年も明けて、1月1日には初詣に行きますよね。
氏神様でも良いのですが関西圏の方は足を延ばして京都の伏見稲荷大社に行ってみてはいかがですか?
私は関西圏に住んでいるのでよく近くを通りますが素敵なところですよ。
そこで、伏見稲荷大社での基本作法や格好、神様へのご挨拶などどのようにするか紹介していきたいと思います。
目次
京都で初詣に行くなら伏見稲荷大社がおすすめ!
京都で初詣に行くなら全国3万社を超える稲荷神社の総本宮である伏見稲荷大社はいかがでしょうか。
伏見稲荷大社は豊臣秀吉が寄進した朱塗りの楼門が迎えてくれます。
例年の初詣の人出は250万人で、京都で2番目に人気の初詣スポットです。
人気の初詣スポットですから混雑は必至ですが、その分ご利益も期待出来ちゃいますよ(´艸`*)
※大祓式終了後には除夜祭(無事に1年過ごせたことへの感謝する行事)
1/1 6:00~ 歳旦祭(新年を寿き国家の安泰と1年の無事平穏を祈る行事)
1/5 12:00~ 大山祭
行事はこのようなタイムスケジュールですが、基本的に京都伏見稲荷大社はいつでも入場が可能です。
拝観料もかかりませんので好きな時間に参拝することが出来ますよ。
ただし、お守りの授与は7:00~18:00と時間が決まっているので、お守りも買いたいという人はこの時間に行ってくださいね。
また初詣期間中は周辺の交通規制が行われます。
そのためもあって渋滞も予想されるので公共交通機関を使うなどしてくださいね。
1/2~5 8:00~18:00まで(1/5は一部区間17:00まで)
京都伏見稲荷大社へのアクセス方法は?!
京都伏見稲荷大社へはJRの稲荷駅が最寄り駅になります。
改札を出るとすぐ目の前に伏見稲荷大社の大鳥居が見えるので迷子になる事はありません。
京阪電車の伏見稲荷駅からも徒歩5分ほどの距離になります。
初詣期間中は人の多さで5分では着けないと思いますが、人の流れに沿って行けばこちらも迷う事はありません。
流れに沿ってのんびり向かってくださいね。
JRも京阪電車も大晦日から元旦にかけては終夜運転が行われます。
出発地にもよりますが、時間を気にせず初詣に向かう事が出来ますよ。
とはいえ人が多い時間ですので混雑を避けるというのは無理です。
混むのを覚悟で行くというのが正解ですね。
寒さ対策ももちろん忘れずにしていってくださいね。
伏見稲荷へ行ったら千本鳥居は通るべし!
伏見稲荷大社は千本鳥居で有名ですよね。
稲荷山山頂まで続く鳥居は本当の圧巻の景色ですよ。
朱色の鳥居には魔除けの力があり、そこを潜り抜けるだけでも大きなご利益があるんですってよ!
せっかく伏見稲荷大社へ行ったならここは潜り抜けておきたいですね。
境内全体で10,000本以上の鳥居があるんですよ~
ちょっとこれだけあると数えるのは大変ですが、数えてみても面白いかも(笑)
なぜこんなに鳥居があるの?
さすがに10,000本以上も鳥居があると、なんでこんなに多いの?という疑問もわきますよね。
それは、多くの人が奉納しているからです。
江戸時代の昔から願い事が通ったお礼や通るようにとの願いを込めて奉納されてきたんです。
だから10,000本以上もの鳥居が境内にあるんですね。
今も奉納は可能なので、これからも増えて行きますよ。
京都伏見稲荷大社への参拝に適した服装は?
初詣は多くの人にとって年が明けてから初めてのお出かけになることが多いですよね?
神様、仏様への年が明けてからの挨拶をすると考えると服装も気を使わなければなりません。
初詣に行く際人が混雑している場合があるのでマスクなどウイルスから身を守るものを持って行ったほうが良いでしょう。
受験や資格試験を控えている方も多く参拝しますので。
そして、肝心の服装ですが参拝の直前にはコートやマフラー、帽子などをとっておきましょう。
寒いですけど人が大勢いるところはあたたかいというより暑いと思いますよ。
混雑している時にコートを脱いだりするのは難しいですが帽子くらいはとりましょう。
また、お正月ということもありこれを機会に着物を着るのも良いですね。
しかし、人ごみにもみくちゃにされて着崩れするといけないので着物を着せる事ができる人が一緒だと安心ですね。
着物は持っていないという人もせっかく京都で初詣なら着物レンタルもありですよね。
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小物は磨いておく!?その理由とは?
年が改まると何もかも新しく改めたくなるのが日本人の性質のようです。
それがお正月の楽しみですから年をとっても何か新しいものを身につけるといいですね。
考えてみれば、新しい年に新たな気持ちでお参りする際に、古いものではなく新しいものを身に着けるのは、理にかなっていますよね。
京都の伏見稲荷大社での新年のご挨拶作法基本!
では、伏見稲荷大社での基本の挨拶を紹介したいと思います。
1、 鳥居をくぐる前に神前に向かって軽く会釈をしましょう。
鳥居は神社の入り口。そこからは神の領域ですから敬意を示しましょう。
2、 参道は真ん中を避けて端を通りましょう。
参堂の中央は神様が通る道とされ、人が通ってはいけません。
3、 楼門(ろうもん)の手舎水(てみずしゃ)で手と口を清めましょう。
お参りの前に自分の身の汚れ、考えの汚れを落とすことが大切です。
4、 本殿前で鈴を鳴らしお賽銭を入れた後、「2拝2拍1拝」の拝礼を行います。
頭を深く2回下げ、2回拍手、最後にもいう一度深く頭を下げましょう。
混雑しているときは真ん中を避けてとか言っていられないかもしれませんが知っておくべきですよね。
初詣はいついく?
昔は「除夜詣」と「元旦詣」とあったようですが「元旦詣」が現在の初詣の原型といわれていて明治中期ごろから習慣になったようです。
大晦日の除夜の鐘をきいてそれから改めて参拝する「二年詣り」の形もあったようです。
現在は両方行う初詣をテレビ中継などで見ることができますね。
しかし、最近の家庭では元旦には朝ゆっくり起きておせちを家族で食べる、という形がオーソドックスのような気がします。
お寺や神社への参拝では各々の参拝形式にしたがってお参りします。
御寺でも、神社でも構わないのは明治初期の神仏分離以前の考え方であった「神道と仏教や祖霊信仰の一体化・神仏習合」一般化によるものだそうです。
また、初詣には期間も特定されていないので3が日以外の1月中でも初詣と考えられるといわれています。
一般的には松の内(門松が飾っている間)に参拝することが多いようですが新年のあいさつを交わしたり年賀状のやり取りをすることと同様に考えられているのでしょう。
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まとめ
京都で初詣に行くなら人気の伏見稲荷大社へ行ってみてはいかがでしょうか。
初詣の期間は本殿へのお詣りで多くの人が並び混雑しますが、せっかくなら千本鳥居もくぐっておきましょう。
それだけでもご利益ありですよ。
京都伏見稲荷は稲荷山全体が境内というぐらい広いのでお山巡りもおすすめです。
ただ本殿へのお詣りだけでも行列で疲れてしまって事も考えられますね。
初詣以外でものんびりお詣りに行くのも良いですね。
京都には初詣スポットがたくさんありますよね。
おすすめのスポットや穴場をまとめました。
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