岐阜県郡上市で毎年開催されている、郡上踊りに行ったことはありますか?
郡上踊りは、7月中旬から9月下旬まで、20時から毎晩盆踊りを楽しめます。こんなに長い期間盆踊りを楽しめる場所もそうないのではないでしょうか。
又、8月中旬には、盆踊りで踊りあかす「徹夜踊り」もありますよ!体力に自信にある方は参加してみるのも良いですよね。
盆踊りの活気や、踊ることが大好きな人にとっては、最高のお祭りです。
そこで、郡上踊りの楽しみ方についてお話したいと思います。
ぜひ郡上踊りに参加してみてくださいね♪
郡上踊りの楽しみ方は? 踊りは覚えた方が良い?
郡上踊りは盆踊りのお祭りなので、浴衣で来る人が多いようです。
でも、汗や熱気でかなり暑くなるので、自信がない人は洋服で参加してもOKです。
特に、熱中症が心配な場合は、無理をせずに洋服で行った方が良いかもしれませんね。
踊りの振り付けは、そこまでストイックに覚える必要はありません。
当日は、やぐらのステージ上で、ベテランの方がお手本として踊ってくれます。
なので、そのお手本を見ながら踊るという形でOKです。
又、周りの人たちも同じ振り付けを踊っているので、近くの人を見ながら踊ってもいいですね。
お手本の踊りや周りの人のまねをしているうちに、自然と振付が体の中に入ってしまいますよ。
もちろん、「完璧に覚えて踊りたい」という人は、事前に動画などを見ておいても良いでしょう。
踊りを覚えてから参加すると、熱の入り方も違ってくるかもしれません。
踊り疲れたら、屋台で食べ物や飲み物を食べてもいいですね。
又、メイン通り近くに、吉田川という趣のあるキレイな川辺があります。
そこでせせらぎの音を聞きながら、少し休憩するのもオススメですよ。
郡上踊りの踊り方は?かわさき、春駒って?
郡上踊りの演目の中でも、最も有名なものは「かわさき」「春駒」です。
この2つの演目を覚えておくと、郡上踊りを更に楽しむことができますよ。
かわさき
「かわさき」は、郡上踊りに欠かせない、1番有名な演目です。
踊りの振り付けも、シンプルな動きで構成されていて、曲も比較的ゆっくりです。
なので、「踊れるかどうか心配」という人でも、安心してついていけますよ。
曲も歌詞も、落ち着いた美しい雰囲気が魅力の演目です。
浴衣姿の女性が踊ると、粋な感じを醸し出すことができて素敵ですよ。
春駒
次に紹介する「春駒」は、「かわさき」とは全く違った雰囲気を持った演目です。
リズミカルでエネルギッシュな曲調で、活気のある振り付けも特徴的です。
何か所か飛び跳ねる動きも出てくるので、少し気恥ずかしさを感じるかもしれません。
でも、そこはやはり、思い切って飛び跳ねてみて、自分を解放してしまいましょう!
先程の「かわさき」は、女性的な雰囲気の踊りでした。
でも、「春駒」は、どちらかと言うと「カッコいい雰囲気」の踊りですね。
お囃子の賑やかな演奏に合わせて、リズムに乗ってしまうことがポイントですよ。
郡上踊りの種類ってどのぐらいあるの?
郡上踊りの演目は、先程の「かわさき」「春駒」を含め、全部で10種類あります。
どの演目も、それぞれ違った雰囲気があるので、実際に踊ってみると面白いですよ。
全ての演目の動画がありますので、それを見ながらイメージを掴んでみてくださいね。
- 猫の子
- げんげんばらばら
- 古調かわさき
- 三百
- さわぎ
- やっちく
- 郡上甚句
- まつさか
ちなみに、お祭りの最初には「古調かわさき」が流れ、最後には「まつさか」が流れます。
そしてどの演目も、江戸時代の人々の、活気ある日常生活をテーマにしています。
なので、ネズミ捕りの飼い猫の踊りや、農耕の動きがある踊りなどもあります。
又、中にはかなりリズミカルな踊りもあるので、踊っていると良い運動になりますよ。
どれも個性豊かな世界観と振付の演目ばかりです。
思い切り踊って汗をかきながら、郡上踊りの楽しさを体で感じてみてくださいね。
まとめ
郡上踊りは、年齢・性別・国籍関係なく、みんなで踊って笑顔になれるお祭りです。
なので、恥ずかしがらずに、思いっきり踊ってこそ、郡上踊りの良さがわかると思います。
当日は踊りをナビゲートしてくれる人がいるので、振り付けを覚えなくても大丈夫です。
又、郡上踊りの演目は10種類あり、「かわさき」「春駒」が最も有名な演目です。
どの演目でも、江戸時代の人々の暮らしを明るく表現しています。
日本人の昔からの暮らしの様子を、踊りながら感じることができますよ!