お正月に子供や孫などにお年玉をあげるのは、日本の美しい伝統です。子供たちのお正月最大の楽しみといってもいいでしょう。普通はポチ袋に入れますが、お年玉を渡すにもマナーがあり、ポチ袋にお金を入れる入れ方もきちんと決まりがあります。
ポチ袋のポチとは、これっぽちのポチで少額の心づけ、ご祝儀を意味しています。少ないですが、気持ちだけという謙虚な姿勢で渡します。
お年玉のマナーやお金の入れ方を教えます
お年玉を渡す準備から始まります。
そしてポチ袋の前面に宛名を書きます、何々ちゃんへと可愛く書くといいでしょう。
裏に一言コメントを入れるのもいいです。
年末に銀行に行って多めに新札を用意しておきます。ポチ袋も事前に多めに買っておきます。予定外にあげなければならないことがあるからです。
ポチ袋は、スーパーやコンビニや文房具店で購入できます。もしポチ袋が足りなくなったら、白い紙やティッシュペーパーなどに包んで渡します。古い紙幣や裸のお札で渡すのは、ルール違反です。
渡す時には、必ず親や保護者のいるところで渡します。親の知らないところで子供がお金をもらうことはいけません。子供がもらったことを親に報告し忘れることも、よくあることです。
お年玉は、目上の者から目下の者に渡すのがルールです。
お年玉の相場を詳しく教えて!
お年玉を出来るだけ多くあげたいというのが自然な人情ですが、多ければいいというものでもありません。そこにはおのずと相場というものがあります。親同士の関係や社会的な地位、収入などによっても違いますが、だいたいの目安となる金額があります。
幼稚園以下の子供の場合
小学校低学年ですと…
小学生高学年になると…
高校生になるとぐんと上がり…
大学生も自分の子供や親戚が10,000円で、近所や友人にはあげる必要はありません。
これらの額は、銀行が調べた平均的数字ですので、それを参考にして収入や関係性を考慮して決めるといいでしょう。
お年玉は何歳まであげるの?
お年玉をあげる年齢に決まりはありません。家族や親戚同士で話し合って決めるといいでしょう。
一般的には…
自分の子供や孫には社会人になるまではあげる、親族の場合は自分の子供がもらった歳まであげたり、自分の子供が小さい時は自分がもらった年齢まであげるのがいいでしょう。
家庭によっては、大学生になったらあげないという人もいます。それはそれで各家庭が決めることなので、夫婦で話し合えばいいことです。
まとめ
お年玉を子供は待ち望んでいます。額が少ないとケチな親戚だと思われてします。そうかといって、余り多額のお金をあげるのは、子供にとってもいいことではありませんし、相手の親も恐縮します。
基本的に親同士が交換するものなので、必ずお返しがついて回ります。ですから適度の額と関係性を考慮してあげることが必要なのです。
こちらの記事もおすすめです。
⇒