしまうかもしれません。
きれいに保つためにスティックのりやテープのり、スプレーのりがおすすめです。
御朱印の歴史を簡単にご紹介!
御朱印の起源は江戸時代、元々は「納経印」とも呼ばれていました。
これはお寺に写経を納めたときに「信仰の証」として頂くものでしたが、今では納経をしなくても「参拝の証」として300~500円で誰でももらえる手軽なものになりました。
御朱印はそのお寺や神社の神様と御縁が結ばれた証ともされています。神社やお寺に行って、御朱印をもらって「はい終わり」ではいけません。
その場所で参拝をすることに意味があります。
御朱印ってどうやってもらうの?
御朱印は、神社であれば社務所、お寺であれば寺務所でいただけます。
社務所、寺務所というのは、神社やお寺の事務所みたいなところで、御守りや絵馬、おみくじなどを購入する場所といえばピンとくるのではないでしょうか。
中には本堂内で受付しているところもあり、御朱印ブームの影響で「納経所」や「御朱印処」と別名でわかりやすく書かれている場所もあります。
御朱印の書き置き大きいのを折るのはあり?
書き置きの御朱印が御朱印帳よりも大きく、普通に貼るとはみ出してしまうこともあるかと思います。そんな時は御朱印を折って貼っても大丈夫です。
神様の魂が込められていそうな御朱印を折ってもバチは当たらないの?と不安に思うかもしれませんが、そんなことはあり得ないので心配いりませんよ。
折ってもうまく御朱印帳に収まらない場合は余白をはさみで切って貼っても大丈夫。
御朱印を切るなんて、それこそバチは当たらないの?と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
そんなことよりもいただいた御朱印を大切に思う気持ちが大切です。
ご自分の御朱印帳に合うサイズに切って貼ってもらえたらOKです。
御朱印を折って貼った時のデメリットは?
ただし、御朱印を折って御朱印帳に貼るとこんなデメリットがあります。
- 貼り付けた御朱印がゆがんでしまう
- 御朱印を折って貼ると厚みが出るので、今後御朱印を書いてくださる人が描きにくい、印も押しにくい
これらのデメリットが問題なければ気にしなくてOK!
それに、折ってもあまり厚みが出なさそうであれば折って貼っても問題なし!
折るとどうしても厚みが出て次回から書きにくそうだなというときは、大きな御朱印の余白の部分を切ってはってもOKです。
御朱印にハサミを入れるのもバチあたりな気もしますが大丈夫です。
そのあたりは気にせずに、御朱印帳がきれいにまとまることを考えてください。
御朱印帳の貼り方に順番はあるの?
御朱印に書き置きの御朱印を貼る順番や、書いてもらう順番の決まりは特にありません。
まだ貼っていない書き置きの御朱印を数枚もっているなら、しいて言うなら参拝した順に貼るとあとあと見返す時にわかりやすいのではないでしょうか。
書き置きの御朱印は日付が書かれていないので時間がたってから「どんな順番で参拝したっけ?」とならずに済みます。
もしくは、それぞれの大きさを見てバランスよくなるように貼るのもありです。
特に決まりはないので、自分が一番しっくりくる貼り方で丁寧に貼りましょう。
ただし、お寺と神社の御朱印が1冊の御朱印帳の中で混合するのをおすすめしない場所もあります。
できれば、神社とお寺はわけてまとめるか、御朱印帳を2冊用意して完全に分けてしまうことをおすすめします。
まとめ
御朱印を集めていると心が洗われたような清々しい気持ちになりますよね。
御朱印は、その場所の神様とのつながりを証明する大切な証です。
書き置きの御朱印は、折っても切っても問題はありません。それよりも頂いた御朱印を大切に保管することが何よりも大切です。
是非、御朱印を保管する際の参考にしてもらえると幸いです。