目が悪くなったら、眼鏡をかけるかコンタクトレンズを入れるのが迷うところです。
小さい頃からかけていないと案外、眼鏡って邪魔なものです。眼鏡をかける事で印象も変わってきたりします。そんな事を気にするくらいなら、コンタクトレンズにした方がいいのかなと思います。
そこで今回は、コンタクトレンズを初めて使うなら必ず眼科に行って受診するべきなのか、買うときの手順や、注意しなければいけない事などについてご紹介します。
目次
コンタクトレンズを初めて使うときはまず眼科で受診しなくちゃいけない?
コンタクトレンズを初めて購入する場合には、今現在の自分の目の状況を把握する必要があります。
そのために、詳しく調べてもらわなくてはいけないので、まずは眼科で検査と診察を済ませてからコンタクトレンズは購入しなければなりません。
かかりつけの眼科ではない場合は、まず最初に問診用紙にが渡されると思うので、その問診票の来院理由にコンタクトレンズを初めて購入する為などと書いておくとその後がスムーズに進めます。
そうしてから、最初に今現在の目の状態や視力などを測る検査を行います。
検査が終わると眼科医による診察が始まります。
全て調べてコンタクトレンズを着けるのに問題がなければ次の段階に進めます。
日常生活の中でコンタクトレンズを着けるのはどんな時かやこれからコンタクトレンズを使うに当たっての疑問などを先生と話しながら、使いやすいレンズを決めていきます。
診察が終わったら、自分に最適のコンタクトレンズを着けて再び視力検査を行います。
視力検査後にもまた診察をして、実際使ってみてレンズが目に合っているかどうかを判断します。
装着後の検査でレンズが自分の目に適していたら、コンタクトレンズのつけ方や外し方、ケアのやり方などを教わって練習をします。
合っていない場合は、違うレンズを着けてまた、視力検査をしての繰り返しになり、自分に合ったレンズが見つかるまでやり続けます。
眼科によっても変わってきますが、検査から始まりコンタクトレンズのケアや装着の練習を終えるまではだいたい1~2時間ぐらいとされています。
眼科の混み具合によっても左右されますが、時間には余裕をもって行った方が良さそうです。
初めてのコンタクトレンズの場合は、選んだレンズをその場で購入するのではなくて、しばらく試してから購入するフリートライアルという制度もあるので、聞いてみるといいかもしれません。その場で決断するのはなかなか難しいようです。
コンタクトレンズを購入する際にかかる費用は?!
コンタクトレンズを購入する際にかかる費用は、検査代と診察代です。
検査内容にもよりますが、初診で3割負担なら1500円〜3000円以内には収まるぐらいになります。
もしコンタクトレンズを買う場合には、レンズの代金もプラスされます。
わからないことだらけで不安ならば、あらかじめ電話をしてどのくらいの費用や時間がかかるかなどを聞いておいてもいいかもしれません。
今は、コンタクトレンズが売っている店舗などに眼科が併設してあったり、近くにあるといったお店が増えています。
初めて行く眼科にも抵抗がなければ、このような店舗を探して買いに行くのもおすすめです。
コンタクトレンズを初めて買うときの手順は?
眼科での診察と検査を終えたら、コンタクトレンズの規格が決まり処方が出されます。
その処方箋をもとにして、コンタクトレンズを買う流れになります。
初めてのコンタクトレンズなのだから、不安や疑問がたくさん出てくるのは当然です。
そんな時は、1人で悩まずにスタッフの方々に相談してしまうのが一番安心です。
眼科で出された処方箋に沿って、コンタクトレンズについて教えてくれるはずです。
そして、購入したレンズが自分に合っているかをみるために、実際にコンタクトレンズをしてから視力検査とフィッティング検査を行います。
フィッティング検査では、実際にコンタクトレンズを装着した感じや見え方に違和感を覚える人も多いようなので、購入したらコンタクトレンズがきちんと自分の角膜に合っているのかを調べるてもらうためにまた、眼科に行って診てもらいます。
次に日頃レンズをどのように扱ってゆくのかを教えてもらいます。
ハードタイプやソフトタイプによってもケアのやり方は変わってきます。
正しいレンズのケア方法を覚えて毎日実践して清潔にする事を意識する事が大切です。
そして、正しいコンタクトレンズの着け方の練習もします。
最初のうちは、痛いし慣れないし気持ち悪いしで涙が出たりしますがやっているうちにだんだんと慣れてきて、最後はきちんとつけられるようになります。
ハード又は、ソフトの場合でもどちらのコンタクトレンズも、3ヶ月に1度は定期検診に行ってコンタクトレンズが目に合ってきているか、問題は生じていないかを検査してもらいましょう。
コンタクトレンズを初めて扱うので定期的に眼科に行くのはとても大切な事です。
季節や生活状況によっても目の状態は変化していきます。
きちんと診てもらっておけばより安心です。
コンタクトレンズを初めて購入する際に注意する点は?
コンタクトレンズが不向きな人も居るということを知っておく。
目の状態によっては、コンタクトレンズを着けられない人もいます。
アレルギー性結膜炎や急性結膜炎、重度のドライアイなどの人です。
初めての場合は、自分にどんなコンタクトレンズが合うかもわからないので必ず、眼科に行ってから購入しなけれはまいけないという事を覚えておいて下さい。
アレルギー性や急性結膜炎の場合は、コンタクトレンズを使用すると症状が悪化してしまう恐れもあるので注意が必要です。
ドライアイの人にもコンタクトレンズは不向きです。
ドライアイにもかかわらず、無理してコンタクトレンズを着けていると角膜などに傷をつけてしまうので気をつけたほうが良さそうです。
また、小学生以下の子供には角膜への負担が大きすぎるので、コンタクトレンズの使用はおすすめできないので気をつけて下さい。
必ず 眼科で検査して処方箋をもらうこと。
コンタクトレンズは高度管理医療機器になります。
初めて購入するなら尚更、眼科医の処方箋が必要になってきます。
まずは眼科でコンタクトレンズを購入するのに必要な検査を受けて、コンタクトレンズの処方箋を発行してもらって下さい。
先生に出してもらった処方箋を持って店舗へ行ってコンタクトレンズを買うようにして下さい。
まとめ
目の中に何か異物を入れるというのは、かなりの勇気が必要になります。
カラコンが流行った時期に、やってみたかったですが断念したのを思い出します。
でも、今は昔より性能が良くなってあまり目に負担がかからないようなコンタクトレンズもあるようです。
簡単にできそうだと思いきや意外と苦労するので、眼鏡をかけるかコンタクトレンズにするか自分に合うものが選択できれば良いと思います。