潮干狩りに行ったことってありますか?
せっかくたくさんのあさりを持ち帰ってもあさりの砂抜きって意外と難しいんですよね。いざ料理して食べた時にジャリっとしたら、かなり不快ですよね。
あさりの砂抜きに失敗したらどうするか。そもそもあさりの砂抜きの失敗の原因は何なのか。あさりの砂抜き後に開かないものは食べられるのか。
美味しくあさりを、食べるためには知っておきましょう!
目次
あさりの砂抜きに失敗したらどうする?
あさりの砂抜きの水をチェック
あさりが開かない時は、まず水の塩分濃度が合っているかチェックししましょう。
海水があれば、一番良いですが用意するのも大変なので、普通の水に塩を入れての砂抜きをする人が多いですよね。
海水の塩分濃度は約3~3.5%です。1Lの水に30〜35gの塩を入れれば海水と同じ様な塩分濃度ができます。
水が50ccなら15g〜17gぐらい。
あさりが砂抜きできないという事は、塩分濃度に問題があるかもしれませんから確認してみましょう。
あさりの並べ方、水量をチェック
次にチェックするのは砂抜きする時のあさりの並べ方と水量を確認しましょう。
あさりは重なり合ってしまうと開きにくくなります。
なので、ボウルなどではなく平らなバットなどに重ならない様に並べてあげるのが良いです。
また、水量も多すぎると失敗しやすくなるので、あさりがひたひたになっているくらいの水量が最適です。
砂抜きをした場所をチェック
あさりは、普段海の中にいるので暗くて涼しい所を好みます。
涼しい場所に置いて、新聞紙をかぶせて暗くしてあげるとあさりも活発に動きやすくなります。
あさりをどこに置いて砂抜きしたか確認してみましょう。
どれかひとつでも、間違っているとあさりも砂を出してくれません。まず自分のやり方を一回確認して、再度砂抜きをやってみましょう。
あさりの砂抜き失敗の原因は?
- 塩分濃度が低い
あさりが砂出ししやすい塩水の濃度は3%です。低いと活動しないので砂も吐きません。 - 水の温度が高すぎる又は低すぎる
あさりの最適な温度は20度〜24度くらいです。高すぎると死んでしまい、低すぎると呼吸をしません。 - 明るすぎる
あさりは夜行性で暗い所が好きです。明るいと呼吸を、しなくなるので砂出しをしてくれません。 - ボウルを使用した
ボウルだとあさりが、重なります。あさりが重なっていると上にいるあさりが吐いた砂を下のあさりが吸い込む為砂が残ります。 - 冷蔵庫に入れた
あさりは涼しい所が好きですが、冷蔵庫の中では温度が低すぎます。
1つずつチェックしていくと失敗した原因がわかるのではないでしょうか。
こう見るとあさりって意外とデリケートですよね。
あさりの砂抜き後に開かない物も食べられるの?
あさりが開かないというときは、あさりが死んでいる可能性があります。
それを確認する方法としてまず、あさりを両手にたくさん持って手の中で強くこすり合わせます。
[imglist icon=”check1″ color=”blue”]- 弱ってる貝や死んでいるあさりは口がぱかっと開きます。
- 開いたあさりは死んでいるので取り除きます。
砂抜きで開かず加熱しても開かないあさりは捨てれば良いのですが、死んでいるあさりでも加熱すると開く場合もあります。
その為加熱する際にも注意が必要です。
食べられるあさりも加熱すると開くので違いをよく観察する必要があります。
[imglist icon=”check1″ color=”blue”]- 食べられるあさりは加熱すると半開き程度に開きます。
- 食べられないあさりは、加熱すると全開になって身もだらっとしています。
そして、砂抜きで開かなかったあさりを無理に開けて食べることは絶対にやらないでください。
死んでいるあさりを食べたりすると、食中毒になってしまう恐れがあるので非常に危険です。
砂抜き後に開かなかったからといって死んでるとは限らないですが、安全を考えたら開かないあさりは捨ててしまった方が良いですね。
あまりにも開かないあさりが多い場合は、砂抜きのやり方が間違っているかもしれないのでもう一度砂抜き方法を見直してやり直してみた方がいいですね。
まとめ
あさりの砂抜きの失敗の原因がわかれば対策もできますね。
死んだあさりを食べない様に気をつけましょうね。
砂抜きしたあさりを使っていろんな料理を作って旬の味を楽しみましょう♪
あさりの砂抜きに失敗しないコツについてはこちらの記事も参考になりますよ。
⇒ あさりの砂抜きを短時間で!失敗しないコツと終わりの見極め方とは?!