生活

流れ星にお願いをするのはなぜ?お願いの仕方は?本当に叶うの?

「あっ、流れ星!」心の中で願い事を叶える・・・。
「あー間に合わなかった(;´Д`)」

大人になってからも結構やっている人いるんじゃないですか?
実は私もやってます。

しかし、よくよく考えてみたらなんで流れ星?
なんで3回なの?
そもそも願いは叶うの?

などなど、疑問がわいてきませんか?

そこで今回は、そんな疑問についてなぜ流れ星にお願いってするのか?それっていつから始まったのか?正しいお願いの仕方ってあるのかな?本当に願い事って叶うの?なんて事についてご紹介します。

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流れ星にお願いをするのはなぜ?いつから始まったの?

古くは平安時代、清少納言の「枕草子」の中に流れ星の記述があるのをご存知ですか?

「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひぼしすこしをかし。尾だになからましかば、まいて。」

という記述があり、現代語に訳すと

「星といえば、まずすばるでしょう。そして彦星や金星もいいわ。流れ星も興味深いなぁ。でも尾がなければもっといいのに。」

という意味なんだそう。

これを読む限り、平安時代から流れ星はあったけれど願い事をするという文化はなかったようですね。

江戸時代には中国古来の星占いの影響により流れ星と社会の凶兆(よくないことの前触れ、不吉の兆し)を結び付けて考えていたようで、ここでも願い事はしてなかったようですね。

明治時代に入り科学的に流れ星と星占いの関係はないとされ、昭和に入った頃くらいから、地域ごとに違いはあるけれど

「流れ星を見ると良いことが起きる」
「病人が流れ星を見ると早く治る」

といったことが言われるようになり

これが現在の流れ星に願い事をするということにつながっていると思われます。

ちなみにキリスト教には

「神様が下界の様子を見るために天界の扉を開くと流れ星が流れる
そこで神様が観ているうちに願い事をする」

「煉獄で罪を償っている魂が、流れ星を見て祈りを捧げてくれた人により天国へ移る。
そして流れ星が消えるまでにRest  In Peace と3回唱える」

という伝説があるようで、こういった異文化の影響も受けていたりするのでしょうね。

流れ星への正しいお願いの仕方は?

まずは流れ星がないと始まらないので流れ星の多い日を狙いましょう。

流れ星が多い日といえば流星群ですよね。代表的なものは

  • ペルセウス流星群
  • しし座流星群

などはパッと思いつきますよね。

あと、新月のほうが月明かりがなく流れ星がより見えやすいんだそうですよ。

願い事をする日を決めたら次はお願いの仕方ですが、決まったお願いの仕方はありません。

ただ、

  • 願い事を強く思うこと。
  • マイナスの言葉ではなくプラスの言葉を使うこと。

この2点は大事なようです。
次の章でその理由を紹介しますね。

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流れ星へ願い事をすると本当に叶うの?

さて、前の章で願い事をするときに大事な2点を伝えましたが、なぜこれが大事なのでしょう?

それは、流れ星に願っているけれど実は自分に言い聞かせているからです。
なぜなら、願いをかなえるのは自分自身だからです。

願いを現実にする力を自分の中から引き出すために強く強く願うのです。

だからこそマイナスの言葉は使わないようにしましょうね。
せっかくの願い事がマイナスに向かってしまっては大変です。

なので願い事をするから叶うというのはちょっと違う気がします。
心の底から強く願うからこそ叶う。のほうが合っていますね。

まとめ

ここまで流れ星についてお話してきましたが世界中にはさらに多くの伝説があるみたいなので興味のある方は調べてみると面白いと思います。

個人的には流れ星に願い事をするのはディズニーの「ピノキオ」からきてるのかと思っていたのですが、ものすごく歴史があってビックリしました。

でも、流れ星って見つけるとそれだけでちょっと嬉しくなりますよね。

流星群が見えるってニュースを見るといつもは夜空なんて見上げないのに、夜中に起きてまで見ようとしたり。

ただ見るだけでもいいですがやっぱり願い事もしたい!
今日は流れ星への願い事何にしようか考えながら夜空を見上げてみようかなぁ。

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