焼き芋は、ほっくりしっとり焼けたら美味しいですよね。
ましてや、レンジで簡単に焼けたら嬉しいですよね。最近では、焼き芋がレンジでできる器とかも売っていて、家で焼き芋を焼く事も身近に感じます。しかし、レンジでやるとどうもパサつきがちです。せっかくなら、簡単に美味しく食べたいですよね。
そこで今回は、レンジで焼き芋がパサパサになってしまう原因は何なのか、パサパサになってしまった焼き芋のリメイク方法やアレンジレシピなどについてお伝えしていきます。
目次
レンジで焼き芋がパサパサになる原因は？
さつまいもを電子レンジで焼き芋風にしようとすると、パサパサになったり甘味が抜けていたりと失敗することが良くあります。
焼き芋がパサパサになってしまう原因は、電子レンジで焼き芋を作るにはさつまいもに含まれている水分だけでは足らないという事です。
そのせいで、レンジで焼き芋を作ろうとするとパサパサの仕上がりになってしまいます。それを防ぐには、さつまいもに水分を足す必要があるのです。
また、電子レンジの通常加熱だと一気に加熱されてしまい強力すぎてしまいます。
さつまいもに含まれるている、でんぷんの性質は60～70度の低温加熱を長くすることで、糖に変化して甘くなります。
電子レンジのように、一気に加熱してしまうと甘みを十分に引き出すことはできないのです。
さつまいもを電子レンジで焼き芋にするには、加熱の仕組みを知ることが大切になります。
そして、そのポイントとなるのが水分と低温加熱です。
電子レンジでも失敗しない焼き芋を作る方法
②さつまいもに塩を軽く振って水で濡らしたキッチンペーパーでぐるぐると巻いて、その上からラップでぐるぐる巻きにします。
③電子レンジのターンテーブルに直に置くと加熱ムラができるので、それを防ぐために割り箸2本を敷き、その上にさつまいもを乗せます。
④電子レンジで 最初は、500wで2分加熱します。次に200w( または解凍モード)で5分加熱します。串で刺して柔らかくなっていたら、ラップとキッチンペーパーを外します。
⑤焼き芋の香ばしさを出すため、仕上げに 魚グリルかオーブントースターで約3分 焼き焦げ目をつけます。
これで、パサパサで甘さのない焼き芋とはおさらばです。
焼き芋がパサパサになった時のリメイク方法は？
焼き芋の原型をとどめないような、リメイクレシピです。
焼き芋プリン
材料
焼き芋、牛乳、砂糖、卵
2、温かいうちに、なめらかになるまで潰したら、他の材料を混ぜ合わせます。
3、ココットなどの耐熱容器に入れて、フライパンに並べます。
4、フライパンに水を入れてフタをして蒸し焼きにします。
5、沸騰したら弱火にして7分程加熱し、固まったら火を止めて冷まします。粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷や出来上がりです。
仕上げに黒ごまやホイップをのせると、より美味しくなります。
焼き芋クリーム
材料
焼き芋、砂糖、牛乳、バター
2、焼き芋が温かいうちに、マッシャーでなめらかになるまで潰します。そこに少しずつ牛乳を加えてねっとりするまで混ぜます。
3、牛乳は加減しながら入れて下さい。
4、甘さが足りない焼き芋なら、砂糖を足して味見をして下さい。好きな甘さになったら全体を混ぜ合わせます。
5、最後に、コク出しのためにバターを加えて混ぜたら出来上がりです。
焼き芋パイ
焼き芋クリームを使用します。
市販の冷凍パイシートに包んで、オーブンで焼くだけです。
黒ゴマを少し乗せて焼くと、香ばしくなります。
焼き芋サラダ
材料
お好みの具材、マヨネーズ
2、焼き芋が熱いうちに潰して、なめらかなマッシュポテトのようにします。
3、お好みの具を食べやすい大きさに切って入れて、マヨネーズと和えたら出来上がりです。
焼き芋ポタージュ
材料
牛乳、塩、こしょう
2、焼き芋がひたひたになるぐらいまで牛乳を入れ、なめらかになるまでミキサーにかけます。
3、鍋に移して火にかけて、牛乳で伸ばしながら、好みの固さに整えます。
4、仕上げに塩、こしょうをしたら出来上がりです。
お好みで、みじん切りの玉ねぎやベーコンを炒めたものを入れると食べ応えが出ます。
焼き芋グラタン
材料
牛乳、チーズ、塩、こしょう
2、ラップをかけてレンジで温め、熱いうちにフォークで粗く潰します。
3、潰した焼き芋を耐熱皿に入れて、具が隠れるぐらいに牛乳を入れます。
、塩、こしょうをして牛乳と焼き芋を軽く混ぜ合わせます。
5、とけるチーズを散らして、トースターで焦げ目がつくまで焼いたら出来上がりです。
ちょっと豪華に、みじん切り玉ねぎを炒めて入れたり、ハムやウィンナーを入れても美味しくなります。洗い物
出るのが嫌なら、ボウルは使わずに最初から耐熱皿で温めて、潰してもできます。
意外と焼き芋は使い勝手が良いのでいろいろリメイクできます。
焼き芋がパサパサな時のおすすめアレンジレシピは？
パサパサになってしまっても捨ててしまうには勿体なさすぎます。
お芋感を残してアレンジすれば、違う一品が出来上がります。
はちみつバター
材料
はちみつ、バター
2、熱いうちにバターをのせて、溶けたらはちみつをかけて出来上がりです。
焼き芋のアイスのせ
材料
バニラアイスクリーム
2、温かいうちにアイスクリームをのせて、溶けたところを食べます。
大学芋
材料
砂糖、醤油
2、こんがりと焼けたら、焼き芋全体にまぶされるぐらいの砂糖を入れて、絡めながら混ぜます。
3、砂糖が溶けて、とろみとつやが出たら、ほんの少し醤油をたらして、再度混ぜて出来上がりです。
最後に黒ゴマがあれば振りかけてください。
焼き芋のバター醤油
材料
バター、醤油
2、フライパンにバターを溶かして焼き芋を入れて、焼き色が付くまで焼きます。
3、最後に、少しの醤油をたらして出来上がり。
また、パサパサになってしまった焼き芋をそのまんま復活させるには、アルミホイルにくるんでから低温のオーブンで焼き直すとしっとりします。
時間は、様子を見ながら行えば間違いないです。
まとめ
焼き芋がお家で食べれたら気軽にスーパーでお芋を買ってきてやりたいですね。
もし、失敗したとしてもアレンジしたりリメイクしたりして最後までふる活用できそうです。
お芋って、結構料理にもお菓子にも使えて便利な食材ですよね。
焼き芋の温め直し方のおすすめは？電子レンジなら何分？フライパンは？
