日々紫外線を浴びたり、外気に触れている肌…
ダメージが気になるという人も多いと思いますが、年齢を重ねるにつれて肌の衰えを感じる人も多いですよね。そういわゆる肌年齢ってやつですね。
今回はそんな肌年齢のピークがいつで、測定で何がわかり、どんな変化がでるのかについて紹介していきます。
目次
肌年齢のピークっていつなの?
女性であれば肌年齢って言葉に敏感に反応しちゃうって人も多いと思います。
ではその肌年齢っていつがピークなのか気になります。
よく「25歳はお肌の曲がり角」なんて言われますよね。
これ実は正解で…だいたいの肌年齢のピークは25歳と言われています。
まず、人間の成長は第一次成長期と第二次成長期とありますが全ての成長が終わるのが18歳なんです。
この時に肌の成長期もストップします。
しかし成長はストップしても25歳くらいまではまだまだホルモンの分泌はありお肌はハリや潤いを保ってくれます。
しかし、25歳を過ぎるとホルモンの分泌もストップしてお肌にハリや潤いを与えてくれていたエストロゲンも減少してしまうのです。
このことから25歳くらいから徐々に肌の衰えが始まり変化が見られるので、肌年齢のピークは25歳ごろをさします。
肌年齢の測定で何がわかる?
ところで先ほどから『肌年齢』と言っていますがそもそも肌年齢とはなんなのでしょうか?
肌年齢とは肌の状態をわかりやすく数字にして可視化したもののことを言います。
年齢が同じでも人によって肌質などは大きく違いますよね。
肌質によっても変わってきますが、その時のその人の肌の状態をわかりやすく数字に表して肌年齢として表しています。
肌年齢の測定では何がわかるの?
肌年齢は実際の年齢とはまた違うので、実際何がわかるのかというのも気になりますよね。
肌年齢は肌の状態を可視化したものと言いますが、肌年齢は大きく3つの基準で測定されています。
- 水分量
- 油分量
- 弾力
肌の年齢を測るというのは実際これらを数値化して判断しているんです。
今自分の肌の水分量がどのくらいで、油分量がどのくらい、弾力は…というのが具体的にわかっちゃいます。
- 水分量によって肌の乾燥の進行具合が確認できます。
- それと同時に油分量を見ることで皮脂なども含めて肌のコンディションを知ることが出来ます。
- そしてさらに肌の弾力性を知ることでお肌の若さを知ることが出来るのです。
知りたいようで知りたくないお肌の現実がよく分かるわけですよね。
肌年齢はその日によって違う!?
肌年齢は肌の現状を知るとっても便利な指標ではありますが毎日同じという訳ではないです。
その日の天候やお肌のコンディションによって肌年齢は変わってきます。
天候によって湿度が変わるので、その湿度によって肌に乾燥度合いにも変化があるって事です。
乾燥している日であれば肌も乾燥しやすくなりますし、湿気の多い日であれば肌表面もベタベタして皮脂が出たりなどと天気によっても肌のリアクションは変わります。
測定した日によっては肌年齢は変わりますが、ある程度の自分の肌のポテンシャルを知るための有効な手段ではあります。
肌年齢の変化っていつ頃から?
はじめにお肌の曲がり角は25歳と言いましたが、お肌が変化するのは25歳だけではないのです。
- 20歳
- 25歳~28歳
- 35歳
- 50歳
こんな感じで変化点があります。
20歳で感じる肌年齢の変化とは?!
まず始めに変化するのは20歳のとき。
人間の身体には『体内酵素』なるものがあり、体内で生成される酵素のことです。
人間の身体の中で作られる『体内酵素』は食べ物を消化するための消化酵素と代謝を働かせための代謝酵素に分かれます。
- 代謝酵素が酸化をするのを防いでくれます。
- 体内酵素は病気や怪我などをしても治してくれる作用があります。
20歳を機にグッと 体内酵素が減っていきます。
これが人間の『老化』です。
なんと…20歳から老化は始まってしまうのです!
でもまだ20歳だと老化は始まっていてもお肌の生まれ変わる周期であるターンオーバーは正常です。
ターンオーバーって何?!
肌は表皮の基底層というところで細胞が生まれてそれが少しずつ表面に上がっていき、最後に古くなったものが剥がれ落ちていきます。
この生まれてから剥がれ落ちるサイクルをターンオーバーといい、その周期は正常だと28日周期だと言われています。
このターンオーバーが正常に働いていると紫外線を浴びても排出してシミが残りにくくなります。
また、ターンオーバーが正常だと表皮表面の肌細胞である角質も新しく美しい状態が保てるのです。
この角質はお肌のバリア機能の役割も果たしているので紫外線などからお肌を守って健康的な肌を保つためにはとっても重要なのです。
だから20歳の子はお肌がプルプル張りもあり、多少の無理をしても潤いのある肌なのですね。
25歳~28歳に感じる肌年齢の変化とは?!
次のお肌の変化が見られる時期は25歳〜28歳の頃です。
ターンオーバーは正常な周期だと28日だと言いましたが、30歳に近づくにつれて周期は長くなり30歳になる頃にはターンオーバーの周期が40日になるとも言われています。
その周期が乱れる原因は加齢もありますが日常生活のストレスや不摂生などの生活習慣の乱れから来ています。
20代後半になってくるとそれらがあからさまに肌年齢の加齢を早めてお肌の弾力成分であるコラーゲンやエラスチン、保湿成分であるヒアルロン酸の減少につながっているのです。
そしてあからさまに目に見える"シミ"が出始めるのがこの年齢の頃。
20歳の頃はターンオーバーも正常で紫外線によるシミの元も排出できたのにターンオーバーの周期が長くなったことによってシミの元がお肌に残りやすくなっています。
また、加齢によるコラーゲンやヒアルロン酸の減少によって25歳以降からは肌が乾燥しやすくなっています。
乾燥していると毛穴から分泌されている皮脂量がバランスを崩してしまうことで毛穴が開いて見える原因にもなるのです。
35歳で感じる肌年齢の変化とは?!
その次のお肌の変化の時期は35歳頃。
35歳くらいになってくるとターンオーバーの周期も50日くらいになると言われているので
シミのほかにもくすみや乾燥の進みからほうれい線や小じわなどが出て来始めます。
そして皮脂の分泌量の変化がもあり大人ニキビができる人もいますね。
30代後半は仕事に精を出す人、子育てに追われる人など様々ですが自分のお肌のお手入れは後回しになってしまう人も多いのではないでしょうか。
ターンオーバーの周期が伸びた分、若い頃よりも紫外線対策や生活習慣や保湿が肌の状態を保って大きなカギとなるようです。
その対策としては…
- 肌の外側からの保湿だけではなくて内側からもこまめに水分補給することを心がける。
- 代謝を上げるためにビタミンEやビタミンBの含まれる食べ物を取り入れる。
- 食物酵素で体内酵素を上げるようにする。
また、運動やマッサージもおすすめです。
- 運動をすることで血流がよくなり、老廃物の回収が早くなるだけでなくお肌のくすみが改善されます。
- マッサージなどをして適度な刺激によっても血流は良くなりますよ。
これらを意識するだけでも肌の衰えを減退させる効果があります。
50歳で感じる肌年齢の変化とは?!
そして最後の曲がり角とも言われているのが50歳頃。
50歳頃のターンオーバーの周期は75日くらいと言われています。
ピークの頃より3倍も長くなっているっておどろきですよね(-_-;)
それに加えて女性ホルモンの変化が見られるのもこの頃です。
女性ホルモンの変化で分かりやすいものだと閉経がありますね。
これにより体内の女性ホルモンはグッと減り、美のホルモンとも言われるエストロゲンも減ると言われていてこれらが肌の衰えを感じさせる一つの要因になってきます。
この時期にくるのが更年期もその一つですね。
更年期によって精神的に変化するのもお肌の変化に影響を与えていると言われています。
水分量などを保つのも難しくなってきてしまうので保湿はやはり大切です。
それだけではなくエイジングケアも必須になってくるので基礎化粧品もエイジングケアを目的としたものを使うことでお肌の質をある程度保ってくれます。
あとはやはり健康面などを考えた上でも美容面を考えた上でも食事と運動はとても大切になりますので、今まで以上に意識するようにしましょう。
まとめ
どの年代になっても肌年齢や肌の悩みは尽きないものです。
どんなに肌が綺麗に見える人だってその人なりに何かしら肌悩みはあるもの。
今はアプリなどでも肌年齢を知ることができるので肌年齢から今の肌の状態をさらに見極めて、自分に合ったケアをしてより良い肌を目指せるように心がけましょう!