お歳暮をいただたいたけれど、お礼状をいつまでに出したらいいのかがわからない。
遅く出してはいけないが、あんまり早く出すのも失礼になるのでないか。
文面はどうしたらいいのか、電話やメールでは失礼なのか。
いろいろと悩みはつきません。
そこで、お歳暮のお礼状の出し方について、基本的な知識を解説します。
目次
お歳暮のお礼状って必要!いつまでに出す!?
お歳暮をいただいたらすぐにお礼状を出さなければなりません。
遅れると失礼になります。
お正月を超えたりしたら最悪です。
遅くとも12月中には着くようにしましょう。
宅配便で届いたらすぐにお礼状を出します
最近では、お歳暮はほとんど宅配便で届きます。
お歳暮が届いたらすぐにお礼状を出す習慣をつけておかなければなりません。
年賀状でお礼を書けばいいなどと、のんびりしていてはいけないのです。
お歳暮を贈る人は、無事ついたかどうか、気に入ってもらえたかどうかを、結構気にしているものです。
それでなるべく早くお礼状で答えることが大事なのです。
遅くとも一週間以内には出すようにしてください。
贈る側としてはわざわざ高いお金をかけて、お店や産地を工夫しているのですから、ちゃんとお礼を書きたいものです。
宛先を間違えない
お歳暮の送り状には必ず出した人の名前、住所、電話番号などが記載されています。
その住所宛にお礼状を送るようにしましょう。古いアドレス帳などを参考にすると、間違って届くことがあります。
会社などから贈られる場合には、総務部などが送り人になっている場合もあります。
そんな時は、お世話になっている担当者にお礼状を送ります。
会社としてはお世話になっているからお歳暮を贈るわけで、それに応えることは次の仕事につながります。
お歳暮のお礼は電話ではダメ!?お礼のマナーを知りたい!!
最近は手紙を書く習慣がなくなってきていますが、お歳暮のお礼を電話やメールで済ますのはやはり失礼に当たります。
面倒でも葉書を使って下さい。わざわざ封書にする必要はありません。
葉書はワードで作成すればいい
お礼状の葉書は必ずしも手書きである必要はありません。
ワードには礼状のフォーマットがありますから、それを活用するのが便利です。
ただ、ひとこと手書きのコメントを加えれば、心のこもったものになります。
写真やイラストも入れられるので、食品などをいただいた場合には、家族で食べている写真などアレンジすると喜ばれます。
ワードでお礼状を作ったら、宛名を年賀状のリストに加えておきましょう。
お歳暮を贈ってくれる人とは長いお付き合いになるからです。
お礼状のマナー
早く出すことといただいた感動を素直に伝えることが、お礼状の最大のマナーです。
お返しの品をお贈りする場合には、その旨をお礼状に書いておきます。
いつ何日に別便でお送りいたしましたと書き添えておくと良いですよ。
お歳暮のお礼状を書こう!遅れては失礼?!早めに準備したい!!
お歳暮のお礼状の文面は、相手によってさまざまです。
会社の部下から届いた、逆に上司から届いた、取引先から届いたといった、ケースバイケースで使い分けることが必要になります。
電話や口頭で伝えてからお礼状を書く
部下からのお歳暮が届いた場合や、上司から贈られてきたら、まず電話や口頭でお礼の言葉を伝えます。
なるべく早く、できれば届いたその日か、翌日会社で会った時にお礼をします。
この場合もお礼状は必ず出します。
取引先の場合にもお礼はすばやく出しましょう。
友人の場合は遅くなることが多いのですが、なるべく遅れないようにします。
遅くなったらお詫びの言葉を書き加える
お礼状はなるべく早く出すのが原則ですが、師走の忙しさでついつい遅れることもあります。
遅れたらそのお詫び言葉をお礼状の中に、書き加えておくのがマナーです。
そうすれば相手も納得してくれるでしょう。
早くお礼状を出すには、習慣つけることが大切です。
日頃から準備していればあわてることもありません。
一度書いてしまえば、あとはいくらでも続けられます。
年賀状や暑中見舞いなどと同じく、日本人の習慣だと思えば軽い気持ちで対応することができます。
まとめ
今でも筆まめな人は多くいます。そういう人は、葉書や手紙を書くことが負担にならないのです。
なかなか難しいですが、数書くことで慣れてきますし、沢山書けばそれだけ仕事や付き合いの上で成果につながるようになります。
お礼状もそうとらえて習慣づけてください。