花火大会は夏にやるのが普通かと思っていましたが、多摩川花火大会は10月に行われます。
夏だと台風などで中止になってしまう恐れがありますし、ちょっと涼しくなった頃にやるのもいいかもしれないですね。秋の夜長に花火っていうのも、風情があっていいと思いました。
そこで今回は、多摩川花火大会の混雑事情や、プログラムの見どころなど。また、屋台の楽しみ方などについてご紹介します。
目次
多摩川花火大会の混雑ってどうなの?帰りの注意点は?
多摩川花火大会は、世田谷で開催される「たまがわ花火大会」と川崎で開催される「多摩川花火大会」の2つの花火大会のことを合わせての呼び名です。
多摩川沿いで、同じ日に同じ時刻で行われる花火大会です。
最も気になる混雑状況ですが、例年の観客数としては、世田谷側が約39万人、川崎側が約30万人の人出を見込んでいるようです。
どちらの花火大会も混雑するのは当然ですが、世田谷側のほうが混雑する見込みです。
花火大会の会場も入場制限がされてしまう事があるので、なるべく早めの行動を心がけて下さい。
世田谷側は、駅付近はかなりの混雑が予想されますが、そこを抜けると割と広々した広場が多いので、ゆったりと見ることができるようです。
駅の混雑
世田谷側、川崎側に行くにしろほとんどの人が二子玉川駅を利用します。
そのため、花火大会当日の二子玉川駅は大混雑になる覚悟はしておいて下さい。
世田谷側は、二子玉川駅が一番近いですが、川崎側は二子新地駅や上野毛駅も割と近いのでそちらから行くルートも考えてもいいかもしれません。
また、川崎側には川崎会場と上野毛会場の2つの有料席会場があります。
川崎会場は二子新地駅が最寄り駅になり、上野毛会場は上野毛駅が最寄り駅となります。
ちなみに、上野毛会場には出店は出ていないので気をつけて下さい。
帰りの注意点
花火大会を楽しんだ後、大変になるのは帰り問題です。
何十万人もの人が一斉に行動するので、混雑するのは当たり前です。
なので、混雑に巻き込まれないようにするには、
2、花火大会が終わった後も1~2時間ぐらいまったりして人がいなくなってきたら駅に向かう。
要は、早いか遅いかの話です。
皆んなすぐに帰りたいのは、同じなのでそこは我慢してずらせば混雑を回避できるかもしれません。
1の方法だと最後まで見られなくて残念ですが混雑に巻き込まれない為には、仕方ありません。電車の中から、フィナーレを見るぐらいの気持ちでいるといいかもしれません。
2の方法は、花火大会も全部見られるのでいいと思います。花火が始まる前に飲み物と食べ物を買っておけば、終わった後も花火の余韻に浸りながら喋っていれば多少の時間は稼げます。しばらく空いてきたら二子玉川駅の方にゆっくり移動して、まだ混んでいるなら駅周辺をふらついていれば、空いてきます。
花火大会が終わって駅に向かっても、すぐには駅にも入れず結局待つことになるので、会場でゆっくりしていた方が賢明です。
また、世田谷区側で見ていた人は、二子玉川駅の一つ隣の駅の用賀駅まで30分ぐらい歩いた方が早く帰れるかもしれません。
歩くのが嫌ではない人は、さらに1時間ぐらい歩いて、小田急の成城学園前駅まで行くとさらに空いているかもしれません。
でも1時間歩くなら会場周辺で余韻を楽しみながら時間を潰すでも良いのかな?!という気はしちゃいますけどね。
花火大会の日は、気持ちも時間も余裕をもって行動して、自分の思い通りにはならない事をわきまえていれば、アクシデントがあっても楽しめます。
どちらの会場で花火を見るのがおすすめかはこちらの記事が参考になりますよ。
→ 多摩川花火大会は世田谷と川崎どっちで見る?穴場スポットは?
多摩川花火大会のプログラムは?押さえておきたいポイントは?
・時間18:00〜19:00
今年のテーマは「響~たまがわに溶け合う光と音の輪~」です。
先程言ったように、同じ多摩川の上流と下流で行われる花火大会ですが、少し内容は違っているので、どちら側で見るか迷うところです。
花火の打ち上げ数は、両方の花火大会共に約6000発となります。
合わせて約12000発の花火が打ち上がることになります。
2つの花火大会では、上がる花火の種類が少し違ってくるようです。
世田谷は迫力がある尺玉がメインになります。
迫力のある花火が見たい人は、世田谷側で見るのがいいですね。
ナイアガラやスターマイン、テーマに合った音楽に合わせたりと創作花火が上がるので、演出された花火を見たければ川崎側で見るのがいいですね。
それぞれ、テーマに沿った花火を、打ち上げてくれるようです。
花火大会の日程や有料席に着いてはこちらの記事が参考になりますよ。
→ 多摩川花火大会の日程や時間は?場所取りのおすすめや有料席は?
多摩川花火大会で屋台は出るの?楽しみ方は?
多摩川花火大会の屋台は、約200店ぐらい出店されます。
いろんな屋台を満喫したいのなら、世田谷区側より、断然川崎のがおすすめです。
この多摩川花火大会には、東京会場(世田谷区側)と川崎会場(川崎側)があります。
屋台が多く出ているのは、川崎会場(川崎側)になりますので、間違えないように気をつけて下さい。
東京会場の屋台は少ないようなので要注意です。
川崎側では、国道246号線沿いの河川敷の土手沿いにかなりの数の出店が並んでいます。
下流側になるほど屋台が多く出ています。
川崎側の行き方は、東京田園都市線の二子新地駅か高津駅から行けば河川敷まで迷わず行けます。
特に二子新地駅は混雑するので、高津駅から行くのもおすすめです。
世田谷区たまがわ花火大会
世田谷区たまがわ花火大会の会場は、メイン会場、宇奈根会場、川崎会場と3つの会場に分かれています。
屋台を楽しむなら、メイン会場に行けばあります。
屋台の数は約50店ぐらいになり、それほど多くはありません。
また、テキ屋さんのお祭り屋台よりも、近くの飲食店が出店しているような屋台が多いようです。
そのせいか、少しこじゃれたお店もあって、屋台グルメを楽しめるのが特徴です。
なお、こちらの花火大会は混雑しすぎると入場規制がかかる場合もあるので気をつけて下さい。
せっかく場所取りして、屋台で買い物をして戻ろうと思ったら入れないなんて事にもなりかねないので要注意です。
花火鑑賞の時の飲食物は、あらかじめ買ってから行くのが安心ですね。
こちらの行き方は、二子玉川駅が最寄り駅ですが、とにかく一番混雑する駅ですので覚悟して行くことをおすすめします。
屋台の時間
屋台の営業時間は、だいたい14時~20時ぐらいまでです。
花火大会が18時~19時までなので、終了後もしばらく屋台は営業します。
店じまい直前の屋台に行くと、投げ売りのように安くしてくれたり、おまけをしてくれたりもするので、時間があれば立ち寄ってみて下さい。
屋台の種類
川崎側にはいろんな屋台があるので、いつもお祭りで見かけるような屋台はだいたいあると思っていいですね。
焼きそば、あんず飴、たこ焼き、じゃがバター、フランクフルト、お好み焼き、綿あめ、焼き鳥、ベビーカステラ、きゅうりの一本漬けなど。
普通の屋台もたくさんありますが少し毛色を変えた、富士宮やきそば、ホタテ串焼き、ケバブ、肉巻きおにぎり、シャーピン、甲府鳥もつ煮などもあったりします。
どの屋台も行列必至なので空いてる時は狙い目です。
世田谷区側の屋台は、近くのお店の出店が多くなるので、お祭りに出ているような屋台とは一味違うお店があります。
比較的規模は小さめなので屋台感は楽しめないかもしれません。
屋台がたくさんあるのは川崎側なので、屋台を存分に楽しむとなったら川崎側に行くのをおすすめします。
まとめ
夏の暑さも一段落した頃の花火大会も珍しいですね。荒天だと順延もないので、晴れる事を願うばかりです。
最近は、ゲリラ豪雨とか多いので、少しずらして行うのは賢明な判断かもしれませんね。
夏のイベントと思われがちな花火大会ですが、秋にやるのもいいかもしれませんね。
駐車場情報などに関してはこちらの記事が参考になりますよ。
→ 多摩川花火大会へのアクセスや最寄り駅は?駐車場や交通規制はある?