「らっせーら!らっせーら!らっせ らっせ らっせーら!」
みなさんこの掛け声がねぶた祭りのものだって知ってましたか?
掛け声は知っているけれど、ねぶた祭りのものだとは知らなかった。なんて人もいるのではないですか?
ましてやその意味まで知っている人はどのくらいいるのでしょうか?
せっかく祭りに参加するのであればその意味まで理解して楽しもう!!
ということで今回はねぶた祭りの掛け声の意味やねぶた祭りの見所、楽しみ方を紹介させていただきます。
ねぶた祭りの掛け声にはどんな意味があるの
「らっせーら!らっせーら!
らっせ らっせ らっせーら!」
意味は分からないけどみんなが言っているからとりあえず合わせておこうなんて人もいるのでは?
しかしこの掛け声にはちゃんと意味があるんです。
だけど、「ほら 出せ 出せ」と言われても何を?と思いますよね。
実はこれ、ろうそくを出せって言ってるんです。
現在ではねぶたの光は電気が内蔵されてますが、昔はろうそくでした。
なので掛け声とともに家々を周りろうそくを集めていたんです!
相当の数のろうそくが必要だっただろうし、その為には掛け声の勢いもすごかったんでしょうね。
そんな意味を知っているのと知らないとでは掛け声の勢いにも違いが出るのではないでしょうか。
ねぶた祭りの見どころは?
実はねぶた祭りの最終日には花火が打ち上げられるんです!!
なので、花火とねぶたのコラボレーションが観られるのです。
他では絶対に見ることができないこのコラボは見逃せません。
有料観覧席もあるんですが、ねぶたと花火のコラボを見れる席は限られているようなのでチケット購入の際には気を付けてください。
2018年の詳細はまだ決まっていないので、問い合わせ先を載せておきます。
東奥日報社企画事業部 TEL.017-739-1249
ねぶた祭りの花火についてはこちらも見てみる【楽天たびノート】(2017年)
ねぶたをもっと間近で見たいなら?!
ねぶたをもっと間近で見たい人には「ラッセランド」もおすすめです。
「ラッセランド」とはねぶたを製作、収納するための小屋でねぶた祭り会場の近くに設営されています。
入口が開いている小屋は自由に見れるのですが、中に入るのであれば制作の人に一声かけてからにしましょう。
ねぶたをもっと詳しく知りたいのなら、7月上旬から8月6日までの期間でねぶたガイドによる解説付きの見学も出来るのでぜひ利用してみてはいかがでしょう。
写真には自信がある!!という方は写真コンテストもやっているんですよ。
入選作品には賞状や賞金の授与もあるので、より気合の入った写真が撮れるのではないでしょうか。
ねぶた祭りの楽しみ方とは?
ねぶた祭りは誰でも参加が出来るよ!と言われたらどうしますか?
せっかくなら参加したいですよね。
なんとハネト(ねぶたの周りを跳ねながら踊る人のこと)は誰でも参加OKなんですよ。もちろん観光客でも。
特に申し込みなどもないんですが、ちょっとだけ決まりがあるので紹介しますね。
ハネトの衣装は、市内のデパートなどで5000円~10000円(一式)で売られていますし、レンタルできるお店もあり、着付けもやってもらえるのでお願いしましょう。
衣装を着たら運行開始の30分前くらいまでに待機中のハネトの集団に入れば準備OKです。
基本的には自分のすきなねぶたのハネトに参加できますが、一部の団体では全員がそろいの衣装で部外者お断りのところもあるので気を付けてくださいね。
あとは「らっせーら」の掛け声とともにねぶた祭りの熱気を肌で感じてください。
まとめ
東北三大祭りの中でもダントツの参加者数を誇る「青森ねぶた祭」職人さんたちが作り上げた勇壮なねぶたをじっくり見るもよし。
ハネトに参加して祭りの熱気を感じるもよし。
それぞれの楽しみ方が出来る「青森ねぶた祭」
今年の夏の思い出にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
ねぶた祭りをゆったりみたいなら桟敷席もおすすめ。気になる人はこちらも見てみる。