就活している時には、履歴書は必須アイテムです。
また、少しでも印象を良くしたくて就活写真は良く写ってるものを使いたいものです。どうせ使うならと、一度にたくさん撮って保管していたりもします。そこで疑問になるのが、履歴書の写真の使用期限です。やっぱり、履歴書の写真と実物があまりにも違ったらいけないですよね。
そこで今回は、履歴書の写真に使用期限はあるのか、履歴書に貼る写真に適した化粧や服装ってどんなのものになるのかについてお伝えします。
目次
履歴書に貼る写真に期限はあるの?
履歴書に張る写真って期限があるのでしょうか。
もちろんあります。
履歴書って大切なものですから写真もしっかりルールを守って貼るようにしましょう!
履歴書の写真は今の自分を表すものという定義
履歴書に貼る証明写真は、本人に間違いないという事を証明するために貼るものです。
実際の本人と履歴書の証明写真を見比べた時に、あまりにも違いすぎるとなると、それは本人を「証明する写真」ではなくなってしまいます。
そのため、証明写真を撮ってからその写真を使用しても良い期限は3ヶ月以内が理想的と言われています。
もしくは、 6ヶ月以内までなら許容範囲内ではあるようです。
6ヶ月以上経つと人相も変わってくる!?
写真を撮ってから6ヶ月以上経過すると、髪の毛は伸びて髪型も変わってきます。
たとえ同じ髪型にしても違いは出てくるものです。
さらに、半年分の生活感が出てきて人相も変わってきます。
太ったり、やつれたりする場合もあります。
それだけでも、今現在の本人と証明写真に写っている本人とは違いが生じてしまいます。
急激に太る、痩せるという場合もあるので、そういう場合は期限に関わらず撮り直しをすると良いですよ。
6ヶ月以内の証明写真と決められている理由
履歴書の証明写真が3ヶ月〜6ヶ月以内とされているには理由があります。
それは、社会のルールに関係してきます。
履歴書に貼る証明写真は、人物をイメージするのに使い、合否の判断をする際に利用される材料のひとつです。
就活の面接では、その場で入社を決めてくれるような会社はほぼありません。
そこで、履歴書に貼ってある証明写真を見る事によって面接後に忘れているイメージを思い出しながら合否の判断をするのに用いります。
会社の採用担当者は就活生との面接を終えて、履歴書と証明写真を見ながら、面接時の事も思い出して選考をします。
その時に面接時の印象と証明写真が違うと、好印象を持っていたとしても、違うかもしれないと惑わせてしまうかもしれません。
会社側にきちんとした自分を伝えるためにも、やっぱり3ヶ月〜6ヶ月以内の証明写真を履歴書には貼っていくべきです。
履歴書に貼る写真に適した化粧ってどんなの?
お化粧をするのは大人としての身だしなみです。
お化粧はTPOによって変えるものです。
就活用の証明写真となると清潔感のあるメイクが最も適しているといえます。
清潔感のあるメイクって?
清潔感って漠然と言われても何だろう?ってなりますよね。
簡単に説明していきますね。
①丁寧なスキンケアでベース作り
化粧となると、ファンデーションやアイメイクなどに重点を置きますが、そこまで行く手前の スキンケアが実は重要になります。
洗顔後に化粧水で肌を潤して乳液でフタをしてあげます。
下地を作っておくことで、次に塗るファンデーションのノリが変わってきます。
また、時間をかけてスキンケアをしている肌には、ハリや透明感が生まれるのでファンデーションも薄付きのものか、お粉のみでも大丈夫かもしれません。
もし、撮影の時にテカっているようなら、油分を取って上からお粉をはたけば問題ないです。
②ファンデーションは肌質に合わせる
自分の肌質に合わないファンデーションを付けていると浮いて見えてしまいます。
乾燥肌の人は、リキッドやクリームファンデーションが合いますが、厚く塗りやすいので注意して塗って下さい。
脂性肌の人は、パウダーファンデーションが合っていますが、あまり油分の多いタイプだと浮いてくるので気をつけましょう。
メイクに慣れていないなら、コントロールカラーを塗って上からフェイスパウダーをはたくぐらいでもいいかもしれません。
慣れないと厚塗りになって、清潔感とは程遠くなります。
③自然な眉毛
顔の印象を大きく左右するのが眉毛になります。
眉の形によって相手が抱くイメージが変わってくるので、写真となると尚更意識しなくてはなりません。
眉を描くときには、パウダータイプとペンシルタイプのアイブロウを使うのがおすすめです。
パウダータイプで全体の形を整えたら、ペンシルタイプで細かい部分を調整すると綺麗に仕上がります。
また、眉の太さも印象を左右するポイントになります。
今は、太眉がブームですが、ブームには乗らず 自分の生まれ持った眉毛の形を生かしながら、5ミリ以上の太さにすると自然な印象になります。
④口紅は肌色に合ったもの
写真の中でも、口角が上がっていた方が印象は良くなります。
口紅できちんと形を取っておくと、口角が上がっているかわかりやすくなります。
また、唇に赤みを足すことで血色が良くなり、健康的に見えます。
質感はマットなものを選び、色味は肌に同化せずに自然な赤味が出せる色を選ぶと失敗しません。
紅筆できちんと輪郭を作ってから塗れば、凛とした印象になります。
⑤チークやアイメイクは必要に応じて
証明写真なら、肌と眉と口にメイクをしていれば充分だと思います。
チークは、あまりにも顔の血色が良くない時に塗る程度で、口紅を塗れば血色は良く見えるので必ず必要な訳ではありません。
少し目元が寂しい時のアイシャドウは、ラメやパール感の強くない肌なじみの良いブラウン系がおすすめです。
まつ毛はビューラーで上げて少量のマスカラをするぐらいに抑えておきましょう。
つけまつげやまつエクはスーツには合わないので避けた方がいいですよ。
撮影する前にはメイクの確認
メイクした時には綺麗でも、写真を撮る時に綺麗でなくては意味がありません。
必ず、撮影前には隅々までチェックして最高の写真が撮れるようにしましょう。
履歴書に貼る写真を撮るときはどんな服装がいい?
就活では、希望している職場が私服通勤可能な場合でも証明写真はスーツで撮るのが一般的です。
実は面接官は、面接中の本人よりも履歴書に貼ってある写真を見ている回数が多いんです。
そのため、面接する時だけきちんとするのではなく、履歴書の写真でも服装に清潔感を出すことはとても大切な事です。
また、スーツは黒かダーク系の色を着用してワイシャツの色は白で形はスタンダードなものを着て下さい。
スーツやワイシャツにシワがないかを確かめて、シミやゴミが付いていないかを確認して下さい。
シワが目立たないようにスーツのボタンは、一番下を外して撮影するのが理想的だと言えます。
夏でも、ジャケットは着て撮影しましょう。
また、就活用の証明写真を撮るならスピード写真よりも写真館で撮るのをおすすめします。
スピード写真と写真館で撮った写真では、肌の色味などが全く違くなるのですぐにわかります。
会社の選考のやり方は、約80%が書類審査で落とされるというデータもあります。
書類だけで判断されるとなると、人と同じ事をしていても受かりません。
証明写真の違いなんて、ほんの少しかもしれませんが、その少しを意識するだけで合格する確率はグッと上がります。
写真館撮影となると多少費用はかかりますが、これからを決める大事な1枚になるのでそれぐらいの努力はした方が良いです。
髪型
長い髪の場合は周りの毛が落ちてこないように、ワックスなどでまとめて後ろで一つ縛りにします。
短い髪の場合は、耳にかかる毛は耳にかけます。
あまりボサボサなのも良くないのでオイルやクリームをつけて落ちつかせて下さい。
前髪は、目にかからないようにきちんと目元が見られる長さにしましょう。
また、髪の毛の色は明るすぎないことが大切です。
明るい茶色だと明るい印象にはなりますが、軽い印象を与えてしまいます。
広告やマスコミ系なら比較的許されますが、まだ勤めている訳ではないので、黒髪にしておくのが無難です。
特に、銀行や金融業界は非常に身だしなみに厳しいので、証明写真だからといって手は抜かずに精いっぱいの自分をアピールしましょう。
まとめ
もしかしたら履歴書に貼る写真で将来が決まってしまう事だってあるかもしれません。
そうなってしまうなら事前の準備をして挑んだ方がいいですね。
人生の大事な事ですから、妥協して後悔する前に身だしなみを整えましょう。