クリスマスやお誕生日、お呼ばれなどした時には、手作りのケーキを作ったりしますよね。
でも、大きなホールだったり量をたくさん作ったりして、その日には食べきれなくなってしまう事もありますよね。だからといって捨てるのは、もったいなさすぎます。
なので最初にしっかり保存方法や賞味期限などを知っておいた方が良いですよ。
そこで、今回は手作りしたケーキの保存はどうすればいいのか、専用ケースって必要なのか。手作りケーキを持ち運ぶ時、崩さない様にするにはどうするのか。
また、賞味期限ってどのくらいなのかなど手作りケーキに関して気になる事をご紹介します。
参考にしてみてください♪
目次
手作りケーキの保存はどうすればいい?専用ケースって必要?
デコレーションしてあるケーキは生クリームが、周りについてるのでラップなどでは包めないし、タッパーに入れたら型崩れが心配ですよね。
身近にあるものを少し工夫する事で、簡単に手作りケーキの保存ができます。
厚紙を使って保存する方法
- デコレーションケーキの高さよりも高さのある厚紙を、ケーキの大きさの周りプラス3cmくらいにカットします。
- その厚紙でケーキを囲ったらホチキスなどで止めておきます。その上からふんわりと、ラップをかぶせる。
そうすれば直接生クリームにラップがつかないので、崩す事なく保存ができます。
アルミホイルを使って保存する方法
- アルミホイルを適当な長さに切ってくしゃくしゃにしたら、棒を作る。
- この棒を複数作る。
- 一回り大きなお皿にデコレーションケーキを置いて、アルミ棒がケーキに触れない様に型作りながら橋渡して固定させて、上からラップをかぶせる。
ちょっとした手間をかければ、デコレーションしてあるケーキも崩さずに保存する事ができます。
身近な物を使ってケーキを保存する方法もありますが、一番理想的なのは専用のケーキケースでの保存が安心ですね。
冷蔵庫は意外と乾燥しているので、ラップで包んで置いたとしても、外気のせいで固くなったりしますから、美味しく保存したいなら購入しておいても良いですね。
品揃えの豊富な100均などならありますし、ケーキケースとして売っていなくてもアクリル製でケーキケースに使えそうなものもあるので、いろいろ探してみた方が良いですね。
これから、手作りでケーキを作る機会が増えそうならば買っておいても損はないと思います。
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ケーキを少しでも長く保存したいという人は冷凍保存もおすすめです。
→ 手作りケーキって冷凍できる?解凍方法や期限は?
手作りケーキを持ち運び、崩さないために気をつけることは?
ケーキを運ぶ時には、崩れない様に注意する事はいろいろあります。
ケーキを崩さず運ぶためのポイント 2選
ケーキを運ぶ際に気を付けたい大事なポイントを2つご紹介します。
ケーキの保存温度
なぜ、保存温度に気をつけなければいけないのかというと、生クリームを使っているケーキは生クリームがとても溶けやすいものだからです。
生クリームは油でできています。10度以上になると、乳化し出して溶けてきてしまいます。
崩さない様に運ぶ為には、10度以下の温度を保って運んであげて下さい。
長い移動の場合は、保冷剤など入れてあげるといいですね。
ケーキの安定性
安定させる方法としては、平らで中のケーキがあまり移動しない様な入れ物に入れて下さい。
丁度いい大きさの物がない場合は多きめの箱に入れたら、余っている所に厚紙で余白分の大きさの筒状の物を作って納めておきます。
一番安全なのは、専用のケーキケースに入れて運ぶ事です。
ケーキケースはケーキをカバーしてくれる容器なので、運ぶ時の振動などが伝わりにくくなり型崩れを防いでくれます。
最近は、100均などにも売っていて高いものではないので、うまく活用してみて下さい。
ケーキを崩さず運ぶための準備は
また、ケーキを崩さないで運ぶには、準備が必要です。簡単にできる方法をいくつかご紹介します。
ケーキの周りにフィルムを貼る
市販のケーキを買った時に付いている、透明のフィルムの事です。
あれは、型崩れを防ぐ為につけられている物です。
お家にあるのは珍しいですよね。なければ、ラップで代用できます。
クリームが付いてしまうのは仕方ないですがなるべく、余裕をもって貼り付けると剥がす時に楽です。
ケーキを入れて運ぶ箱
ケーキより一回りくらい大きめの箱を用意します。
そして厚めの紙を用意して、ケーキがちょうど収まるくらいの筒を作ります。
その中にケーキを入れて、持ち運ぶ為の箱の中にケーキと筒を一緒に入れます。
筒の周りにはビニールに入れた保冷剤などで、倒れない様に埋めて運べば型崩れを防げます。
ケーキの箱を入れる袋
大きめでしっかりとした紙袋で、底は四角い方が安定します。
ない場合は、風呂敷や大きめの布の真ん中に箱を置いて、包み込む様に縛り上げると、崩れにくくなるので安定します。
もし、運ぶ事が最初からわかっている場合は、ケーキ屋さんでケーキを買う時に入れてもらえる様な箱を事前に準備しておくのが一番安全ですよね。
手作りケーキの賞味期限ってどのくらいなの?
手作りケーキの賞味期限は、 味や風味が変わらずに食べられる期限と考えて下さい。
そして手作りケーキの賞味期限は、ケーキの種類によって異なります。どの種類のケーキも、保存する時には空気が触れない様にラップで包むか、専用の密閉容器に入れます。
デコレーションケーキ、ロールケーキの賞味期限は
デコレーションケーキ、ロールケーキは冷蔵庫で3日
空気に触れない様に密閉容器に入れて保存して下さい。
もちろん、一番おいしく食べられるのは作った当日です。
できる事なら食べる分だけ作るのがベストです。
生の果物を使用している場合は、冷蔵庫に入れておいたとしても、2日以内には食べきった方がいいです。
スポンジケーキの賞味期限は
スポンジケーキは冬は常温で、夏は冷蔵庫で3日
生クリームでデコレーションする前のスポンジケーキなら常温でも問題ないです。夏場は、腐りやすいので冷蔵庫に入れた方がいいです。
冷蔵庫に入れる時には、しっかりとラップをして乾燥を防いで下さい。
気をつけなければいけないのは、スポンジケーキは冷蔵庫内の臭いを吸い取りやすいので、臭いがきつい物の近くには置かない様に気をつけて下さい。
デコレーションケーキを作る時に、先にスポンジケーキだけ焼いて保存しておいて後からデコレーションだけすれば、あっという間にデコレーションケーキを作る事ができちゃいます。
生クリームを使っているデコレーションケーキは賞味期限が短いです。
もし、たくさん作る場合やすぐに食べられない事がわかっている場合は、賞味期限が長いケーキもあるのでよく考えてから手作りした方がよいですね。
カップケーキの日持ちはこちらの記事が参考になりますよ。
→ 手作りカップケーキの日持ちってどのくらい?保存方法は?冷凍もできるの?
まとめ
保存方法や持ち運び方を知っておけば、ちょっと作りすぎた時なんか便利ですね。
お家にお呼ばれしても綺麗に運ぶ事ができますね。美味しく食べられる期限がわかっていれば、無理に食べる事もないですし、又、食べられず終わってしまう事もなくなりそうですね。
食べきれないからと諦めていた人も、きちんとした保存の知識で手作りに挑戦できそうですね。