生活

引越し時にエアコンは移設と買い替えどっち?寿命やトラブルは?

引っ越しする時に、エアコンを持って行くべきか新しく買うべきか悩むところです。

ただでさえ引っ越し費用がはかかってるから、節約したいのに。でも、移設にしろ買うにしろ、お金がかかるのは同じです。では、どちらのがお得になるのでしょうか。

そこで今回は、引越しの時はエアコンって移設か買い替えどっちが良いのか。その理由は何なのか。引越しする事でエアコンの寿命って変わってくるのか。引越し時のエアコントラブルってどんな事があって気を付ける事は何なのかについてご紹介します。

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引越しの時はエアコンって移設か買い替えどっちが良いの?理由は?

引越しする時エアコンどうしよう?って思いますよね。

移設にも買い替えにもどちらも一長一短あるのでその辺をチェックしてどちらが良いかご検討下さいね。

エアコン移設は?

エアコンの取り付けや取り外しの標準工事料金は、エアコンの性能や工事内容によって違ってきますが取り付け、取り外しを合わせて2万円ぐらいで作業できます。

しかし、この工事料金は、エアコンの取り付け標準工事料金になるので、標準工事以外の作業を依頼すると追加料金がかかってしまいます。
追加プランで人気なのは、エアコンクリーニングになります。

内容によって料金が違いますが、分解はしないで行う掃除から、2~3万追加料金を出してしっかり洗浄する分解クリーニングまで色々あります。

エアコンクリーニングは基本工事ではないのでやらない事もできますが、分解してのクリーニング作業は、引越しなどの時にしかできない作業なので、業者に勧められることが多くなります。

移設してからも、しばらく買い替えないならこの際に、メンテナンスしても良いですね。

エアコン買い替えは?

エアコンを購入する時には、エアコンの本体価格に加えて、基本的作業の工事費が一緒になっている場合がほとんどです。

エアコンの購入費に、基本的作業費用が一緒の場合は、エアコンを買うお店でエアコンの取り付けや取り外しをする場合に限るので、購入したお店ではないところに取り付けや取り外しを頼むとまた、別に費用がかかります。

エアコンを買う時には、取り付けにかかる工事費用は無料になっている事が多いですが、場合によっては追加料金が発生する場合もあります。

エアコンはリサイクル家電になっているので、古いエアコンを処分するとリサイクル料金もかかります。
リサイクル料金は、エアコンのリサイクル料金約5000円(メーカーによって変わる)と、運ぶのにもお金がかかり、電器店によっても違いますが、1000円~1500円くらいです。

元のエアコンを使い続けるか、新しくエアコンを購入するかを考える時には、「エアコン取り付けにかかる追加工事料金」と「今使っているエアコンの製造年式」を把握しておく必要があります。

今使っているエアコンが古くて長年使っているなら、最新のエアコンにすれば省エネで電気代も安くなるし、長期的に考えると安くなる可能性もあります。

またやっぱり移設するとエアコンが傷むなんて話もあるのでそこも考えておくと良いでしょう。
転勤が多いなどで何度も引越す可能性があるなら移設でも良いけど、そうでないなら買い替えも検討した方が良いかもな~って思いますよ。

引越しでエアコンの寿命ってどうなるの?

エアコンの寿命は、引越しによって短くなってしまう事もあります。

引越しでエアコンの寿命が変わる原因は、
・配管を傷つけられる。
・取り付け時にガス漏れがある。

以上の2つが、エアコンの移送やエアコン取り付け、取り外し時に起こってしまうからです。

エアコンの配管が傷つくとガス漏れが起こってエアコンがちゃんと動かなくなってしまいます。
故障まではいかないですが、夏であれば冷えず、冬は暖かくなりにくくなります。

他にも、取り付けや取り外しの際に配管が傷ついて、ガス漏れが起こってしまう事もあります。

エアコンの配管を取り付ける作業は、非常に細かい作業になり、専門の技術が必要になります。
業者によっては施工不良という事も起こりやすいのです。

配管が傷ついてる場合は、エアコンを移設して取り付ける時に、業者さんからエアコンの配管の交換をすすめられます。
交換費用は、エアコンの配管+施工費となります。

本当に必要なのか、施工の前に業者さんにしっかり確認して下さい。

傷ついた配管の交換費用は、場合によっては新しくエアコンが買い替えられる程の工事費用がかかることがあります。
工事費用が高くなってしまう場合は、買い替えをする人のほうが多いので、強制的にエアコンの寿命になってしまうこともあります。

基本的には、引越しする際には「エアコンの寿命は短くなる」と考えておいたほうが良いですね。

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引越し時のエアコントラブルって?気を付けることは?

最近では、マンションに限らず一戸建ての家にもエアコンが設置済みになっている物件も多く、わざわざ引越し先へエアコンを移設する必要がない場合もあります。

また、古いエアコンの場合はカビなど生えてきていて不衛生でもあるし、新しく出た製品に比べると電気代も高くなっていたりと長期的に使用すると、かえって損をしてしまう可能性もあります。

引越しは、エアコン買い替えの良い機会になります。

しかし、どうしてもエアコンを引越し先に持って行きたいこともあるかと思います。
エアコンの取り外しや設置は、ちゃんとした知識や道具が必要になるので、自分で行うことはできません。

設置作業は、引越し業者に依頼できますが、実際は引越し業者が作業を行うのではなく、外注のエアコン取り付け業者が担当するしくみになっています。
要するに、引越し会社に頼むとその分の手数料が、引越し費用に上乗せされています。

なので、引越し業者を介さず、エアコン取り付け業者に直接依頼すれば、1~2割くらいは、費用の節約ができます。
つまり、引越し作業と、エアコンの取り付けや取り外しや運搬の作業を、別々の業者に依頼する形です。

その際の注意点としては、同じ引越しの日に作業を行うので取り外しの時間と引越しの時間を調節して、トラブルが起きないよう手配をして下さい。

ちなみに、エアコンの引越し料金は、大きさや種類、運送距離などによって変わりますが平均で一台当たり1~2万円かかります。
転居先に持って行ったとしても、コンセントの形状が違ったり、ホースの長さが足りなかったり、配管を通すために外壁に穴を開けなければいけなくなった場合には、追加料金も払わなくてはいけなくなります。

この追加料金がとても高くて2~3万円になることもあります。安い引越し業者に頼んでも、追加料金によって結局高くなってしまう事もあります。
このような事態にならないためにも、ある程度引越し先の状況を良く確認して、引越し業者とも相談しておくとトラブルにならずにすみます。

このようなトラブルにならない為にも引越し業者では、エアコンの取り付けと取り外しに追加料金が発生しないパックコースが用意されている業者もあります。
パックコースだと通常のエアコン作業料金は高くなりますが、それ以上の追加料金が発生することはないので安心です。

大きなトラブルを避けるためにも、こうしたパックコースを選んでおくのも良いですね。

まとめ

引っ越しする時にもできれば、エアコンは持っていきたいです。

そんなに安いものでもないし、新しく買うには躊躇します。
しかし、最近は、省エネだったりするので新しく買ってしまった方が日々の電気代も安くなる場合があります。

なので、時と場合によっては移設か購入かは考えないといけないですね。

エアコンはメンテナンスをするにも気を付ける点がたくさんあります。
⇒ エアコンの洗浄スプレーは故障の原因?効果や使用後の注意点は?

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