りんごの皮・皮と実の間には、栄養がたっぷり含まれていることで有名ですよね。
ところが、りんごの皮には、かなりの量の農薬が付着しているとも聞きます。
でも、「どうしてもりんごの皮を食べたい」という時、どのように食べれば安全なのでしょうか。
又、りんごの皮を食べない方が良い時はどんな時か、その判断基準はどのようなものなのでしょうか。
りんごの皮には農薬がべったりって本当なの？
りんごの皮の表面には、残念ながら農薬が付着したままになっているようです。
かと言って、全く農薬を使わずにりんごを育てることは、ほぼ不可能なのが現実なんです。
なので、「完全無農薬のりんご」というものは、ほとんどないと考えて良いかもしれません。
では、りんごの皮は危険なので食べない方が良いかと言うと、そうではありません。
りんごの皮には農薬が残ってはいるものの、人間の健康への悪影響はないとされています。
りんごは一般の市場に出回る前に、かなり厳しい基準で検査が行われています。
そのため、基準値を上回る量の農薬が付着したりんごは、売ってはいけないことになっています。
なので、私たちが買うことのできるりんごは、農薬が付着していても、体への悪影響はありません。
もちろん、りんごを皮ごと食べても、健康には問題はないので、安心してくださいね。
食べても大丈夫！安全だよって聞くと安心しますよね(´艸｀*)
りんごの農薬除去方法とは？
さて、りんごに付着した農薬を除去するためには、基本的には、水洗いだけでOKです。
りんごを、手で優しくこすり洗いするだけで、農薬は水に流されてしまいます。
でも、残念ながら、水だけだと、まだ農薬が残ったままの状態になっています。
気になる人は重曹洗いを…
もちろん、そのままでも問題ありませんが、「気持ち悪い」と感じる人もいるかもしれませんね。
また小さな子供がいるとやっぱり少しでも農薬が残っているというのは気になるものですよね。
そのような時に活躍してくれる意外なアイテムが、重曹水なのです。
まず、りんごを流し水で洗った後、重曹水の中に10数分程度りんごを漬け置きしておきましょう。
そうすると、りんごの皮表面に残った農薬の大半が、除去される効果が期待できるそうです。
この実験は、アメリカの権威ある大学によって行われたものなので、信ぴょう性が高いですよ！
りんごを重曹水に浸けるときの注意点！
但し、りんごを重曹水に漬け置きする際は、1つだけ注意点があります。
それは、「重曹水の中に、あまり長い時間りんごを漬け置きしない」ということです。
りんごを重曹水の中に漬け置くのは10数分、長くても15分程度にとどめてください。
あまり長く漬け置きしてしまうと、りんごに含まれるビタミンも一緒に除去されてしまうのだそうです。
りんごは、健康に欠かせないビタミンが豊富であることが魅力の果物です。
その大切な栄養素であるビタミンが除去されてしまっては、意味がなくなりますよね…。
なので、重曹水に漬け置きする時は、タイマーを使って、時間を測りながら行うことをオススメします。
今はスマホにもタイマーがありますからね。
つけ置きしながら何か他の事をしていると10分なんてあっという間で(^-^;
ついつい忘れちゃうって事もありますからね。
りんごの皮を食べない方が良いものは？判断基準は？
基本的に、りんごは皮ごと食べてしまった方が、栄養素をたっぷり摂取できます。
確かに、残留農薬は気になりますが、体に害を及ぼすほどのものではないので安心して食べて良いんですよ。
そして、「りんごの皮を食べない方が良い例」に関しては、まずないと考えて大丈夫です。
「このような食べ方をしたら体に良くない」というものはないので、安心して皮ごと食べてくださいね。
但し、しいて言えば、洗っていないりんごをそのまま食べるのはオススメできません。
人体への害はないものの、洗っていないりんごには、まだある程度の農薬が付着していますよね。
又、洗っていないりんごは、やはり、衛生面から見ても少し心配です。
なので、皮ごと食べても大丈夫ではありますが、りんごは食べる前にしっかり洗いましょう。
これだけ気を付けておけば、りんごの栄養を丸ごと摂取できるんだから良いですよね。
小さな子供にはちょっとと言っても心配という事であれば重曹で漬け置き洗いや皮を剥く等してくださいね。
まとめ
りんごの皮には、残留農薬が付着してはいますが、人体に害を及ぼすレベルの量ではありません。
こすりながら水で洗い流せば、農薬の大半は除去することができますよ。
又、もし心配であれば、洗った後、重曹水に10数分間漬け置きしておくのもオススメです。
基本的に、りんごは皮ごと食べてOKですが、洗っていないりんごをそのまま食べるのは避けた方が良いでしょう。
