旅行・観光

卒業旅行のキャンセル料の負担は誰が?払わない方法や放置するとどうなる?

もうすぐ卒業旅行シーズンですね。仲良しの友達との卒業旅行を予約していたが友達の都合でキャンセル・・・キャンセル料はどうする?!
友人に負担してもらう?このまま払わずに済ませられる?この記事ではそんな疑問にお答えします。

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卒業旅行のキャンセル料ドタキャンされたら負担してもらえる?

ツアーや航空券はキャンセルをするとキャンセル料が発生します。

友達と計画して予約した卒業旅行が、友達のドタキャンでキャンセルすることになった・・・しかもキャンセル料がかかる期間・・・自分は悪くないのにキャンセル料を払うのって正直嫌ですよね。

友達に支払ってもらいたいところだけどもめたくはないし・・・
こういったトラブルは決して少なくありません。

けれど、残念ながら友人に負担してもらうのは難しいかもしれません。
こうなってしまったときのキャンセル料はだれが負担するべきなのでしょうか。

キャンセルの理由によっては、残念な気持ちと同時に友達に対して怒りも湧いてくるかもしれません。

友達の方から「悪いのは私だから私が払うね!」とか言ってくれたらそれで済みますが、なかなかそういってもらえることはないと思います。

こっちから「あなたが悪いんだからキャンセル料は負担してね」とか言った場合、最悪、友達関係にヒビが入るかもしれません。

それを覚悟で言うなら話は別ですが、卒業旅行を一緒に計画する友達ということはかなり親しい仲ですよね。

今後の関係のためにもキャンセル料を負担してもらうようにこっちから言うのはやめた方が良いでしょう。

それに、友達がキャンセルしたからといってもあなたが1人で旅行に行くという選択肢がある中キャンセルするわけですから、友達にキャンセル料を全額負担してもらうのは避けた方が良いと思います。

旅行のキャンセル料を払わない方法ってないの?

旅行のキャンセル料は、出発までの日数によってキャンセル料が発生します。ではキャンセル料を払わなくて済む方法をいくつかご紹介します。

①キャンセル料が発生しない時期にキャンセルする

キャンセル料が発生無い時期にキャンセルするのが1番良い方法です。

パッケージツアーのキャンセル料は「旅行業約款」で決められており、海外、国内で規約が異なります。

海外旅行のキャンセル料は?

海外旅行のキャンセル料は以下の通りです。

31日前まで:無料
30日前~3日前まで:旅行代金の20%
2日前(前々日)~当日の旅行開始まで:旅行代金の50%
旅行開始後の解除または無連絡不参加:旅行代金の100%

国内ツアーのキャンセル料は?

国内ツアーのキャンセル料は、以下の通りです。

21日前まで:無料
20日~8日前まで:旅行代金の20%
7日~2日前まで:旅行代金の30%
旅行開始日前日:旅行代金の40%
旅行開始日当日:旅行代金の50%
旅行開始後の解除または無連絡不参加:旅行代金の100%

このように、旅行開始日の前日からさかのぼった日数によって変わり、旅行日が近づくにつれて上がっていきます。

なのでキャンセル料を払わない方法として一番良いのは、【できるだけ早くキャンセルする】ということ。

2か月から1か月前であればかからないので、この時期までに旅行会社に連絡をしてキャンセルの旨を伝えるようにしましょう。

②ダメ元で旅行会社の担当者さんに理由を説明してみる

やむを得ない理由なら、ダメ元で旅行会社の担当者さんに理由を説明してみるのも1つの手です。

「それであれば今回はキャンセル料を頂きません」となることもあるみたいですが、あまり期待しない方がよさそうです・・・

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③入金の前にキャンセルする

旅行の予約は申込金を入金した時点で予約完了となるケースが多いので、お金を払っていない段階ではまだ契約が成立していません。

キャンセルの可能性があるときは、申込金は支払期日ギリギリまで払わずにいた方がもしもの時でも安心です。

④予約をしないで旅行をする

航空券、ホテルなどを自分達で出発日の前日や当日に手配すればいいのです。

予定の変更、体調などの理由で変更がありそうな時におすすめの方法です。
行き先が慣れている土地であればなお安心ですね。

行き当たりばったりの旅も悪くないですよ!

⑤他の友達を誘ってみる

予約先にパスポート番号などを伝える前であればこれも1つの手です。

行き先は変えられなくても、日にちの変更ならキャンセル料はかからないこともあるので他に行けそうな友達がいれば声をかけてみましょう。

キャンセルをしなくてはならないのに、旅行会社に何の連絡も入れないで放置しようとする人もいますがこれは絶対にNG。「予約=キャンセルポリシーに同意した」ということになるので、立派な契約違反になります。

キャンセル料って払わないとどうなるの?

もしも払うべきキャンセル料を払わなかった場合どうなってしまうのでしょうか。

ホテルからの連絡を無視・拒否してキャンセル料を支払わなかった場合、そのホテルやグループ会社のホテルなどを二度と利用することができなくなります。

予約先に名前と連絡先しか伝えていなかった場合、電話がかかってくると思います。
ですが電話を無視したり、着信拒否設定などしてしまえば連絡の手段が他にないのでホテル側はキャンセル料の請求が出来なくなってしまいます。

住所を伝えていた場合はキャンセル料の請求書などが郵送される場合もありますが、それを知らんぷりしてしまえばホテル側は何もできなくなってしまいます。

あまりにも悪質な人はホテル側から訴えられる可能性もありますのでモラルをもって対応しましょう。

まとめ

友達の都合で予約していた旅行がなしになってキャンセル料がかかったとしても、友達にキャンセル料を負担してもらうのは難しいと思います。

こちらから「キャンセル料負担してね」なんて言ってしまっては今後の友人関係にヒビが入ってしまうかもしれません。

旅行に行かないのにお金を払うのは誰しも出来ればしたくないですよね。
こうなってしまわないために、旅行を計画する時点で友達ともしもの時のこともしっかり話し合っておくことをおすすめします。

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