手を見れば年齢が分かる。と言われるぐらい、手にはいろんなものが表れてしまいます。
手が荒れたているだけで、老けて見えるしネイルなどしてもかわいくならないですよね。
日常的に水を使う主婦や、仕事だと手荒れするのも仕方ないと思いますよね。
そこで今回は、手荒れについて調べてみました。手荒れの原因は内臓疾患にあるのか。普段使う洗剤にも注意が必要なのか。手荒れがひどい時の対策など。
ぜひ参考にしてすべすべな手を目指しましょう♪
目次
手荒れの原因は内臓疾患にあるって本当?
手荒れの原因として、思い浮かぶのは乾燥ですよね。
気温も湿度も下がる寒い季節は、特に肌が乾燥してしまいます。
肌の水分が失われてしまい、皮脂の分泌が減るとバリア機能が低下します。
元々、手には皮脂腺が少なく手の平にはありません。
バリア機能が低下すると刺激を受けやすくなり、水仕事などの日常的な刺激にも敏感に反応して、手荒れにつながります。
アトピーやアレルギーなどの体質や、食べ物によるトラブルなど内側からの原因も考えられます。
過激なダイエットや偏食の栄養不足は、肌に必要な栄養が届けられなくなってしまいます。
栄養不足や偏った生活を続けていると、肌のターンオーバーが乱れて肌が乾燥しやすくなり手荒れも起こりやすくなってしまいます。
反対に、炭水化物の食べ過ぎや揚げ物の食べ過ぎも、糖質や脂質を過剰摂取することになり、コレステロールが増てしまい血流を悪くする事で、内臓に負担をかけてしまいます。
内臓に負担がかかることで、栄養が吸収されずらくなり、体内にある老廃物が排出されなくなってしまいます。
その為、肌への栄養も行き届かなくなりリンパの流れも悪くなっていきます。
老廃物や毒素が排出されなくなるので、肌がくすんできたりして手荒れを起こしてしまいます。
また、アルコールの摂取や喫煙なども肌に必要なビタミンを消費してしまうので栄養不足になり肌荒れする原因になるので注意が必要です。
手荒れとは直接関係ないと思われるストレスも、意外と関係してきます。
手荒れの原因は、肌のターンオーバーが乱れてしまう事で皮膚のバリア機能が正常に機能しなくなることにあります。
そのため、肌の代謝を乱すストレスとも深い関係にあります。
ストレスがあると、自律神経が乱れてしまいます。
副交感神経が働く場面でも交感神経が働いてしまうことになります。
副交感神経の働く時間が少なくなると、体は回復する時間がなくなり新陳代謝ができなくなります。
代謝が悪いと血流も悪くなり、肌荒れなどを起こしてしまいます。
ストレスを溜めると、手荒れだけでなく体にとっても悪いので、うまく解消する事が大事ですね。
手荒れの原因は普段使っている洗剤にある?
そもそもどうして、洗剤を使うと手が荒れるのか。
手が荒れてしまう原因には、皮脂も一緒に洗い落としてしまう強い食器用洗剤が原因となる場合があります。
一般的な、食器用洗剤は合成洗剤が大半です。
合成洗剤とは、文字通りいろんな成分が合成されて入っている洗剤です。
そんな中に入ってる界面活性剤という成分は、注意が必要です。
この成分は、油に対してとても効果的で石鹸よりも油汚れに浸透してくれます。
つまり、人間の手についてる脂にも反応して一緒に洗い落としてしまうのです。
界面活性剤により手の皮脂も落としてしまうと、手のバリアがなくなり角質から潤いをなくしてしまいます。
食器用洗剤は、日常的に使うものです。
キッチンで洗剤を使う=手の皮脂を失くしてると、なるので毎日使っていたら手が荒れてしまうのは当然かもしれません。
食器用洗剤は中性が多い?!
多くのスーパーやドラッグストアなどで売っている、食器用洗剤は中性がほとんどです。
なぜ中性が多く出回っているのかというと、一番バランスの良い洗剤だからです。
アルカリ性は、油を落としやすいぶん手の脂も取っていきます。
逆に酸性は、手の脂はあまり取りませんが、食器の油汚れも落としません。
となると、手の皮脂は少しなくなるけど油汚れもまぁまぁ落ちる中性がいいかとなったのです。
これが、中性洗剤が多く出回っている理由です。
ただ、同じ中性洗剤でも界面活性剤の濃度や入っている成分も違う場合がありますので全ての洗剤が手荒れを起こすというわけではありません。
自分の肌に合った洗剤を見つける事が、手荒れを防ぐ一番の近道です。
手荒れがひどい時の対策で一番いいのは何?
手荒れになる原因を取り除いてあげれば良いので対策はいろいろあります。
- ゴム手袋をする
- お湯を使わない
- 中性洗剤は使わない
- ハンドクリームを使う
ゴム手袋を使って家事をする
常に装着できれば一番最適ですが、家事をするたびに着けたりはずしたりは結構面倒なので、現実的ではないかもしれません。
まして、仕事が水仕事がメインだと着けているのは無理がありますね。
皿を洗う際にお湯を使わない
冬場の手荒れは、乾燥に加えてお湯を使うせいもあります。
お湯は、水に比べて皮脂を落としやすくします。
できれば、使わないのが望ましいですが、真冬に水洗いは厳しいですよね。
無理のない範囲でやりましょう。
中性洗剤は使わない
最近は、天然成分の食器洗剤も多く売っています。
肌に優しい洗剤にすれば、手荒れも防いでくれます。
弱酸性で香料が少なめなものがお勧めです。
ハンドクリームを使う
ハンドクリームを使うのが一番実用的です。
手荒れが悪化してしまったら、放っておくだけでは治りません。
やはり、それ相応のハンドクリームが必要になってきます。
手荒れの症状別おすすめハンドクリームは?
そして、ハンドクリーム中でも手荒れには段階があり、症状によっては使い分より効果が表れます。
- 軽くカサつく
皮脂が少なくなっているので低刺激で保湿性の高い、シアバター、ヒアルロン酸配合が効果的です。 - ひび割れ、ガサガサ
角質を再生してくれる、ビタミンBやCが配合のものが効果的です。 - 出血してボロボロ
こうなってくると自己判断でのケアは逆に危険なので、皮膚科への受診をお勧めします。
まとめ
毎日気をつけていたとしても、手荒れは乾燥や外的刺激などによって起こってしまいます。
日々の生活の中でも、なるべくケアして重症化させない事も大切ですね。
手が荒れてるだけで、気分が落ち込んでしまったりする事もありますよね。
あまりひどくなった時は無理せず、医療機関に頼るのも良いかもしれません。