小学生にもなると、学校から宿題も出されます。
親としては、さっさと片付けちゃえばいいのにと思いますが、子供としてはやらなくて済むならやりたくないですよね。こんな事を毎日繰り返していたらお互い疲れちゃいます。
そこで今回は、小学生の宿題ってやっぱり親が見る必要があるのか。宿題をダラダラするときの対処法や宿題を嫌がるときの対処法はあるのか。宿題を楽しくやらせるコツってあるのかなどについてご紹介します。
目次
小学生の宿題ってやっぱり親が見る必要があるの?
小学生になったら、宿題を見る必要はなく、聞かれたら答えてあげるぐらいのスタンスで良いです。
もちろん、宿題をやる様に導いてあげる事は手伝ってあげて下さい。
親がつきっきりで宿題を手伝ってあげると、低学年のうちは良いのですが、学年が上がるにつれて学力が低下してしまうという事が言われています。
このように手伝って貰うのが当たり前になると自分で考る力が身につかなくなってしまいます。
かといって見てあげないと、やっていかなかったりするので、そこら辺の駆け引きが重要になってきます。
学校の先生などは、授業の中でもわからない事があってもすぐに答えは教えてくれません。
子供が自ら導き出した答えに辿りつくまで、ちょっとしたヒントを教えることぐらいしかしてくれません。
こうする事で考える力が育っていきます。
学校の宿題も、親が見て教えてあげたらすぐに終わります。
しかし、それは子供の為にはなりません。
なので、あまり手は出さずに見守って、悩んでいる時に少しヒントを与えてあげるぐらいの距離感で親が見てあげると良いですね。
それに、親子のコミュニケーションの時間にもなりますしね。
小学生にもなると、お友達も増えて親と過ごす時間は減ってきます。宿題の時間も大切な親子の時間です。
小学生が宿題をダラダラするときの対処法は?
小学生は集中力が続かないので、細かく区切ってやらせて、飽きさせないことが大切です。
例えば
算数ドリル20問、国語ドリル20問という宿題が出たら、帰って手洗いをしてまず5問解かせる。
終わったら着替えをして5問、おやつを食べて5問ゲームをして5問。
また夕食後に5問、お風呂前に5問、お風呂後に5問、寝る前に5問と、短く区切って宿題をしてもらうというのもおすすめです。
だんだん問題を解く量を増やして時間も長くしていくと、いつのまにか宿題が終わっているという日がくるかもしれません。
もしくは、普通の何げない時に子供が集中できる時間を計っておいて、その時間だけは絶対集中させて、時間がきたら宿題が終わってなくても絶対自由にさせてあげるというアメとムチな方法もあります。
勉強する前に好きなテレビなどを見せてあげて、30分くらいしたら宿題をして終わったらまた、テレビを見せてあげるというのもありです。
テレビの前後に宿題を入れて楽しみも少し残してあげる形にすると子供のやる気も持続しやすくなります。
大人でも辛い事の後に楽しみがあればやる気が出ますよね。
そして、とりあえず勉強する場所には子供が気を取られるようなものは置かないようにして、宿題と筆記用具以外はしまっておきましょう。
気になると、もう宿題どころじゃ無くなってしまう子もいますからね。
ダラダラとやらなけば、すぐに宿題も終わると子供自身が気づいてくれたらこれからの子供の為にもなりますからね。
小学生が宿題を嫌がるときの対処法は?楽しくやらせるコツってある?
子供に宿題をやらせるのは至難の技です。子供が嫌がらずに導いてあげるのは親の役目です。
宿題を意識させる!
学校から帰ってきたらまず、ランドセルからその日に出された宿題を出すように習慣づけて下さい。
この時点ではまだやらなくても良いので、親も一緒に、明日までにやる宿題は何があるのかを確認してあげて下さい。
そして、宿題は勉強机やリビングの机など決まった場所に置いて常に目につく場所に置いておくと気になって自分からやり出すようになります。
宿題をやる時間を子供と決める!
子供心にも約束は守らなければいけないという気持ちがあるので、自分で決めた時間だと責任感も出てきて自らやったりします。
口出ししない!
子供が宿題をしないと、ついつい「早く宿題をしなさい。」と言ってしまいがちですが、子供は言われれば言われる程、反発したくなってやらなくなります。
言いたくなるのをグッと我慢して少し見守ってあげて下さい。
誰にも邪魔されずに宿題に向かうことができるようにしてあげたほうが良いみたいです。
簡単な問題からやる!
一旦やり始めると結構集中して最後までやったりします。
なので、最初の一問をやらせてしまえば早く終わらせる事ができます。
最初の問題が簡単だと気持ちが乗ってきてあっという間に終わってしまいます。
宿題が終わったら褒める!
宿題をちゃんと終わらせたら、きちんと褒めてあげて下さい。
その時には宿題の内容を見て褒めるのが良いですね。
きちんとやれば認められるという事は、子供でも毎日宿題をやろうというモチベーションにつながっていきます。
のんびり構える!
宿題をやらない子供にどうやってやらせるか、いろいろな方法はありますが、子供の気分によっても効果が変わったりします。
でも、のんびりと余裕を持った心で接する事で安心させるというのは、いつでも効果的です。
ご褒美を用意しておく!
いくら対処しても嫌な事を毎日するとなると、ちょっと辛いですよね。
できれば、宿題は楽しいものだと思いながらやれたら一番良いですよね。
宿題を楽しむコツは、目標とご褒美を設定したりして、目標を達成したらちょっとしたご褒美を与えましょう。
ご褒美があると思うと楽しい気分になり、また、宿題を終えた後なら喜びも2倍に膨らみます。
宿題を終えてから読むために、お気に入りの本をとっておきましょう。
テレビやゲームもご褒美にとっておきましょう。
低学年のうちから、宿題は早く終わらせれば後は自由時間という習慣をつけておけば、年齢が上がるにつれても親が口うるさく言う必要がなくなりますね。
まとめ
小学生の頃は何のために宿題をやるのか理解できず、めんどくさかったですね。
やらなくてもそんなに怒られるわけでもなかったのでサボる時もありました。
でも、宿題の内容というよりも、決められた事を決められた時にやらなければいけないという事を教えたかったのかなぁと今になって思います。
宿題にばかりやっきにならず、この本質の部分を伝えていけたらいいですね。
最近は音読の宿題が出たりしますが、苦手な子が実は多かったりするんですよねΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
そんな時にはこちらの記事がおすすめですよ。
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