最近、ダニ対策としてバルサンをする人が増えているようです。
では、ダニをしっかり駆除するためには、どのようにバルサンを使ったら良いのでしょうか。
又、バルサンをする時、その部屋にある衣類や布団はどうしたら良いのでしょうか。
ここでは、バルサンの使い方や、バルサンをする時の衣類や布団のことについてまとめました。
ぜひ参考にしてみてください♪
ダニ対策のバルサンの使い方って?
実は、バルサンそのものの使い方は、誰でもできるくらい簡単です。
色々なタイプがありますが、説明書を読めばすぐにわかるシンプルな使い方です。
知っておかなければならないのは、むしろ、バルサンをする前の準備です。
- 人の口に触れるものはしまう
- タンス、クローゼット、押入れは開ける
- 窓や換気口は閉める
- ガスの元栓を締め、ライターなども置かない
- バルサンは部屋の真ん中に置く
まず、人の口に触れるものは、1つずつ全て紙などで包み、棚に入れて、その扉をしっかり閉めます。
次に、ダニが潜んでいる可能性が高いタンスやクローゼット、押し入れは全開にします。
ここを閉めたままにすると、バルサンの殺虫成分が肝心なところに行き渡りません。
その一方で、窓や換気口など、外に通じるところはしっかりと閉め切ってください。
バルサンの殺虫成分が外に出てしまうと、空気が汚れ、他の人たちの迷惑になります。
更に、ガスの元栓はしっかり閉め、ライターなど引火の可能性のあるものはおかないようにしましょう。
バルサンの煙は、思った以上に引火しやすいため、細心の注意が必要です。
そして、バルサンは、部屋の真ん中に置くようにしてください。
そうすることで、煙が部屋の隅々まで行き渡るようになり、効果的にダニを駆除することができます。
バルサンをする前の準備をしっかりしておかないと、後で処理が大変だったり効果が半減したりするので気を付けましょう!
ダニ対策にバルサンをする際衣類はどうする?
衣類がたくさん置いてある部屋に、バルサンを焚くこともありますよね。
クローゼットの中はダニが発生しやすいので、必ず定期的にバルサンをしておきたいものです。
ではこの場合、クローゼットの中にある衣類はどうしたら良いのでしょうか。
そして、バルサンの煙が行き渡らない場所に、一時的に移動させてください。
中には、「衣類にカバーをかければ、クローゼットの中に入れっぱなしでも大丈夫」という意見もあります。
でも、最近は肌が弱かったり、アレルギーを持ったりする人も増えてきました。
そのため、衣類に煙が付着すると、肌が過剰反応してしまう可能性があります。
なので、念のため…と考え、衣類はバルサンを焚く部屋から移動してくださいね。
もし衣類に煙が付着してしまったら、衣類にブラシをかけてください。
そして、心配であれば、その衣類をキレイに洗濯しましょう。
バルサンをするときって布団はそのままでいいの?
布団は、ダニの住み家と言われるくらい、ダニが大量発生しやすいものです。
では、バルサンをする時、布団はどうしたら良いのでしょうか。
実は、バルサンは、布団の内部に潜むダニには効果がないのです。
布団の表面に付着したダニには効果がありますが、布団の奥までは殺虫成分が行き届かないのですね。
それどころか、布団の表面にバルサンの煙が付着し、それが肌に触れると、人体に悪影響が出る場合もあります。
そのため、バルサンをする部屋には、できるだけ布団を置かないようにしてください。
押し入れの中にバルサンの煙を行き渡らせること自体は、全く問題ありません。
でも、中にある布団は、押し入れから出し、他の部屋に移動させてくださいね。
[point_box3 color=”blue”]ちなみに、布団内部に潜むダニを駆除するには、バルサンよりも布団乾燥機が効果的です。[/point_box3]
布団乾燥機を持っていない場合は、布団を定期的に天日干ししてみてください。
まとめ
バルサンの使い方はとても簡単で、説明書を一読しただけで誰でもできます。
但し、使い方そのものよりも、バルサンをする前の準備の方が大切です。
バルサンの煙の殺虫成分が強いため、煙を付着させてはいけないものを移動させる必要があります。
又、煙を外に出さないようにする配慮も必要になってきますね。
バルサンをする時、衣類や布団も他の部屋に移動し、煙を付着させないようにしましょう。
布団はダニが発生しやすいですが、布団内部のダニはバルサンでは駆除できません。
この場合は、布団を天日干しするか、布団乾燥機を使ってみてください。
バルサンのやる際の注意点などはこちらの記事が参考になりますよ。
→ ダニ対策にバルサンって効果的?いつやるのが良い?注意点は?