TVを見ているとピロリロリン♪と音が鳴って災害情報のテロップが画面に映し出されることがありますよね。
内容は地震、火災、水害など様々です。特に最近はゲリラ豪雨や地震などの情報が増えている気がします。
そして、日本は地震大国と言われるほど地震が多い国でもあります。
ここ最近では災害時用のグッズや食料品が多く販売されていますし災害時に備えて準備している家庭も増えています。
しかし、赤ちゃんがいるご家庭では更に準備が必要になりますよね。
そこで今回は災害時の赤ちゃんのミルクをどうすればよいのかを考えていきましょう。
完全母乳大丈夫という人も、災害時のストレスで母乳が出なくなるなんて事もあるので備えておくと安心ですよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
災害時の赤ちゃんのミルクはどうすればいいの?
まず赤ちゃんのミルクを作るために必要なものは
※粉ミルク
※清潔な哺乳瓶
※清潔なスプーン
哺乳瓶やスプーンは消毒が出来なければ使うことはしないでください。
※水
ミルクを作るときは必ず70℃以上のお湯を使ってくださいなぜなら、粉ミルクの中には「サルモネラ菌」や「サカザキ菌」が潜んでいる可能性があり、病原菌を殺菌できる温度が70℃なのです。
※お湯を沸かすための容器
※カセットコンロ
これだけのものが必要になります。
災害時に自分の家でならまだしも、避難所でこれだけのものを用意するのはかなり大変です。
なので、赤ちゃんがいる家庭では災害時の備えが特に大事になりますね。
日本ではまだ販売が認められていませんが、熊本地震の際に海外からの支援物資の中に液体ミルクがあり、多くのお母さんや赤ちゃんが助けられたそうです。
ネット販売であれば購入も出来るので、準備しておくのもいいですね。
日本のお店で購入できるようになるのが一番いいのですが、まだ先の話になりそうです…。
災害時のミルクの作り方は?
容器の消毒が出来ない場合は使い捨ての紙コップなどで代用してミルクを作りましょう。
水で洗っただけの容器などは衛生的ではない為使用しないでください。
今は使い捨て哺乳瓶が販売されているので事前に購入しておくのがおすすめです。
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災害時だけではなく旅行などにも利用できるため便利ですよ。
他にも熱燗機能でミルクを作るキットなども販売されています。
お湯が使用でき、容器などを消毒できる環境であれば通常自宅でミルクを作るのとさほど変わらないです。
しかし、お湯がないのであればミルクを作ることはできません。
避難場所でお湯が使用できるかどうかの確認が大事なポイントになります。
赤ちゃんのミルクって代用できるものはある?
緊急事態の一時しのぎとしてであれば約100mlの白湯に約5gの砂糖を溶かしたものがいいです。
5gの砂糖はだいたいステックシュガー1本分です。
ただしこの方法は、赤ちゃんの低血糖と脱水を一時的に防ぐための方法ですので長期間これを与えるのはやめましょう。
避難時の赤ちゃんが離乳食を始めているのならば甘酒も代用品として与えてもよいです。
赤ちゃんに与える場合には酒粕からできているのか米麹からできているのかをちゃんと確認してくださいね。
米麹からできているものは大丈夫ですが酒粕からのものは赤ちゃんに与えないでください。
甘酒は飲む点滴といわれるほどに栄養があるので、大人でも栄養補給にはよいのですが、常温での保存期間が短いためなかなか災害時には手に入らないとは思いますが…。
まとめ
災害はいつ起きるかわかりません。
なので、それぞれの家庭でしっかりと災害時の備えをしておかなければならないのです。
大人は自分に何が必要か考えればよいのですが赤ちゃんに必要なものは大人がしっかりと考えて備えておかないといざとなってからではなかなか手に入らないものです。
今回は赤ちゃんミルクについてでしたが、最近のホームセンターにはすごく多くの種類の防災グッズが売られています。
しっかりと備えましょう。