ひな祭りと言えば女の子の節句、女の子が居る家庭では何かしらお祝いをしますよね。
雛人形を飾って、ひな祭りの行事食を食べながら白酒や甘酒を飲んで過ごすという家庭が多いでしょうか。
今回は、ひな祭りには欠かせない、白酒や甘酒を飲む理由や種類について紹介します!
目次
子供に甘酒はいつごろから飲ませていいの?
子供には、いつから飲ませていいのか気になりますよね?
一般的には1歳からと言われています。
もちろん、酒粕が使われていないご飯と米麹が原料の甘酒を選ぶ必要があります。
ご飯と米麹だけで作った甘酒は、子供の体への負担も少なくて、消化吸収がいいです。
なにせ甘酒は飲む点滴なんて言われるほど健康に良いと言われていますからね。
飲ませる前に、親が味見をしてみて濃すぎるとか甘みが強すぎるなんて時は、お湯で薄めてあげてください。
子供もその方が飲みやすいですからね。
もし、それでも飲ませるのが不安な場合は無理に飲ませなくてもいいです。
ひな祭りには甘酒をって言うけど、別に絶対に飲まないといけないものじゃないですから(笑)
考えたら私もひな祭りに甘酒を飲んだ記憶ってほぼありません。
なので行事食だし、体にもいいものだから飲ませたいと思ったら飲ませるでOK!
子供の好みもあるし、飲みたい、飲んでみるってなったタイミングであげれば良いですよ。
甘酒には2種類あるって知ってる?!
ひな祭りで親しまれている甘酒には、原料の違う2種類あるんです。
- 酒粕を原料とする甘酒(アルコール入り)
- 米麹を原料とする甘酒(アルコールなし)
子供に飲ませる時には注意が必要です。
甘酒なら飲ませられるんでしょ~と思っているとアルコール分を摂取させちゃいますよ。
普通のお酒ほどアルコール分が多いわけじゃないですが、1歳ぐらいから飲める甘酒ですからね。
子供にあげるときは要注意です。
酒粕を原料とする甘酒
1種類目の甘酒は酒粕を使うタイプで、アルコールが少し入っているものです。
こちらは子供には飲ませられないので、購入する際はちゃ~んと原材料をチェックしてくださいね。
酒粕タイプの甘酒はさらに2種類にわけられます。
表記を見るとわかるのですが、酒粕を煮詰めたものに、砂糖が入っているものと、酒粕を煮詰めてから米と麹で甘くするタイプがあります。
酒粕を使っているためどうしても少量はアルコール分が入っちゃうんですよね。
米麹を原料とする甘酒
次に紹介するのは、米麹を原料とするアルコール成分なしの甘酒です。
甘酒は1歳から飲ませてOKと言いましたが、飲ませていいのはこちらの米麹原料の甘酒になります。
大人が飲むにはちょっと物足りないと感じる人もいるので、大人用と子供用の2種類用意してもいいかもしれませんね♪
その辺はお好みで用意してみてください。
でも見た目はほぼ同じ…間違って飲んじゃう、飲ませちゃうって事の無いようにご注意ください。
ひな祭りに甘酒を飲む理由ってあるの?
ひなまつりにお酒を飲むのにはちゃんとした理由があります。
もともとひな祭りは、性別関係なく邪気を払うための季節の行事だったんです。
その中でお酒を飲むようになったのは、ある伝説がもとになっていると言われています。
昔、大蛇を宿した女性が3月3日に白酒を飲んだことで、大蛇を無事体内から出す事が出来たのだそうです。
この伝説から、体内に悪い事が宿らないようにと厄除けや厄払いの願いを込め、身の穢れを洗い流すためにお酒が飲まれるようになった、と言われています。
このように、厄払いの願いを込めてひな祭りに白酒を飲むようになりました。
でも、白酒にはアルコールが入っているので子供は飲む事が出来ません。
そこで、子供でも飲めるようにアルコールが入ってない白い甘酒を用意するようになったことが、甘酒をひな祭りで飲むようになった理由です。
甘酒が飲まれるようになったもう1つの理由は?
甘酒が飲まれるようになった理由は、もう一つあります。
白酒はできるまで時間がかかりるのですが、甘酒は1日でできる〝一夜酒〟と言われ、1日でできるため手軽に作れるとして親しまれてきたのです。
確かに手軽に作れるものじゃないとなかなか庶民が飲めないですもんね。
甘酒には健康効果が?!
そして白酒や甘酒が好んで飲まれるには健康効果も大きかったかもしれません。
白酒や甘酒は麹や酒粕から作られていて、飲む事で新陳代謝が上がったり、ビタミンなどの栄養も豊富なので、美容や健康にもいいと言われています。
最近、甘酒の健康効果がかなり言われているので、ひな祭りとか関係なく飲む人も増えてますもんね(笑)
甘酒は子供だけでなく、女性にも嬉しい飲み物だといえます。
ひなまつりの甘酒の習慣なかったな~という人も、行事食でもあるのでぜひ飲むようになった理由なんかも子供に伝えながら飲んでみるのもおすすめです。
まとめ
ひな祭りにお祝いで飲む甘酒は、米麹のノンアルコールの物なら1歳からでも飲ませて大丈夫です。
ただ、無理に飲ませる必要はないので、自分が飲ませたいと思う、子供が飲みたいと言いだすタイミングであげるでも全然OKです。
ただ甘酒は飲む点滴と言われるぐらい健康効果があるって言われているので、ひなまつりの行事食として、子供と甘酒を飲む理由を話しながら飲んでみるのもおススメですよ。
その時はちゃ~んと米麹原料の甘酒を選ぶ!
これだけは忘れずに…楽しいひな祭りを過ごしてくださいね。
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