生活

陰干しと部屋干しの違いは?やり方と目安の時間は?

「デリケートな洋服は陰干しした方が良い」と言われたりしますよね。

でも、陰干しと部屋干しを混同してしまっている人も多いようです。
では、陰干しと部屋干しには、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
又、陰干しをする際の注意点や、目安の時間などがあるのでしょうか。

ここでは、部屋干しと陰干しの違いや、陰干しのやり方や目安の時間についてお話していきます。

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陰干しと部屋干しの違いって何?

ではまず、陰干しと部屋干しの違いについて見ていきたいと思います。

陰干しとは、直射日光の当たらない場所に洗濯物を干すことを言います。
又、日陰であることに加え、風通しの良い場所に干すことも、陰干しの特徴です。

これらの要素を満たしている場所なら、室内でも室外でもOKです。
つまり、陰干しは、外でも家の中でも、どちらでもできるということですね。

一方、部屋干しは、文字通り「部屋の中に洗濯物を干す」というものです。
なので、屋外に干した場合は、部屋干しとは言いません。

又、陰干しと違い、部屋の中であれば、直射日光が当たっても当たらなくても関係ありません
部屋干しの場合は、日当たりについてはそれほど重視していないと言えますね。

陰干しの簡単なやり方は?気を付けることは?

では次に、陰干しのやり方についてお話していきたいと思います。

  • 陰干しに適した場所を確保
  • 洗濯ものをすべて裏返して干す

陰干しを行うためにはまず、陰干しに適した場所を確保することから始まります。
先ほどもお話した通り、直射日光が当たらない、風通しの良い場所を選びましょう。

次に、洗濯物を全て裏返した状態で干していきましょう。
洗濯物を表にして干すと、色落ちしたり、繊維が傷んだりして、大きなダメージになります。

陰干しは、洋服にダメージを与えないことを目的にしている干し方なので、全て裏返しにするのです。
これは、室内に干す場合も、屋外に干す場合も同様です。

さて、室内で陰干しをする場合、部屋の中に風が入って来づらいですよね。

そこで有効活用したいのが、扇風機やエアコンの風です。
洗濯物に向けて弱い風を送ると、洗濯物が乾きやすくなりますよ。

陰干しをする際に気を付けておきたい点は?

では次に、陰干しを行う際、気を付けておきたい注意点についてお話していきます。

陰干しした洗濯物は、完全に乾いてから取り込むようにしてください。

少しでも湿ったまま取り込んでしまうと、洗濯物にイヤな臭いが付いてしまいます。
更に、洗濯物に残った湿気が、カビを繁殖させる原因にもなります

特に、室内に干す場合は、窓をできるだけ開けて、湿気がこもらないようにしてください。

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陰干しの目安の時間ってある?長い方が良いの?

陰干しは、先ほども言いましたが完全に乾くまで取り込まないようにすることがポイントです。
では、陰干しは、具体的にどのくらいの時間行ったら良いのでしょうか。

陰干しの目安の時間は、天気や季節によって少し変わってきます。

湿気が少なく、晴れた春・秋であれば、4~5時間くらい陰干ししましょう。
夏の快晴の日であれば、2~3時間くらいで乾くこともありますよ。

又、この3シーズン(春・夏・秋)は、早朝から午前10時くらいまでの時間が陰干しに向いています。
もし午後から行う場合は、17~20時くらいの時間がオススメですよ。

なぜ昼間・夕方の時間帯を避けるのかと言うと、日差しが強くなってしまうからです。
更に、時期によっては、昼間や夕方は、急に雨が降ってしまう可能性が高いからです。

一方、冬は洗濯物が乾きづらいので、6~7時間くらい陰干しした方が良いようです。

時間帯に関しては、早朝から午前11時くらいまでの時間に行うといいですね。
夕方以降に行う場合は、16時~夜間にかけての時間帯に行うことをオススメします。

ちなみに、陰干しは、長い方が良いとは限りません。

特に、屋外に干す場合は、あまり長時間干すと、洋服の繊維が外気にさらされて傷んでしまいます。
なので、それぞれの季節・天気に合わせて、適切な時間だけ陰干しをしてくださいね。

まとめ

陰干しとは、室内外問わず、直射日光が当たらない、風通しの良い場所に洗濯物を干すことです。

部屋干しとは、日当たりや風通しに関係なく、部屋の中に洗濯物を干すことです。
デリケートな素材の洋服は、できれば陰干しすることをオススメします。

但し、完全に乾かさないと、カビやイヤな臭いの原因になります。
なので、季節や天気の状態に合わせながら、目安の時間を守って陰干ししましょう。

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