お誕生日やクリスマス、一年でケーキを買う回数って、結構多いものですよね。
ご近所にある、徒歩で買いに行けるケーキ屋さんであれば良いのですが、街のデパ地下や、少し離れたケーキ屋さんでケーキを購入することもあると思います。
そんなとき、持ち運ぶ手段が自転車だった場合、ちょっと困ってしまいますよね。
ガタガタ揺れる自転車でケーキを崩さずに運ぶには、どのようにケーキを運び、また、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか?
ケーキの型崩れを恐れて、自転車でケーキを運ぶことを諦めずにトライできるよう、今回は、そのちょっとしたコツや、坂道や段差での対策もご紹介します。
目次
自転車でケーキを運ぶ時はどうやって運ぶ?コツはある?
まずさいしょにお伝えしたいのが、自転車でケーキを運ぶとき、自転車のカゴにケーキを入れるのは絶対にやめましょう。
前カゴ、後ろカゴ問わず、自転車本体にケーキを置いてしまえば、道を走る際の衝撃で確実にケーキは型崩れしてしまいます。
ハンドルにぶら下げて運ぶ
まずおすすめなのは、ハンドルにぶら下げて運ぶことです。
運び方は、まずケーキの箱を、持ち手の付いた袋などに入れます。
次に、ケーキの箱が水平を保つように、そっとハンドルにぶら下げましょう。
ここで、斜めになったり、途中で袋の持ち手がずれたりしないよう、細心の注意は必要です。
自転車をこぐ衝撃からケーキを守って運ぶことができます。
ただ、この方法のデメリットは、自転車をこぐたびに、袋がそれなりに揺れてしまうことです。
大きく揺れてしまえば、いくらケーキの箱が水平を保っていても、やはり型崩れの心配があります。
袋が大きく揺れてしまうことと、袋の持ち手がずれてしまうことを防ぐために、自転車を運転する速度を落として出来るだけゆっくりゆっくり運転しましょう。
片方の手でケーキの袋を持つ
次におすすめなのが、片方の手でケーキの袋を持つことです。
直接手に持つので、ハンドルにぶら下げるよりも比較的少ない衝撃で済みます。
運び方は、まずケーキの箱を、持ち手の付いた袋などに入れます。
ここまでは、ハンドルにぶら下げるときと同じです。
次に、ハンドル操作をしない方の手に袋の持ち手を持つか、持ち手を両方束ねてつかみます。
または、ハンドル操作しない方の腕にかけてもいいでしょう。
袋の持ち手を出来るだけ短く持つと、揺れをかなり抑えることができます。
ただ、この方法のデメリットは、自転車の運転が片手になってしまうことです。
片手運転でもしも自転車ごと転倒してしまうようなことになれば、ケーキが型崩れするのはもちろんですが、ケーキどころではなく、とても危険です。
細心の注意を払って、ゆっくりゆっくり運転するように心がけてください。
かごを使うなら…
基本的にかごは絶対にやめましょうとは言いましたが、ハンドルにかけると扱ぐのに邪魔だったり、片手運転なんて無理なんて事もありますよね。
そんな時はタオルなどを持参してケーキの箱の下やサイドに詰めてできる限りかごの中で動かないように、衝撃を吸収できるようにして運ぶと良いですよ。
その場合もなるべくスピードを出さないように慎重に運ぶようにしてくださいね。
自転車でケーキを運ぶ時に坂道はどうする?
ケーキを自転車で運ぶ時、坂道はどうしたらよいのか。
迂回して、坂道がない道を選べるのであれば、より安全ではあることは確かです。
どうしても坂道を通らなくてはならない場合には、とにかく、ケーキの箱を水平に保つよう気をつけましょう。
自信がないときの最終手段は、坂道の下に一度自転車を停めて、歩いてケーキを持って坂道を登ることです。
坂の下に自転車を取りに行き、登ってくるまでの間、坂の上にケーキだけを置いておくことになってしまいますが、目の届く範囲であれば、最終手段はこれしかありませんね。
周りに人がいるとちょっと怪しく映っちゃうかもしれないので注意してください。
自転車から降りてケーキをハンドルにかけて自転車を押して上がるだけでもかなり効果はあると思いますよ。(水平になってるかのチェックだけは忘れずに…)
自転車でケーキを運ぶ時に段差はどうする?
ケーキを自転車で運ぶ時、段差はどうしたらよいのか。
これもやはり、坂道と同様に、迂回して段差がない道を選べるのであれば、より安全ではあることは確かです。
どうしても段差を避けられない場合には、とにかく、ケーキの箱や袋が大きく揺れすぎないよう気をつけましょう。
出来るだけ落差のなさそうなところを選び、スピードを落としてそっと通ります。
落差の大きい段差を避けられない時には、一度自転車から降りることもおすすめですが、降りたり乗ったりする時に、ケーキを揺らしたり斜めにしたりしないよう、気をつけてくださいね。
まとめ
ケーキを自転車で運びたい時に、気をつけることや、ちょっとした運び方のコツをご紹介しました。
どのように運ぶにしても、出来るだけゆっくり運転することが望ましいので、時間に余裕を持って運ばれることをおすすめします。
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