大相撲はテレビ中継で見れば充分だと思っている人も少なくないと思います。
でも、実際行ってあの雰囲気の中で本気の勝負を見るのは、格別のようです。目の前で肌と肌が当たる音も迫力満点のようです。しかし、行きたいからといってすぐに行ける訳でもないようです。
そこで今回は、大相撲のチケットは本当に取れないのか、また買い方など。チケットの抽選倍率はどのくらいなのか、チケットは当日買えるのかなどについてご紹介します。
目次
大相撲のチケットが取れないって本当なの?買い方は?
最近とても相撲人気が高まっているせいもあってか、見に行きたいと思ってもすぐにチケットが取れるような状況ではなくなってきています。
当日券さえも毎日長蛇の列ができていて、売り切れてしまうのも珍しくなくなってきています。
だから遠方から当日券を目当てに保険もなくやってくるのはかなりの危険行為です。
なので、前々から余裕を持ってちゃんとした計画を立てることが重要になってきます。
相撲の本場所は、年に6回です。東京場所は、 4ヵ月に一度になります。
今すぐ見に行きたい気持ちは我慢して、少し余裕を持った場所を観に行く事をおすすめします。
大相撲のチケットの買い方
チケットを買うにも方法は3つあります。
- 普通に買う
- 相撲案内所で買う
- 相撲観戦ツアーに参加する
普通に買う
大相撲のチケットを主に取り扱っているのは、日本相撲協会が運営している「チケット大相撲」という公式なチケット販売サイトになります。
このサイトでは、ネットでの申し込みだけでなく、電話での申し込みも可能です。
また、一般の前売り券発売に先駆けて「最速先行抽選申し込み」というサービスもしています。
より、買える確率は上がります。
2ヵ月も前から申し込むなんて早すぎると思いますが、今はこのぐらいの考え方で丁度良いぐらいです。
他にチケットを買える所は、
・チケットぴあ:ネット、電話、店頭販売
・イープラス:ネット
・ローチケ:ネット
ただし、チケット大相撲以外から買う場合は、取り扱っている席などが限られている場合もあるので気を付けてくださいね。
相撲案内所で買う
相撲案内所というのは、相撲チケットを扱っている代理店のような感じで、古くからある相撲独自のシステムになります。
扱っているのは、枡席だけになり普通にチケットを購入するより値段は高額になります。
でも、お土産や飲み物、お弁当がセットになっているチケットもあるので、ゆっくりと 相撲観戦を楽しみたい方には、相撲案内所からの購入はオススメです。
全部ではないですが、下記がHPがある相撲案内所です。
・大阪:本家、いこま屋、天野、二葉
・名古屋:かね秀、わか竹、寿
相撲観戦ツアーに参加する
遠方から来る人の人気が高くなっているのが、ツアーに参加するという方法です。
ツアー料金となると料金は高くなりますが、相撲チケット、夕食のお弁当、宿泊費、交通費、観光がセットになっているので相撲だけ観に行くだけではなく、小旅行感覚で参加する感じになります。
これだけのプランを個人で立てるのは大変なので、遠方から行く初心者には向いているかもしれません。
もちろん、日程や出発する場所などは調べてみないとわからないので、候補の一つとして頭に入れておいても損はないはずです。
以上の旅行会社で、相撲観戦ツアーを扱っています。
時期によっても値段や予約状況は変わってきますが、すでに行く日にちが決まっていれば、早めに申し込みをする事をおすすめします。
大相撲のチケットは当日券ってないの?
当日券として自由席のチケットが販売されています。
枚数は決まっているので、売切れ次第で販売終了となります。
当日の自由席は、現金のみでの購入となっています。
クレジットカードは使えないので気をつけて下さい。
チケット購入は、一人1枚が原則になっていてまとめての購入はできません。
大人は2200円、小人(4歳~15歳)は200円になります。
※4歳未満の子供で親の膝の上以外で座りたいのであれば席を確保する必要があり、その分のチケットももちろん必要になります。
列に並んでいると、午前7:30ぐらいからスタッフの人が来て整理券を配り始めます。
整理券がないと、当日の自由席券は買えないのでなくさないようにして下さい。
整理券一枚で一人分の当日自由席券を買う事ができます。
チケットを買う順番は列に並んでいる順番となっているので、整理券を貰っても列から外れないでそのまま並んでいて下さい。
午前8:00になると当日自由席券が販売開始となります。
チケットを購入したら、入場はいつでもできます。
再入場は、南門からの一度だけと決まっています。
なので、確実に買いたいなら、かなり早めに行く事をおすすめします。
当日券の枚数
両国国技館の座席総数は、10,500席です。
当日券で販売されている自由席の席数は、約300席と言われてます。
当日販売されるチケットは、300枚~400枚と予想されます。
ただ、場所により発売枚数が違ってくるみたいなので、心配なら余裕を持って早めに並べば安心です。
ちなみに、当日券の溜り席(たまりせき)、桝席(ますせき)、椅子席(いすせき)は前売りで余りが出れば販売されます。
両国国技館では、大相撲当日券で座れる席は、2階のイス自由席・14列目です。一周が全部、自由席になっていて好きな場所に座れます。
もし、希望の席があるなら早めに確保しておく必要があります。
両国国技館は東側の「東」、西側の「西」、南側の「向」、北側の「正」の4つのエリアに分かれます。
土俵を真正面から見られる席が北側の「正面」となっていて、真裏が南側の「向正面」になります。大相撲中継などで見ている映像は北側の「正面」となっています。
よく見える席は北側の「正面」か南側の「向正面」になるので、早めに席取りした方がよいですよ。
当日券を買う時の注意点
平日と土日ではチケットを求めるお客さんの数が全然違います。
また、相撲初日や千秋楽などは中日よりかなり多くの人が訪れると予想されます。
曜日や日にちやその場所の盛り上がり具合などを見極めて、買いに行く時間は考えた方が良いですね。
大相撲のチケットの抽選倍率ってどのくらいなの?
抽選方法が電話予約に変更になってからの競争率はかなりの倍率になっていると予想されます。
ただ、その変更によって当たる確率は均一化されてきています。
溜席の先行抽選は、電話のみとなっていて1回線で1場所しか申し込む事ができません。
複数の場所に行きたいなら複数の回線を使って申し込みをしないといけません。
平日に比べて、土日祝日は格段に当選確率は下がります。
加えて、東京場所となると人気なのでさらに当選確率は低くなっていきます。
まとめ
実際に目の前で観戦できたら、感動しそうですね。
あの、独特の雰囲気は行った人にしかわからない感覚ですよね。
日本人横綱が誕生してからはさらに、賑わいを見せているようですね。
ぜひ、あの場に行って異空間の雰囲気を感じてみたいですね。