3人制バスケがオリンピックに？！ルールや日本代表はどう決まる？

2020年東京オリンピックで正式種目として3人制のバスケットボールが採用されました。また、開催国枠として日本からも出場します！
今回は、3人制バスケがオリンピックに本当に採用されたのか、3人制バスケットボールのルールやどうやって日本代表が決まるのかご紹介します。

3人制バスケがオリンピックに採用されたの？

3人制バスケの正式名称は、3×３と書き、スリー・バイ・スリーといいます。

国際バスケットボール連盟（ＦＩＢＡ）は、世界で共通の公式ルールを作り、2007年に正式競技種目となり、世界に広まりました。

特に狭いスペースで少ない人数でプレーできるので、若者の間で流行りました。

もう10年以上も前に正式競技種目となった3人制バスケは、その人気もあり、2020年の東京オリンピックで男女両方にオリンピックの正式種目として採用されました。

新種目を日本で見れるなんて、とても楽しみですね。

また、当初は、男女に開催国枠としてオリンピック出場が認められていましたが、開催国枠としての出場は、男子か女子のいずれか１チームとされました。

そこで、世界ランキングが高いほうの男子チームが出場権を勝ち取りました。

女子チームは、来年3月にインドで開催されるオリンピック予選に出場し、出場権をかけて戦います。

男女ともにオリンピックに出場している姿をぜひ見たいですね。

バスケ3人制のルールを教えて！

3人制バスケと5人制バスケでのルールの違いは多くあります。

コートのサイズは、ほぼ半分になります。試合の展開がはやくなりそうですね。

ゴールも１つしかなく、両チームが同じゴールにシュートをします。
どうゆうこと！？と思う方もいるかもしれません。

簡単に説明すると、攻撃の時間と守備の時間があるのでゴールは１つでも大丈夫なんです。

3人制バスケの時間や人数は？！

また、バスケには攻撃に制限時間がありますが、5人制バスケでは24秒、3人制バスケでは、12秒と半分になっています。

チームの人数は、5人制バスケでは、12名以内ですが、3人制バスケでは4名以内となっています。つまりベンチの人が1人だけいる状態です。

試合時間は、大きな違いの１つになるのですが、5人制バスケでは10分間のクォーターが4つあるので、全部で40分間あります。

3人制バスケでは、全部で10分間であり、さらにどちらかのチームが21点先取すると試合終了となります。

3人制バスケの得点ってどうなっているの？

得点量の違いもあります。

点数の違いを覚えておくと、特に試合終了間近で接戦だった場合、こうやったら勝てるとか。こうされたら負けるなどが観戦視点で推測できるので、面白いとおもいます。

3人制バスケの選手交代は？

選手交代のルールの違いもあります。

通常運営に申告した後に交代指示がされ、選手交代となりますが、3人制バスケでは、ボールがコート外に出た後、試合が再開される前に選手同士で自由に交代ができます。

選手交代もスピーディです。

3人制バスケで使うボールは5人制と一緒？！

また、5人制バスケでのボールは7号を使用しますが、3人制バスケは、少し小さい6号を使用します。これは、5人制バスケで女子が使用するボールの大きさと同じです。

3人制バスケでは男女によるボールの違いはありません。

今回、コートの大きさや試合時間などをご紹介しましたが、他の球技と比べて、ただででさえ展開がはやいバスケットボールですが、3人制になることで、よりいっそう試合展開がはやくなり、応援している側もより熱狂できるスポーツです。

バスケ3人制の日本代表はどう決まる？

日本代表選手になれるのは4名です。

2020年東京オリンピック日本代表資格は、

という条件があります。

また、男子日本代表の強化合宿が11月18日から3日間行われ、10人の選手が参加しました。この中から日本代表4名が決まると予想されます。

誰が選ばれるのか楽しみですね。

まとめ

2020年東京オリンピックの正式種目として採用されました3人制バスケですが、試合時間は最大で10分間であり、攻防の展開がはやく、とてもスピーディーなスポーツとなっております。

選手の人もこの種目で初めてのオリンピック出場となるでしょう。

オリンピックまであと少し！

選手たちがメダルを取れるように、この機会にルールを覚えてたくさんのエールを送りましょう。