寒い時期には欠かせないお鍋。
やっぱり、普通のお鍋より土鍋の方が美味しそうな雰囲気が出ていいですよね。
でも新品の土鍋を使うには、ちょっとした下準備をしないと正しく使えないんです。
せっかく買ったのなら、正しく使って長く使っていきたいですよね♪
そこで、新しい土鍋を正しく使う方法をお伝えしたいと思います!
ちょっと手間をかけるだけで長く愛用できちゃいますよ~。
土鍋のひび割れの原因とは?
土鍋を使っていくうちに、ふと土鍋にヒビが入っていることがありませんか?
ヒビが入ってしまうには、原因があるのです。
土鍋はもともと土の持つ性質で、ヒビが入りやすいものです。
ヒビがはいってしまう事態を防ぐために、後から紹介する『目止め』を行います。
また、ヒビが入りやすい以下のようなシチュエーションがあります。
・熱々の土鍋を急に冷えたところに置いたり、冷水をかける
このようなことをしてしまうと、土鍋にヒビが入ってしまいますので気を付けましょう。
目止めって何? その方法とは?
新品の土鍋をそのまま使うのと、目止めをして使うのでは、土鍋の寿命が全然違ってきます。
新品の土鍋には、『目止め』という作業をしなければなりません。
土鍋の胴には耐久性のためにうわぐすりが塗ってあるのですが、底部分は素焼き状態のままのものがほとんどなのです。
そのままでは、無数に穴の空いている状態となるので、新品の場合この穴を最初にふさいであげないといけません。
このふさぐ作業のことを『目止め』というのです。
以下に、目止めの方法をご紹介します。
●お米のとぎ汁を入れて、水8分目で10分から20分沸騰させる
●小麦粉大さじ2を入れて、水8分目で10分〜20分沸騰させる
この作業を行うことで、お米や小麦粉のでんぷんが底の穴をうめてくれるのです。
目止め作業を行う際の注意点としては、
・加熱した後は土鍋が自然に冷えるまで待ちます
・冷えた後に、中を水洗いする
これでOKです。
最初は少し手間がかかりますが、これを最初にしておくだけで長持ち度が全然違ってきますので新たしい土鍋には『目止め』をすることを覚えておきましょう♪
長持ちさせる土鍋の洗い方は?
また、土鍋の洗い方も気をつけないといけません。
他の食器と同じように洗ってはいけませんのでご注意くださいね。
まず、土鍋の洗い方には以下のポイントがあります。
2.汚れをそのままで一緒に浸け置きをしない
3.水気は取ってカビを防ぐ
土鍋は粘土でできているので、急な温度変化に弱いのです。
調理後にすぐ水につけてしまうと、ヒビが入るだけでなくときには割れてしまうことだってあるんです。
また、土鍋は陶器の一種でもろくて欠けやすいデリケートなものです。
洗う際は、柔らかいスポンジなどであらいましょう。
クレンザーや、金属のタワシや目の荒いスポンジは土鍋には小さな傷がついてしまい、それがモトでヒビが入る恐れがありますので、避けましょう。
まとめ
土鍋の扱い方を知っているだけで、安心して鍋料理が楽しめますね。
手入れが難しそうなイメージの土鍋ですが、慣れてしまえば簡単そうですよね。
せっかく買ったのだから長い付き合いをしたいものですね。
最近はたくさんお鍋の素も売られているので、いろんなお鍋を愛用の土鍋で楽しみましょう♪
ちなみに、しばらく使っていなかった土鍋を使う時にも、目止めの作業を行うことにより目に見えない土鍋のひびを修復してくれるので、土鍋が長持ちしますよ♪
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