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音楽大学のメリットや学費4年間だと?就職できないって本当?

音楽は私たちの生活の中でも不可欠なものですね。楽器などに触れたり音楽の楽しさを知ると、将来は音楽に関わる仕事に就きたいと思う人もいるでしょう。そして、音楽大学に行くという選択肢がありますね。

そこで、気になる音楽大学に通うメリットや、学費はどのくらいか、就職の事についてをご紹介していきたいと思います。

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音楽大学のメリットって何?デメリットは?

音楽大学に行くメリットとして一番大きいのは、やっぱり音楽に関する勉強や音楽についての知識を得る環境を作れるという所です。

大好きな音楽を学ぶという点では音楽大学以上の環境はないです。
音楽の勉強や楽器の技術を身につける事に専念出来るというのはとても大きいメリットだと言えます。

音楽大学では音楽の歴史について一から学ぶことが出来ます。
普通の大学ではそこまで音楽について勉強する機会がないですよね。

そして音楽大学はレベルの高い学生が集まりますし、先生などの高いレベルの音楽に触れる事で結果的にとても良い刺激を受けてセンスや技術を高められます。

舞台に立って演奏する機会などもあるので、貴重な経験をたくさんする事で精神面も大きく成長することが出来ます。
また、オーケストラやプロピアニストなど、専門の音楽の知識を持っていた方が有利になるので音楽大学に行くメリットは充分にありますね。

音楽大学のデメリット

次にデメリットについてですが、音楽大学は競争率が高い場合が多いので、突破するのが大変になります。

有名な音楽学校になると、倍率が20倍という所もあります。
すごい競争率ですよね。

倍率も高く進学するのも大変なのですが学費も高いです。
四年間高額な学費がかかりますし、楽器を所有する場合メンテナンスや維持などにもお金がかかります。

奨学金を利用するというのも可能ですが、返済が厳しいという現実もあります。
大好きな音楽に打ち込める環境はとても素晴らしいメリットですが、お金の問題がデメリットとしては大きいですね。

音大の学費は4年間でどのくらいかかるの?

先ほどデメリットとして挙げた学費ですが、いったい具体的にどのくらいかかるのでしょうか。
国立の音楽大学と私立の音楽大学では学費は違ってきます。

私立音楽大学の学費は?

私立の音楽大学の学費はとっても高いです。

  • 入学金が20万円~80万円(学校によって違う)
  • 授業料が年間で130万円以上

全て含めて4年間で大体800万~870万円ほどになってしまいます。

国立音楽大学の学費は?!

国立の音楽大学の場合は、私立と違ってそれぞれの学校毎の学費の金額の開きはありません。

  • 入学金が30万円前後
  • 授業料も年間で50万円くらい

全て含めると4年間の学費は250万円前後になります。
私立に比べるとぐんと安くなりますね。

国立の方が学費は安いのですが、競争率が高くなるのでその分受験に合格するのが難しくなっています。

入学金や授業料の免除や減額は?!

とても優秀な場合は特待生として入学金や授業料の免除や減額などもあります。

でも、本当に一握りの学生しか選ばれません。
厳しいですが、特待生として入れる可能性はかなり低いですね。

高額な学費を払える家庭ばかりではないですよね。
もちろん経済的に苦しい場合奨学金制度を使って進学する事も可能です。

音楽大学では奨学金制度の申請募集を大きく出していない所もあるのでしっかりチェックしておきましょう。

学費だけでも高額になります。
そこにプラスして楽器やレッスンにかかるお金も必要になるのですが、レッスンや練習で忙しくバイトと両立するのが難しい場合があります。

音楽大学に進学するとなると、やはり少し金銭的に余裕がある事が理想ですね。

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音大は就職できないって本当?

音楽大学卒業後の就職についても気になりますよね。

音楽大学で就職に困るという事はないです。
一方で、音楽の仕事だけにこだわると少し理想と現実の差があるかもしれません。

主な就職先は、音楽の講師や作曲家、プロの演奏家などが多いです。
音楽大学に進学した学生はここを目標としていますよね。

大好きな音楽で生計を立てていけたら音楽大学で頑張った甲斐がありますね。

ですが、現実では卒業して音楽の講師や演奏家などの道へ進んでもその仕事だけで生活していくのは難しいです。
音楽の仕事だけで食べて行くというのはとても厳しいのです。

もちろん作曲家や演奏家として成功すれば、たくさんの収入を得られます。
音楽家としての道を選んだ時、音楽大学を出ているという点は必ず強みになりますね。

音楽大学卒業後に一般企業に就職する学生もたくさんいます。
音楽大学卒業という学歴は音楽を専攻してカリキュラムをこなしてきたという忍耐強い部分や、礼儀などを評価されるので、良い印象に繋がります。

音楽大学を卒業して、音楽の世界に進む人もいれば、普通に就職もする人もいますがどちらにも言えることは音楽大学を卒業したという事は有利に働くという所ですね。

まとめ

音楽は人を楽しませたり、幸せにする力がありますよね。音楽の技術や専門的な知識を学べる音楽大学はとても魅力的ですね。

将来に役立つスキルも磨けるので、学費や就職の面を考えた上で進学したいと思う気持ちがあれば音楽大学に行くメリットはあるでしょう。

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