秋は気候が良くて何をするにもいい季節ですよね。読書の秋、食欲の秋、芸術の秋と様々です。それぞれ、別の出所があってみんな違う理由があると言われています。
確かに秋の陽気ならちょっと外でのんびり読書なんてのも出来ますしね。読書の幅も広がりますよね。
そこで今回は、読書の秋にスポットを当ててみました。読書の秋の由来や、なぜ秋なのか。読書を始めるのにおすすめの三冊や読書をするのにおすすめの場所など。
秋の夜長には読書でもしてゆっくりと過ごしてみるのもいいですよ。
目次
読書の秋の由来ってどんな?なぜ秋なの?
秋には読書をする。という考えの起源は、中国から伝わってきたものとされています。
唐の時代に、韓愈という文人が「灯火親しむべし」と、詠んだ漢詩が始まりだとされています。
「秋の夜長は灯りをつけて読書を勤しむのに適している」
という意味です。
当時18歳の自分の息子に、読書をする大切さを教えるために詠んだ詩とされています。
今のように、電気などない時代ですから、暗くなったら火を灯す事が普通でした。
その為、夏は暑いけど秋なら火を灯して本が読めるという意味が込められているのです。
韓愈は、日本でも広く知られている文人なので、秋に読書をするという考え方も根付きやすく、読書の秋として広く認知されるようになりました。
なぜ秋なのか?
読書をするのに、丁度良い気温という事が関係してきます。
秋は涼しくて、本を読むのに最適だというには、きちんと裏付けがあります。人間が読書をしたりするのに最適な気温が、18℃ぐらいが最適とされています。
少し寒いかなと思いますが、これくらいの温度の方が集中力が高まります。足元が冷える場合は、膝掛けなどで調節すると良いですね。あまり、上半身を温めると頭がぼーっとしてくるので、本を読んでも頭に入ってこなくなるので気をつけて下さいね。
秋の暑くもなく、寒くもない気温が何をするにも適しているので、秋にはいろんな事をやってみようと活力が湧いてくるのかもしれません。
読書を始めるのにおすすめの本3選
新社会人になって、しばらくたって時間の使い方も大分わかってきたのではないでしょうか。そこで、読書の秋におすすめの本を紹介します。
*幸福の「資本」論(橘玲)
「どうすれば幸福を得られるのか?」社会評論家・橘玲氏が、3つの資本と8つの人生パターンから、自分に合った幸福のカタチを選択するヒントを指南します。自分の生き方が身につく一冊。
<紹介記事>
手に入れたいと望んでいるのに、手に入れる方法を考えない。そんな幸福というものを、見える化していく感覚がおもしろい。
幸福の「資本」論 あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」 […
*死ぬほど読書(丹羽宇一郎)
「読書とは無知を知ること」伊藤忠商事前会長・丹羽宇一郎氏が、読書は知的好奇心や生きる力を培ってくれると説き、本の選び方から楽しみ方まで語り尽くしている一冊。
<紹介記事>
なんで本を読むのか、と疑問を持っている人。本を買うくらいなら、もっと為になるものを買うという人。読者から少し距離を置いている人におすすめです。
*頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。(山口謠司)
「伝わるための伝え方」大東文化大学准教授・山口謠司氏が、可視化・言語化・伝え方の3つのポイントで整理することによって、頭の中を言葉にしてうまく伝えることができると説く一冊。手軽に頭を鍛えられる方法が満載です。
<紹介記事>
この本では、日常生活で自分を効果的に底上げする方法
を、取り組みやすい形にして紹介しています。手書きで手紙を書く。あまり関心のない講演会を聞きにいく。など、まずは自分で興味を持った方法を取り入れてみましょう。
読書をするのにおすすめの場所ってある?
ゆっくりと読書を楽しみたいなら、自分が落ち着ける場所を選ぶのが一番ですね。
やっぱり、住み慣れた自分のお家がおすすめです。
なんと言っても自分の好きな格好、体勢で読んでも誰にも何も言われません。
好きなだけ、リラックスして読む事ができます。
また読書のお供に、手が汚れない一口お菓子と飲み物も用意できれば最高です。
集中しすぎてあっという間に一日が過ぎてしまので、気をつけましょう。
お家だと、いろんなこ事が気になって集中できないという人には、静かな小さい公園や本好きが集まるカフェなどおすすめです。
おにぎり持ってピクニックがてら行ったり、おいしいコーヒーを飲みながらだったりリラックスできそうですよね。
また、本屋さんや図書館に寄ってみるのもいいですね。
いろんな本との出会いが、あるかもしれません。
まとめ
読書の秋だからといって、読書するぞ!みたいに息込むと逆にできないものです。まずは、自分の好みを知る為にいろんな本を読んでみるのが、良いと思います。
必ず自分にハマる作家さんていると思います。寝る間も惜しんで、読みたくなる本が見つかると良いですね。