子供はイヤホンっていつから使えるか気になりますよね。子連れでの移動や待ち時間などにスマホなどで動画を見せたりするときに、音で周囲に不快な思いをさせないためにもイヤホン使えると便利!
ここでは、イヤホンはいつから使えるのか、イヤホンとヘッドホンどちらがいいのか、子供に悪影響はないかをご紹介。
目次
子供のイヤホンっていつから使っていいの?
お出かけの時や移動中など、子供が退屈しないようにとスマホやタブレットなどを子どもに渡すこともあると思います。
スマホやタブレット、DVDプレーヤーなどの音が周囲に迷惑にならないためにはイヤホンやヘッドホンが便利です。
大人は当たり前のように使うものですが、子供は何歳ぐらいから使ってもいいのでしょうか。
具体的に「〇歳から」という定義はなく、親の判断によります。
イヤホンのサイズが子供の耳に合わなかったり大きすぎるヘッドホンなどは無理に使用しないようにしましょう。
大人用のものではサイズが合わない、使わせるのがなんだか心配、というときは子供用のイヤホンやヘッドホンがおすすめ。
音量制限が設けられていて耳に負担をかけなかったりコードが絡まらないつくりになっているので、安心して子供に使わせることが出来ますよ。
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子供にはイヤホンとヘッドホンどっちがいい?おすすめは?
音を聴くにはイヤホンとヘッドホンがありますが、子供が使うとしたらどちらの方がより安全なのでしょうか。それぞれの特徴を簡単にまとめました。
イヤホン
最近のイヤホンには、「ノイズキャンセリング機能」が備わっています。
ノイズキャンセリング機能とは、イヤホンの外の周囲の音を小さなマイクで拾い、その音を打ち消す機能のこと。
そうすることで音がきれいに聞こえるようになります。
イヤホンはコードをうまくまとめたりケースやポーチにしまってしまえばかさばらないので持ち運びすることを考えると便利です。
ヘッドホン
ヘッドホンはイヤホンに比べて周囲の音をしっかり遮音し音漏れが少ないのもメリット。
ただし音漏れしにくいがゆえに大きな音で使ってしまうデメリットもあります。
それに、周囲の音を遮断するのは大人が自分で使う分にはメリットですが、子供が使うにはちょっと心配。
話しかけても気づいてもらえないこともあり親にとってはストレスの要因になるかもしれません。
イヤホンはヘッドホンに比べて音質は劣りますが、子供にとって音質はさほど重要ではないでしょう。
それよりも持ち運ぶときにかさばらない方がお母さんとしてはありがたいことなので、イヤホンがおすすめです。
子供がイヤホンを使う事で悪い影響があったりしないの?
子供がイヤホンを使って音を聞くことは何か悪い影響などはないのでしょうか。
静かな場所で小さい音量で使うことは問題ないのですが、気をつけたいのは電車や飛行機などの騒がしい場所での使用。
周囲が騒がしいと、ついついイヤホンの音量もあげてしまいます。
これは、大人も子供も難聴を引き起こす可能性のある危険な行為です。
イヤホンやヘッドホンで大きな音量を聞くことで起こる難聴を「ヘッドホン難聴」や「騒音性難聴」と呼びます。
騒音性難聴の症状としては、比較的高い音域の音が聞こえなくなるということ。
これがエスカレートすると少しずつ低音域も聞き取りづらくなってきてしまいます。
厄介なことにこの難聴は自覚しにくいことも特徴。
気づいた時には
- 人の話を頻繁に聞き返したり
- 複数の人が話していると内容が聞き取りにくくなったり
- 騒がしいところで人の話が聞き取れなくなったり
なんてことになってしまうかもしれません。
「最近子供が話を聞き返してくる、無視をすること」なんてことが増えたらもしかすると難聴になってしまっている可能性があります。
しかも難聴は一度なってしまったら治療や薬でなかなか治るものではないので要注意です。
騒音性難聴を防ぐためにできることは?
- 音量を小さくする
- 長時間使用しない
- イヤホンやヘッドホンを毎日使わない
- 性能の良いものを使う
これが大切です。
旅行や帰省などの長時間の移動だとしても、途中で耳の休憩を挟むようにしてください。
子供は自分で判断が出来ないし好きなことは永遠にやっていたいと思ってしまいます。
大人が声掛け、注意してあげるようにしましょう。
まとめ
イヤホンやヘッドホンを使い始める年齢は親の判断によります。
使用するときは音量や使用時間に注意したり、子供用を使用したりして、難聴になってしまうのを防ぎましょう。
外出先での動画やアニメを見せることは仕方のない時もあります。
だからといってイヤホンなどで大きな音で見るのは子供の耳にとって絶対に良くありません。
周囲の大人が意識して子供の耳を守ってあげたいですね。