「ヤーレンソーランソーランソーランソーランソーラン はいはいっ♪」
歌詞全部を知らなくてもこのフレーズは誰もが口ずさめるはず。
そしてソーラン節を学校行事で踊った覚えのある方も多いはず。
もしくは、お子さんの学校行事でソーラン節を踊っている姿をビデオに撮った!っていう親御さんも結構いるのではないですか?
何気なく学校行事の一つの出し物として見ていると思いますがなぜこんなにソーラン節が全国的に踊られているのか気になりますよね。
そこで今回はソーラン節についてご紹介します。
運動会にソーラン節を踊るのはなぜ、いつからなのか、どんな曲が使われているのお伝えしていきますね。
運動会にソーラン節を踊るのはなぜ?
そもそもソーラン節は北海道の稚内南中学校で誕生しました。
校内暴力やいじめが多かった時代、全校での取り組みはおろか学年ごとの取り組みもできないような状況だったのです。
そこでニシン漁の所作から新たな振り付けが考案され、曲も新たにロック調にアレンジされたものが使われるようになりました。
平成5年に出場した第10回民謡民舞大賞全国大会でグランプリを受賞したことでTVのドキュメンタリー番組や新聞で報道され、平成11年にはTVドラマ「3年B組金八先生」の中で生徒たちが文化祭でソーラン節を発表するという内容が放送されました。
そのような報道やTV放送により
「ソーラン節によって学校と生徒が一致団結した」
などの話が全国的に広まっていったことにより、多くの学校や団体でソーラン節が踊られるようになったのですね。
運動会にソーラン節を踊るようになったのはいつから?
最初にソーラン節が披露されたのは昭和60年の稚内南中学校での文化活動発表会です。
が、学校の運動会で広くソーラン節が踊られるようになったきっかけはやはり平成11年に放送された「3年B組金八先生」の放映後ではないでしょうか。
視聴率は19.2パーセントを記録したそうですし、そのドラマで取り上げられた内容であれば生徒にも保護者にも受け入れられやすかったのでしょうね。
もちろん、それだけではなく通常の学校生活だけでは感じれない
- クラス全体、学年全体での仲間同士のふれあい
- みんなで何かを作り上げるという団結力
- 先生とのコミュニケーション
- 踊ることへの恥じらいが楽しさに変わる瞬間の気持ち
などを感じてもらうツールとして多くの学校が取り入れているのではないでしょうか。
運動会のソーラン節で良く使われる曲は?
伊藤多喜男さんが作曲した「TAKiOのソーラン節」が現在では多く使用されています。
最初の章でも言いましたが「TAKiOのソーラン節」はもともとのソーラン節をロック調にアレンジしたもので子供たちにも人気があるんですって…
また、ソーラン節を誕生させた稚内南中学校では現在「TAKiO’S SOHRAN2」の曲を使用しておりこれは作曲者の伊藤多喜男さん自身が「TAKiOのソーラン節」をさらにアレンジしたものです。
まあこの2曲がソーラン節で使用される代表なんではないですかね。
もともとのソーラン節は民謡のイメージが強く運動会では使用されることも少ないんですよ。
まとめ
いやあ、ソーラン節ってもっと歴史があるもんだと思っていたんですが意外と新しくてビックリしました。
しかも荒れている学校の立て直しのために考案されたものだと知ってさらにビックリ!!
やっぱり色々なことを知るって面白いですよね。
そして大人になった今だから思うことかもしれませんが学生の時にもっと真剣に「ソーラン節」踊ればよかったなぁ…なんて。
踊っているほうが恥ずかしそうだったり一生懸命じゃないと見ている人に、感動はつたわらないですからね。
ご自身が今後踊るチャンスがなくても、お子さんや周りで「ソーラン節」を踊る方がいたら、自信満々に「ソーラン節」の歴史を教えてあげてください(*^-^*)
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