まるで宝石のような石鹸「宝石石鹸」が今話題となっています。石鹸に好きな色を付けて好きなようにカットするだけで作れる手軽さから、作ってみようと思う人は多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな今話題の宝石石鹸の作り方、きれいに見えるカット方法や磨き方のコツをご紹介します!
目次
宝石石鹸の作り方のコツってあるの?
固めた石鹸をカットするだけで簡単に作れる宝石石鹸は、ハンドメイドが好きな方や子供たちから人気を集めています。
部屋に飾ったり友達や家族にプレゼントしたり、子供の自由研究にもピッタリ!
まずはじめに、宝石石鹸の土台となる石鹸の作り方を説明します。
用意する材料は、グリセリンソープと好きな色の食用色素だけ!
あとは耐熱容器、紙コップ、スプーン、固めるための型があればOK。
- グリセリンソープを2センチ角ぐらいに小さくカットし、電子レンジで少しずる様子を見ながら温めて溶かします。
- 溶かしたソープを紙コップに少量入れて色を付けていきます。
- 色がついたソープを型に流します。
- 常温で1時間前後放置したら固まります。固まったら型から外したら完成!
基本的な作り方はこんな感じです。
工程も少なく簡単そうなので、これならハンドメイド初心者さんも取り掛かれそうですよね。
宝石石鹸作り方のコツは?!
作るときに多少のコツが必要です。
グリセリンソープを溶かす時は少しずつ
早く溶かしたいからと一気に温めると、ソープが高温になりすぎて耐熱容器からあふれてしまう可能性があります。
温めるときは、500Wde10~20秒ずつ、様子を見ながら溶かしていきましょう。
色素の選び方
色付けに使う色素は、色が付けられればどんなものでもOKです。
先ほど紹介した食用色素や絵の具、ジュースやコーヒーでも色を付けることはできます。
しかし、石鹸なので水にぬれたり温度が高いところに置いておくと溶ける可能性があり、絵の具を使っていた場合せっけんの周りのものに色移りしてしまうかもしれません。
食用色素は簡単に手に入るのでおすすめですが、誰かにプレゼントしたり長期間の保存をする場合は、石けん用の着色料を使うと安心です。
色を付けるときは作業場所は広めに確保する
溶かしたグリセリンソープに色付けをするときうっかり異なる色が混ざってしまう可能性があります。
初めてやるときは、異なる色を少し離して作業したり、時間はかかりますが一色ずつ固めることをおすすめします。
このコツを掴めば、きれいな宝石石鹸が完成します。
では次に宝石石鹸には欠かせない上手なカットの仕方を説明します。
宝石石鹸のカットの仕方は?ここ抑えればキラキラに!
宝石石鹸が、宝石っぽく綺麗に仕上がるかどうかはカットの仕方がかなり重要です。
ただカットしていくだけでは完成した時に「思っていたものと違う・・・」「宝石っぽく見えない・・・」なんてことになってしまうかもしれません。
そこで初心者さんにおすすめの基本のカット方法を紹介します。
- ダイヤカット
ソープを六角形にカットした後、上部の辺を全て斜めに切り込む方法 - スクエアカット
ソープを四角にカットした後、上部の辺4つを斜めに切る方法 - クリスタルカット
ソープを長方形の形に切り、短い方の辺のどちらか片方が尖るように切り落とす。
その後、都がている方をさらに細くなるように少しずつそぎ落とすイメージで切っていく。
縦の長い辺も数か所そぎ落としていけば完成。 - オーバルカット
ソープを長方形になるようにカットしていく。
丸になるように角を少しずつ切り落としていけば完成。
この4つをもとに切っていくと宝石のような形が仕上がりやすいです。
もちろん、初めから好きなところを切っていきオリジナルの形を楽しむのもおすすめですよ!
宝石石鹸の磨き方 艶出しはこれで簡単にできる!
先程はカットの仕方を紹介しました。でも、カットしたら完成!ではありません。
そのままではなんとなく曇っているため、宝石のように表面を磨いてつやを出す必要があります。
宝石石鹸がきれいに見える艶を出す磨き方!
では宝石石鹸がきれいに見える艶を出す磨き方を紹介します。
グリセリンソープは水分を飛ばさないと艶が出ません。
そこで、水分を飛ばすためには新聞紙やキッチンペーパーで包んで冷蔵庫で冷やしましょう。
入れておく時間は1時間。
水分が飛ぶときれいな艶がでて本物の宝石に近づきますよ。
1時間程度寝かせてからカットするのをおすすめします。
ただ、宝石石鹸をカットすると、せっかく艶の出た表面に少々傷がついてしまいます。
そこで、仕上げに少量の水を垂らして磨くことで艶+なめらかさも出てきます。
宝石石鹸が2つある場合はこすって磨いてもいいですよ。
これで、きれいな宝石石鹸が完成します!
まとめ
ソープを溶かして色を付けるのも、固まった後のカットも、艶出しの磨き方も難しい工程はないので誰でも楽しめると思います。
自分で作って磨いた宝石石鹸にはなんだか愛着がわいて可愛く見えてきますよ!
母の日や敬老の日のプレゼントにもおすすめです。
ぜひオリジナルの宝石石鹸を作ってみて下さい!