子育て

家庭訪問って玄関先でもいいの? 迎え方や聞くことは?

一昔前は、家庭訪問と言えば、「先生を家の中に招き入れる」という形が普通でしたね。
でも最近は、生徒1人当たりの家庭訪問の時間が、短くなってきています。
それに伴って、先生をどう迎えるかがかなり変化してきました。
ここでは、家庭訪問での先生の迎え方や、聞いておくべきことなどをまとめました。

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家庭訪問は玄関先でもいいの? 立ち話で良い?

最初に結論から言ってしまうと、家庭訪問は玄関先での立ち話でOKです。

私たち大人の感覚だと、つい「立ち話なんて失礼では」と思ってしまいますよね。
でも、最近は学校も、生徒のプライバシーに配慮するような方針に変わってきています。

そのため、家庭訪問の時に、先生を生徒の家に長居させないようにしているのだそうです。
なので、先生を家の中に上げようと引き止めたりするのは、逆に迷惑になるのですね。

そして、最近の家庭訪問は、1人の生徒につき、5~10分程度の滞在しかできないようです。
そのため、あまり込み入った話はできず、「挨拶+α」程度の会話になります。

先生も次の訪問先がありますから、話が短くても、引き止めないように配慮したいものです。

昔は、家庭訪問で込み入った話をしたものですが、時代は大きく変わりました。
なので、私たちもそれに合わせて、家庭訪問での先生の迎え方を変えていく必要があるのですね。

家庭訪問で先生の迎え方ってどうすればいいの?

「玄関先での立ち話でOK」とはいえ、先生を迎えるには、やはりマナーがあります。

もし先生が立ったままで居続ける場合は、私たちも立ったまま話をするという形が良いでしょう。
私たちが座り、相手だけを立たせたままにしておくというのは、少し心苦しいものです。

でも、立ったままで話すのが疲れるかな…と思ったら、先生に座布団を出しましょう。
そして、玄関先に座ってもらえば、私たちも一緒に座ることができますよね。

要は、「相手が立っていたら自分も立つ、相手が座ったら自分も座る」という形です。
このような形であれば、目線や頭が先生よりも極端に高くなることがないので、失礼になりません。

そして、もし余裕があれば、先生にペットボトルの飲み物を渡すのもオススメです。
ただ、玄関先で飲んでもらうのは、先生も気が引けてしまうと思います。

なので、先生が帰る際に渡し、「お茶もお出しできなかったので」とひと言添えればOKです。
更に、子供の連絡帳に、「昨日はお忙しい中ありがとうございました」と一筆添えるのも素敵ですよ。

家庭訪問で聞くことって考えておいた方が良い? どんなのが無難?

先ほどもお話したように、最近は家庭訪問の滞在時間がかなり短くなってきています。

そのため、子供のことに関しても、限られたことしか聞くことができません。
なので、先生が来た時に何を聞きたいか、事前に頭の中でまとめておくと良いでしょう。

もし子供から、学校のことに関する悩み相談を受けていたら、そのことについて聞いてみましょう。
その日に長話が出来なかったとしても、「後日学校にいらしてください」と言ってくれる可能性もあります。

家庭訪問は、子供が安心して学校生活を送るためのサポートの1つです。
なので、子供が悩みを抱えていた場合は、遠慮なく打ち明け、先生に知ってもらいましょう。

又、もし子供が学校に馴染みにくいようであれば、我が子の良い所を伝えましょう。
それによって、先生に我が子の良さを知ってもらうきっかけになるからです。

更に、「授業についていけているか」「友達とうまくやっているか」は必ず聞きたい質問です。
子供の学校生活がうまくいくかどうかは、この2点に掛かっていると言っても過言ではないからです。

そして、これらに対して問題がある場合は、時間をかけて我が子・先生と一緒に解決していきましょう。

まとめ

最近は学校の方針も変わってきていて、先生も、家庭訪問で長居が出来なくなりました。

そのため、「玄関先で立ち話」という形で先生を迎えても、全く問題ありません。
でも、気になる場合は、座布団やペットボトルの飲み物を用意するのもいいですね。

短い滞在時間になるので、先生に聞いておきたいことは、あらかじめ決めておきましょう。
特に、子供の友人付き合いや、授業についていけているかどうかは、必ず聞いてください。

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