鶴岡八幡宮は、鎌倉市にあり、別名鎌倉八幡宮として関東エリアでは大変有名な神社です。
その理由は、鎌倉幕府初代将軍である、源頼朝ゆかりの神社言われています。最近は、三大八幡宮の一社としても有名です。
ちなみに三大八幡宮は全国に散らばっており、大分県宇佐市の宇佐神宮、京都府八幡市の石清水八幡宮、福岡県福岡市の筥崎宮(はこざきぐう)または別名筥崎八幡宮とこの神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮です。
この鶴岡八幡宮は、毎年9月16日に流鏑馬(やぶさめ)が執り行われます。流鏑馬とは、疾走する馬の上から、矢を放ち的を射る騎射(きしゃ)の儀式です。馬を馳せて矢を射るので最初は「矢馳せ馬(やばせうま)と言われていましたが、それが訛っていつしか「流鏑馬」と言われるようになりました。
今回は、鶴岡八幡宮で執り行われる流鏑馬の時間や場所取り早朝の稽古も見られるのかなどの情報について紹介します。
鶴岡八幡宮例大祭の流鏑馬の時間は?
鶴岡八幡宮の流鏑馬は、実は春と秋の2回あります。ただ、春は鎌倉観光協会が主催した流鏑馬で秋は、鶴岡八幡宮が主催の流鏑馬になります。
そのため、場所取りが必要となります。
鶴岡八幡宮が主催する例大祭の流鏑馬は、午後1時〜午後3時に執り行われます。ただ、始めは流鏑馬神事からスタートするので馬を走らせて矢を放つのは、大体午後2時前後になります。
鶴岡八幡宮の流鏑馬を見るなら場所取りは必須?!
鶴岡八幡宮の流鏑馬を見るなら、秋は有料席がないので場所取りが必須です。
春の鎌倉観光協会が主催の場合は、前述の通り、有料席が設けられますが秋の鶴岡八幡宮主催の場合は、一般の方への有料席はありません。そのため、場所取りが必須になります。ただ、一般の方への有料席がないのですが、関係者だと招待席が用意されています。
招待席にどうしても座って流鏑馬を見学したい、もしくは、両親や家族などを連れていくから座らせて見学させたい場合は、槐の会(えんじゅのかい)の会員になることをおすすめします。
槐の会に入会することで鶴岡八幡宮の関係者としてもらうことができ、秋の流鏑馬に招待席に招待してもらえるようです。
槐の会は、鶴岡八幡宮の支援団体で、伝統文化の振興や支援をしています。また、槐の会は年会費3,000円必要となるので会員になりたい人は、鶴岡八幡宮のHPを確認するか鶴岡八幡宮へ問い合わせてみて下さい。
鶴岡八幡宮の流鏑馬は稽古も見れるの?おすすめって聞くけどいつ?
鶴岡八幡宮の流鏑馬の稽古についても春と秋で事情が異なります。春は、鎌倉観光協会主催のため、午前中に流鏑馬の練習を見学することが出来ます。
秋の鶴岡八幡宮主催の場合は、練習風景を見学できるかどうか定かではありません。
一部の情報では、早朝の6時頃に見ることができるとされていますが、秋の場合は、情報が公開されていないので定かではないのが現状です。
ただ、ごった返した人の中で見たくないから練習だけでも良いから見たい!という人は、早朝に参拝がてら様子を伺うのも良いかもしれません。
まとめ
鶴岡八幡宮の流鏑馬は春と秋にあるのですがどちらも人気の行事です。混雑は必至ですので空いてるということはありません。
ただ、春と秋では主催が違い、春の方が比較的一般公開されている傾向です。そのため、有料席の有無などを考えると春の方が比較的指定席を確保したり、練習公開をしているので練習を見学しやすかったりします。
ただ、秋は秋で神社の景色も趣があるのでどちらが一概に良い悪いとかはありません。それでも秋に行かれる際は有料席がないので事前に場所取り計画を立てていくのか槐の会に入会して関係者として招待席に座れるようにするかがベターです。