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太宰府天満宮 に祀られている菅原道真 と梅との関係は?

受験シーズンになると、多くの受験生が訪れることで知られる太宰府天満宮。

学問の神様で非常に有名な神社です。
太宰府天満宮といえば、梅の花というイメージがありますよね。

余談ですが、ここで売られている梅をイメージした梅ヶ枝餅は、とても人気でいつも多くの人で賑わっています。寒い冬に食べる焼きたての梅ヶ枝餅は、とても美味しくてオススメですよ♫

さて、話は戻りまして太宰府天満宮といえば菅原道真が有名ですが梅の花も同じく有名ですよね?
でも、このそれぞれ有名な2つの関係を詳しくご存知でしょうか?

そこで今回は、菅原道真と梅の関係や、有名な飛び梅伝説の詳細について触れてみたいと思います!

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太宰府天満宮の歴史

太宰府天満宮のご利益は、言わずとしてれた受験合格・学問上達を始め様々なご利益があります。

旧社格は官幣中社となり、現在は神社本庁の別表神社となります。
神紋は梅紋なり、本殿は重要文化財として指定されています。

延喜19年(919年)に建てられ、菅原道真を祭神として祀る天満宮の一つです。
初詣に訪れる人が多いことでも大変有名で、福岡だけでなく日本全国から毎年200万人の参拝客が訪れます!

年間の、参拝客の合計はなんと850万人にもなるので大変人気のある神社なんですね。

全国の天満宮の総本社でもあります。
太宰府天満宮と共に、京都の北野天満宮も総本社となっています。

菅原道真といえば梅の花!

菅原道真といえば、梅の花のイメージをお持ちの人は多いと思います。

でも、有名な花が咲く木といえば、桜をぱっと想像する人は多いと思います。
でも桜の木がメジャーとなったのは、菅原道真のいた時代よりもっと後のことなんですよ。

菅原道真がいた時代の日本では、花の咲く木といえば梅を思い浮かべるのが当たり前でした。
なぜかと言うと、遣唐使からもたらされた中国文化が根強くあり、その影響から来ていました。

菅原道真は、もちろん漢学者として中国の文化に詳しく、親しみを感じていたことから梅をこよなく愛していたのです。

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飛梅(とびうめ)伝説とは?

菅原道真といえば、飛梅伝説が有名ですよね?

この言葉を聞いたことはあっても詳しいいきさつはご存知でしょうか?
菅原道真が、左大臣藤原時平の讒言により、大宰府つまり九州に出発する時に梅が香り高く咲いていたのです。

その時に、菅原道真が梅の木にあてて一句詠みました。
その時の有名なのが以下の句です。

「こち吹かば匂(にお)い起こせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」

この俳句の意味は、梅の花よ、春風が吹いたら匂いを寄越してくれ。主人が不在でも春を忘れるな。です。

梅をこよなく愛していたことが伝わってきますね。

このことから、その梅の木が天満宮に飛んだという伝説があり、飛び梅伝説が語り継がれるきっかけになったんですね。

とても、菅原道真の人柄が表れる美しい句ですよね。

まとめ

今回は、太宰府天満宮について触れてみました。

沢山の魅力溢れる太宰府天満宮。
受験シーズンや、初詣の時だけでなくいつも賑わっていて大変人気の高い神社です。

ついつい近くに行くと立ち寄ってお参りしたくなる不思議な魅力があります。
お蕎麦のお店もいくつか並んでいるので、歩き疲れたらそこで一息入れてもいいでしょう。

また、太宰府駅から真っ直ぐ続く、表参道には梅ヶ枝餅をはじめ、お土産やなどのお店がずらりと並んで、多くの人で連日賑わっています。

実はそれだけじゃなくて近くには、遊園地や美術館もあるんですよ。
デートや、ファミリーでのレジャーにもオススメのスポットです。

是非お立ち寄りくださいね。

太宰府天満宮は見所がたくさんなので、ついつい歩き過ぎますので、動きやすい格好で行かれてくださいね。
福岡の太宰府天満宮に、是非一度お参りされてはいかがでしょうか?

太宰府天満宮に行ったら是非食べたい梅ヶ枝餅についてはこちらも見てみる。

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