クッキーは、型が無いと作れないと思っていませんか?
アイスボックスクッキーは、型がなくても作る事ができます。作り方次第で、色々な模様が楽しめる可愛らしいクッキーです。
そこで、今回はアイスボックスクッキーとは何なのか。アイスボックスクッキーは、どうして冷やすのか。上手な切り方のコツなど。よくある失敗など。
アイスボックスクッキーに、スポットを当ててみました。
あんまり難しい行程はないので、春休みに子供と一緒に作ってみて下さい♪
目次
アイスボックスクッキーって何?
冷凍庫(アイスボックス)で凍らせることが、この名前の由来となっています。
生地を作ってから、平たく伸ばすか棒状などに型作ってラップで包んで、一旦冷凍庫で凍らせます。
凍ったら、包丁で3~5ミリくらいの厚さに切ってからオーブンに並べて焼きます。
そして、型がいらないというのもアイスボックスクッキーの特徴のひとつです。
2色の生地を作って、巻き模様やマーブル模様などいろんな模様のクッキーを作れます。
市松模様も、代表的な模様のひとつです。模様がない無地のプレーンタイプもあります。
また、作りたい模様のクッキーが一度にたくさん作る事ができます。
クッキーは、生地を型で抜いて作ったり、絞り出して作ったりと、意外と手間がかかります。
アイスボックスクッキーは手間がかからないので、簡単に作る事ができるので人気があります。
アイスボックスクッキーはなぜ冷やす?
アイスボックスクッキーは、普通のクッキー生地と比べてバターの分量が多く、生地が柔らかいのです。
そのせいで、そのままの生地では扱いずらく、崩れやすくなっていて成型する事が難しいので、冷凍庫で冷やす事で生地を扱いやすくする為に冷やすのです。
アイスボックスクッキーの上手な切り方のコツは?
アイスボックスクッキーは、型作った後にある程度の硬さになるまで凍らせます。
しかし、あまりガチガチに凍らせすぎると、硬すぎて切ることができなかったり、欠けてボロボロになったり、均等な厚さに切れなかったりと、うまく切ることが難しいのです。
1枚のクッキーでも上下でバラバラ模様になったりと、いろんなトラブルが起こってしまいます。
生地の状態によって変わってきますが、まずは30分~1時間くらい凍らせます。
一度、冷凍庫からだしてみて包丁がひっかからずに下まで切れるくらいが一番切りやすい状態です。
型としては、丸型で直径が大きく太めなタイプは切る際に、下の方がつぶれやすくなるので、切り口が長方形、正方形、三角形になるような型作りをすると切りやすくなります。
丸型のクッキーを、作りたいなら細めで、小さく形成すると良いです。
また、布巾など柔らかい布を下に敷いてから切ると下の方も潰れにくくなります。
②ラップ
③布巾
(少し厚めの柔らかい布なら何でも大丈夫) ①②③の順番に重ねて、冷凍庫から出した生地が柔らかくなりすぎない様に素早く切る。
以上の事に、注意しながらカットすれば型崩れせずに、キレイな型のまま切る事ができます。
アイスボックスクッキーのよくある失敗は?
アイスボックスクッキーの失敗として、
- 生地がゆるくて、べたべたする。
- 焼き上がりが湿気っている。
- 広がってしまう。
アイスボックスクッキーの生地がべたついたり、焼き上がりが柔らかかかったり広がってしまうには、主に3つの原因があります。
①バターの溶かしすぎ
クッキーの生地を作る時にトロトロに溶けたバターの方が混ざりやすと思いがちですが、バターを溶かしすぎると空気が、入ってしまって生地がだれやすくなってしまいます。
②冷凍が足りない
アイスボックスクッキーは、焼く直前でも柔らかくなりすぎていないことが大切です。
ちゃんと冷凍したはずと思っても、常温の中丁寧に切りすぎるといつの間にか、生地がゆるんでしまう事があります。
③焼き始めの温度が低い
焼き始めの温度が低すぎると、広がって型崩れの原因にもなります。
レシピなどの設定温度通りにしても、オーブンを開け閉めしているうちに庫内の温度は結構すぐに下がってしまいます。一気に高温でまわりを焼き固めないと、だれてしまいます。
以上の事に気を付けながらつくれば、失敗も減らす事ができます。
まとめ
アイスボックスクッキーなら、初心者さんでもできそうですよね。
初めて作るお菓子には、失敗も付き物ですから上手くできるように何回も作って、コツみたいなものが掴めるといいですね。
そしたら、いろんな模様を作って楽しみたいですね。