潮干狩りに行こうと思っても、どんな服装で行けば良いのか、道具は何を持っていけば良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
せっかく潮干狩りに行ったなら、たくさん獲って満喫したいですよね。それにはやっぱり準備は欠かせません。
今回は、潮干狩りに適した服装と便利な持ち物って何があるのか、潮干狩りする道具には禁止されているものもあるのか、潮干狩りでたくさんあさりを採るコツや使い勝手の良い道具についてご紹介します。
目次
潮干狩りにぴったりの服装とあると便利な持ち物ってなに?
潮干狩りの服装
まずは服装です。潮干狩りに場違いな格好で行かないようにチェックしてくださいね。
上半身
動きやすくゆとりのあるTシャツやカットソーなど。
寒くなければ半袖で大丈夫ですが、紫外線や日焼けが嫌ならば長袖がいいですね。
長袖の薄手の上着もあると使えます。
最初は寒いので、着ていって、動いて暑くなったら脱げばいいのです。
薄手なら腰に巻いたり、肩にかけておけばそんなに邪魔にもなりません。
下半身
下はショートパンツやハーフパンツがいいですね。
長い丈のパンツをめくってもいいですが、重たくなるしなんだかんだ濡れてしまうので、短めのパンツが楽です。
当然ですが、女性のスカートは危険です。めくれるし、濡れます。
かなり手抜きにはなりますが、上下とも汚れてもいいジャージにするというのも有りですね。
足元
クロックスみたいな脱ぎ履きしやすく、しっかりしたサンダルがおすすめです。
意外と、割れた貝殻やガラス破片など落ちているので危ないです。
そして、毒を持っているアカエイも潮干狩りの海にはいたりします。
尾尻には鋭い毒針があって、踏んでしまうと刺されて重症になる恐れがあります。
このような危険な目にあわないためにも、ビーチサンダルは止めておいた方がいいですね。
なるべく底が安定して、厚めのサンダルが適しています。
その他
服装というとうっかり忘れがちですが帽子やサングラスもあると良いです。
帽子
潮干狩りの時期は、紫外線も強くなる時期なので、ツバの広い帽子は必須です。
熱中病を防ぐにも使えます。
海風で飛ばされてしまわないようにゴムやひも付きがいいですね。
サングラス
水辺は照り返しもきついので、着けていた方が目に安心です。
動いても取れにくいスポーツタイプがおすすめです。
ちなみに、子供と一緒に行くなら少し派手な色の服を着て、目印になるような格好をさせておくと迷子対策になります。
また、親子で同じ色を着ておけばお互いはぐれた時に見つけやすくなります。
潮干狩りに行く時にあると便利な持ち物!
服装も大事ですが潮干狩りに行くなら持っていくべき持ち物をご紹介します。
どれもなきゃ絶対ダメって訳ではないですが、あー持ってこればよかったと思う物たちばかりですよ。
日焼け止め
この時期は紫外線が強いので持って行ったほうがいいですね。
大きいペットボトル
帰りに砂出し用のきれいな海水を入れて持ち帰るためです。
タオル
タオルは多めに持っていくと良いです。
首に巻いて日焼け対策としても使えますし、汗をかいたらふけます。
汚れた足を洗って拭くのにも必要です。
ウェットティッシュ
何かと汚れるので、あるとササっと出して拭けるので便利です。
救急セット
消毒液や絆創膏はあった方がいいです。
海辺は結構危険です。
折り畳みイス
潮干狩り中に座りながら作業すれば腰が楽です。
ちょっとした休憩にも使えます。
レジャーシート
疲れた時に、浜辺で一休みする用です。
ボディバックやショルダーバック
小さめのものでOK!
飲み物や貴重品を持ち歩くのに便利です。
これは番外編ですが下着まで濡れたら嫌だなという人は洋服の下の水着を着ておくのもおすすめです。
潮干狩りの道具で禁止されてるものは?
潮干狩りの会場にもよるので一概に禁止とは言えませんが、使用を禁止されている道具があるのでしっかりチェックしておくのが良いです。
大きな熊手
ほとんどの会場では、熊手の大きさに決まりがあります。
幅が10cm~15cm以上になると、使えない可能性があります。
忍者熊手
熊手に金網が付いている忍者熊手という物があります。
禁止されている所が多いです。
ジョレン
取っ手のついた金網のカゴみたいな道具です。砂を大量にすくい上げて貝を採る、プロが使うような道具です。
意外と100均などにもあるので間違えて買わないようにして下さい。
また、無料の潮干狩り場でこういった道具を使って貝を採ってしまうと密漁ということになるので気をつけて下さい。
潮干狩りのコツと使い勝ってがいい道具ってどんなの?
潮干狩りをするにもやみくもに探しても見つかりません。
何をするにもコツが大事です。
潮干狩りのコツをお伝えします。
早い時間に行く
干潮になる2時間が、潮干狩りには最適な時間とされています。
潮が引いている時間は短く、行くのが遅いと早く来た人に採り尽くされてしまう可能性があります。
また、潮が戻ってきてしまい貝を採る時間が少なくなってしまうので、潮が引き始めたら貝を取り始められるように干潮の3時間前位には到着して、準備などをして待機しておくといいかもしれません。
同じ場所に長く留まらない
貝をたくさん掘るには、アサリが大量にある場所を見つけることが大事です。
アサリが大量発生してそうな所を見つけるまでは、いろんな所を探して掘ってみることです。
アサリは深い場所にはいないので、浅瀬を広く掘るようにして下さい。
誰も掘っていない場所を掘る
砂が柔らかくなっていて、掘りやすい場所は、誰かに掘りつくされてしまった所です。
逆に、砂が固くて掘りづらい場所は、まだ誰も掘っていない可能性が高いので貝を見つけやすいかもしれません。
貝を大量に獲っている人に近づく
潮干狩り場に行くと、潮干狩り慣れしたプロみたいな人がいます。
服装や持ち物や獲り方など見れば判断できると思います。
潮干狩り慣れしている人に近づけば貝がたくさん掘れる可能性がありますよ。
気づかれない程度に近寄ってみて下さい。
潮干狩りの基本の持ち物は?!
- バケツ 、熊手 、軍手
- 編みネット :貝を採った後に入れておく袋に使います。
- クーラーボックス:折りたためる簡易クーラーボックスや発泡スチロールの箱でも大丈夫です
- 保冷剤:持ち帰る際に、貝を冷やします。
- 新聞紙:貝を持ち帰る時に、濡らしてクーラーボックスに敷きます。
- バスタオル:荷物が多くなるのが嫌なら、フェイスタオルを何枚か持っていってもいいですね。
- 着替え:濡れるのは確実なので、一応全身の替えはあったほうが安心です。
使い勝手の良い道具
砂の表面をかいて貝を掘り出すには熊手が一番使い勝手がよいそうです。
また、夢中になると手で掘りたくなるので、軍手は絶対に装着しといた方がいいですね。<
まとめ
潮干狩りに行くならやっぱり準備はばっちりしておいた方が良いです。
何せ濡れるのは必至ですから、たまたま出かけてというのだとちょっと困る事も…
それに道具がないとなかなか短時間でたくさんあさりを見つけられないかもしれません。
なのでしっかり服装、道具を準備して下さい。
ただし、便利って思っていても使ってはダメなものもあるのでそこはきちんとルールを守る道具選びが大事ですよ。
また潮干狩りでたくさん獲るにもコツがあるので、ぜひ参考にしてたくさんの貝をGETしてくださいね。
潮干狩りを楽しんだら次は食べるのも楽しまなきゃ!あさりの砂抜きの仕方などはこちらが参考になりますよ!
⇒ あさりの砂抜きを短時間で!失敗しないコツと終わりの見極め方とは?!