毎年、秋から冬にかけてインフルエンザの予防接種の時期が来ますね。
でも、予防接種をしたら注射したところが赤く腫れあがったり発熱したりしたことがありませんか?
それは副作用の可能性があります。他にも予防接種を受けたことで体調を崩す方もいます。
そこでインフルエンザの予防接種の副作用について紹介していきたいと思います。
目次
1) インフルエンザの予防接種とは
インフルエンザの予防接種で体調を崩したりする人はワクチンに対して体がちゃんと反応して起こるもので抗体がつくられている証拠です。
どの症状も軽いものなので数日で治ることが多いです。
一般的に副作用が出るのは全体の10%~20%だといわれています。
2) 予防接種なのに体調を崩す!?潜む副作用の種類
副作用といっても少し腫れたり、頭痛、発熱、全身がだるくなることもありますが数日で治ることが多いです。
しかし、副作用でも要注意な物もあります。
- 注射跡の晴れが広範囲
腫れが肘や肩を超える場合はワクチンに対して過剰なアレルギー反応の可能性があるのですぐに病院に行ってください。 - 呼吸が苦しくなった
その場合はアナフィラキシーショックの可能性があります。
また、アナフィラキシーショックはインフルエンザワクチンだけでなくほとんどの薬にあります。
特に危険なのが卵アレルギーの方です。ワクチンを作る際鳥の卵を使うので成分が残ってしまいます。 - 両手、両足に力が入らない
手足に力が入らなかったり呼吸が苦しくなったらギランバレー症候群の可能性があります。
時間をかければ治る病気ですが神経内科などの専門医に見てもらってください。
3) インフルエンザ予防接種の注意点とは?!
注意点は色々ありますが特に以下に該当する人はインフルエンザの予防接種は受けない方が良いでしょう。
- 明らかに発熱している方(通常は37.5度を超える場合)
- 重い急性疾患にかかっている方
- インフルエンザワクチンの成分によりアナフィラキシー(通常30分以内に出現する呼吸困難や全身性のじんましんを伴う重いアレルギー反応のこと)を起こしたことがある方
- その他いつも診てもらっている医師にワクチンは受けないほうがいいといわれた方
インフルエンザの予防接種はウィルスを体内に入れる事になるので、免疫力が落ちていると予防接種を受けてインフルエンザに感染しちゃうなんて事もあります。
予防接種はあくまでも予防で、インフルエンザにかからない確約があるわけではないので、今までにアレルギー症状が出たり、医師に止められているのに打つ理由はないと思いますよ。
ワクチンを摂取する前に医師に相談した方がいい方
予防接種前に以下の症状がある人はしっかり医師と相談してから接種すべきかどうか判断してくださいね。
自己判断で予防接種を受けると深刻な副作用を起こす可能性もあるので気を付けてください。
- 心臓血管系疾患、腎疾患、血液疾患など基礎疾患のある方
- 薬の投与、または食事(鶏卵、鶏肉など)で湿疹が出たり異常をきたした方
- 過去にけいれん(ひきつけ)の既往症がある方
- 過去にインフルエンザを受けた時2日以内に全身の発疹、発熱、じんましんなどのアレルギーを疑う症状の見られた方
- 過去に免疫状態の異常を指摘されたことのある方、近親者に先天性免疫不全症がいる方
- 気管支ぜんそくがある方
- 妊娠している方
- 出産時に未熟児で発育の悪い方(接種さる方がお子さんの場合)
- 発育が悪く、医師、保健師の指導を受けている方(接種される方がお子さんの場合)
4) 接種後の注意点とは?!
インフルエンザの予防接種後は医師に言われた注意点などしっかり守ってくださいね。
医師によって注意する内容が違う事がありますが、一般的な注意点を上げておきますね。参考にしてみてください。
- 接種後30分間はアレルギー反応(息苦しさ、じんましん、咳など)が起こることがあるので医師とすぐ連絡がつくようにしましょう。
- 副反応(発熱、頭痛、けいれんなど)のおおくは24時間院内に現れやすいので摂取後1日は体調に注意しましょう。万が一高熱やけいれんなどの異常が出現した場合は速やかに医師の診察を受けてください。
- 接種後に接種部位があかく腫れて痛む場合がりますが通常4~5日以内に治ります。なお、体調に変化があれば速やかに医師の診察を受けてください。
- 接種後の入浴は問題ありませんが接種部位を擦らないでください。
- 接種当日はいつも通りの生活をしてください。ただし、接種後は接種部位を清潔に保ち、接種当日は激しい運動やと医療の飲酒は避けてください。
まとめ
私はインフルエンザの予防接種で副作用が出たことがありませんし、周りにもいませんでしたが副作用が起きたらと考えるだけでも本当に怖いなと思います。
まずはしっかり医師と相談して予防接種を受けるこれにつきますね。