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大垣まつりの日程は?やまって何?世界遺産って本当?

春が訪れると各地で様々な祭事が行われているとニュースで耳にします。実際に、春の桜の時期や初夏のイベントは印象が強く、お出かけに丁度いい気候になるため、比較的出かけやすいので色々な祭事に注目が集まります。

そんな祭事の中に世界遺産に登録されてるものがあるって知ってました?最近、ユネスコの無形文化遺産に登録されたお祭りがあります。それは、大垣まつりです。

大垣まつりは、名前の通り、岐阜県大垣市で行われるまつりで「大垣祭」とも表記されますが、一般的には「大垣まつり」と表記されることが多いようです。

今回は、大垣まつりについて、日程や見どころなどについてご紹介して行きます。今年のお出かけスポットの参考にしてもらえると嬉しいです。

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大垣祭りの日程や見どころは?

大垣まつりとは、岐阜県大垣市の市街地で毎年5月1日から5月15日までで15日に近い土曜日曜で行われる大垣八幡神社の例祭です。

まず、珍しいですが日にちがはっきりと決まっていなくて毎年変動します。

それは、20年以上前に遡りますが、1994年までは毎年5月14日と15日に例祭が行われていました。しかし1995年以降は、5月15日までで15日に近い土曜日曜で行なうようになりました。

2018年は5月12日(土)、13日(日)の土日に開催されます。

大垣まつりは、遡ること1648年(慶安)に大垣城下町の八幡神社が再建整備された際、10両のやまを造って曳きまわしたのが始まりとされていて、実に360年以上続く伝統のお祭りです。

見どころは、13基の「やま」が城下町(大垣市街地)を練り歩き、華麗で鮮やかな祭絵巻を見ることが出来ます。

大垣まつりのやまとは?

大垣まつりに欠かせないこの13基の「やま」とは一体何のことだか知ってますか?

大垣まつりに登場する13基の「やま」は、大きく分けて2つの種類に分類されます。それは、三両軕と10か町の各軕に分けられます。

三両軕は、10か町が3グループに分かれてそれぞれ毎年交代交代で軕を曳きます。
三両軕には、神楽軕、大黒軕と恵比寿軕があります。

  • 神楽軕
    別名「御払やま」や「市やま」とも呼ばれていて、人形神楽で巫女と山伏の二体の人形が踊る姿を眺めることができます。
  • 大黒軕
    七福神の一人大黒天を飾った軕です。
  • 恵比寿軕
    商売繁盛祈願で知られている兵庫県西宮市にある西宮神社に祀られている恵比寿天を飾った軕です。

その他10か町の各軕は、それぞれの町にそれぞれのテーマや呼名があり、様々な装飾などを眺めることができます。

大垣まつりって世界遺産なの?

さてそんな大垣まつりは世界遺産に登録されています。元々、文化庁からユネスコに登録提案されていたのですが、平成28年にユネスコ無形文化遺産に登録され、世界遺産として認定されました。

厳密には、大垣まつりが世界遺産というより、大垣まつりのメインである、「大垣まつりの軕行事」が国の重要無形民俗文化財に認定され、その後ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

その理由は、藩主の下賜(かし)つまり三両軕と町衆のやまが併存している形態は全国的にも希少であったこととやまの上で繰り広げられる芸能、大垣独自のやま様式を持つ事が高く評価され、ユネスコの無形文化遺産に登録された理由とされています。

世界遺産にも登録された日本の伝統のお祭りぜひ訪れてみたいものですね。

まとめ

大垣まつりがここまで希少なものというのはあまり知られていないかもしれません。

ただ、この機会に世界遺産に登録された350年以上も歴史のあるおまつりを見てみるのもいいかもしれません。

ただし、大垣まつりは毎年5月15日までに15日に近い土曜と日曜に開催されます。

実際にお祭りを見学する際は、ホームページなどで日程をチェックしてから行くことをおすすめします。

13基が練り歩く圧巻のやま行事を今年は楽しんで見てはいかがでしょうか?

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