食・料理

三角おにぎりの握り方のコツは?上手にできない時は?具の入れ方はどうする?

最近は、ごはん離れが進んでいるといわれていますが、おにぎりとなるとまた別かもしれません。

おにぎり専門店には行列ができたりしてますよね。ふんわり握ったおにぎりに、美味しい具を入れてパリパリの海苔をつけて食べればそれだけで十分満足です。でも、素人が握ると形悪く握れなかったりします。

そこで今回は、三角おにぎりを握る時のコツや上手に三角にできない場合ばどうするのか、きちんと具を入れるにはどうすればいいのかについてご紹介します。

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三角おにぎりの握り方のコツってあるの?

下の手の形をしっかり固定する事。

これさえ守れば、ふんわり三角おにぎりが握れます。
下の手がおろそかになると、いくら上の手で形作ろうとしてもうまくいきません。

三角おにぎりの握り方

1、お米は、1時前ぐらいに研いで浸水させておきます。
水の量は少なめで、固めに仕上がる様に炊きます。
2、中に入れる具材の準備をします。梅干しは種を取って鮭も骨は取って下さい。手もきちんと洗っておきましょう。
3、なるべく熱いごはんを、茶碗によそいます。100gくらいが握りやすいです。
4、手の平に湿る程度の水をつけて塩少々を 手につけてなじませます。
5、手の平にご飯を乗せて、中央をくぼませたら、具をのせて右手をかぶせてごはんを包み込み、軽く力を入れて丸く握ります。
6、左手の手の平を「こ」の形にし、右手を「へ」の形にして握ります。
7、回転させながら三角になるよう形作りながら握ります。
この時にごはんの粒をつぶさないように力を抜いて優しく握って下さい。
8、温かいうちに包むと蒸れるので、少し冷めてからラップかアルミホイルに包んで下さい。あれば、抗菌作用のある竹皮がベストですが、なかなか一般家庭にはないですよね。

ラップで握る場合…

※ラップで握る場合 3までの工程は、同じで4からが違くなります。
1、ラップを広げて、茶碗のごはんの半量を広げて中央をくぼませます。具材をのせたら、上から残しておいた半量のごはんを被せてラップで包んで三角に握ります。
2、形が作れたら、ラップを開いて両面に塩をまんべんなくつけます。
3、冷めてから新しいラップかアルミホイルで包んで下さい。すぐに食べるなら塩は少なめで、お弁当などで時間が経ってから食べるなら多めにまぶしておいて下さい。

しっとりした海苔おにぎりが好きな方もいると思いますが、海苔を付けたまま包んでしまうと、菌が繁殖しやすくなるので止めておいた方がいいですよ。

海苔を持ってく際には、ジップロックなどの袋に好きな大きさに切って持って行けば、パリパリ海苔のおにぎりが食べられます。
ちなみに、おにぎりは素手で握った方がふんわりと形よく作れますが、ラップで握った方が衛生面を考えると安全です。

その時の季節や食べるまでの時間などを考えて、素手で握るかラップで握るかを決めるのがいいですね。

おにぎりが上手に三角にできない時はどうする?

おにぎりの基本的な形は、主に3種類です。

三角形ができないとしても、他の形で握れば問題ないですよね。
三角以外の形は、俵形と丸型になります。

基本的な握り方は、三角形の握り方1〜5までは一緒です。

俵形おにぎり

左手を三角形のおにぎりを作る時よりも丸みを持たせた「こ」の形にし、右手の指で押さえながら、俵形に形を整え握る。

ごはんの粒をつぶさないよう、力を入れすぎずに握る。

丸型おにぎり

そのまま左手の手の平と、右手の手の平を合わせて軽く押さえ、おにぎりの外側の形を丸く整えていく。

ごはんの粒をつぶさないよう、力を入れすぎずに握る。

こうすれば、三角形ができなくてもちゃんとしたおにぎりが握れます。
また、手で握るおにぎりではなくなりますが、100均で売っているおにぎり型を使えば三角おにぎりも楽々です。

型に詰めてギュッと押し込んで作るのでふんわり握るのはちょっと無理ですが、あんまり形悪いおにぎりを作るよりは良いのではないでしょうか。

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おにぎらずって何?

後、忘れてはいけないのは最近流行りのおにぎらずです。

その名の通り、握らないおにぎりです。
手を汚さず簡単にできて、今までおにぎりには入れられなかった具材も 包める事から、具のバリエーションがかなり広がっています。

おにぎらずは最近流行りだしたのですが、おにぎらずが考案されたのは意外と古くて1991年に刊行された「クッキングパパ」という料理漫画の第22巻で紹介されたのが最初だといわれています。

25年以上も経ってからのブームには、ネットやSNSの影響が大きいとされています。

おにぎらずの作り方

ふろしき包みと言われている基本の包み方です。

漫画でも紹介されていた包み方です。

1、ラップを敷いて全形海苔をひし形におきます。
2、海苔の真ん中にごはんを乗せます。100gぐらいがやりやすいです。
3、好きな具を乗せます。基本的には、何でも具材にできますが、汁気の無いものや傷みづらい物が理想です。
4、具材を乗せたら、上からごはんを乗せます。ここでも100gのごはんです。
5、全部乗せたら、海苔で包みます。包み方の順番は、上下→左右のように対角線に包みます。
後で崩れないように、できるだけキツめに包みます。ご飯と海苔の間に少しでもすき間ができると失敗するので、海苔にごはんを乗せる時に、しゃもじで正方形に形作っておくと作りやすいです。
6、最後に海苔の下に敷いていたラップで形作り、海苔とごはんが馴染んだらラップを開けて冷まします。
おにぎらず は断面が綺麗なので半分に切る場合が多いのですが、そのまま切ると崩れるのでラップに包んだまま切ると上手に切れますよ。

ちなみに、先程書いたように海苔を巻いたおにぎりは長時間経ってから食べるのはおすすめしません。

なので、おにぎらずは海苔で包んで作るのでお弁当として持って行くというよりか、お家のお昼ご飯で食べるのがいいのではないでしょうか。

おにぎりの具の入れ方ってどうするのがおすすめ?

手にごはんを乗せた時にくぼみを作ってそこに入れられたら一番ですが、片手でやってるとなかなかうまくいかない場合もあります。

そんな時は、手にのせる前に器にご飯を半分いれて、真ん中を少しくぼませてそこに具を置いて、ご飯をかぶせて器からはずして手に乗せて握る。

こうすれば、偏る事なく真ん中に具を置く事ができます。

具を混ぜ込む

大きい具材は刻んで、フレークやじゃこなど最初から細かいものはそのまま混ぜ混んでしまいます。

そうすれば、どこを食べても味がするし、具が表面にも出てくるので塩を付けなくても美味しくなります。
減塩にもなりますよ。

まとめ

おにぎりを三角形に握るのって案外、難しいんですよね。

その為には、基本をしっかり覚えないといけないですね。
でも、多少いびつでもおにぎりは愛情込めて握れば美味しくなるとも言われているのでそこだけはきちんと守って握りたいですね。

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