岩手県盛岡市で開催される夏のお祭りといえば『盛岡さんさ踊り』。
東北六魂祭のひとつにも数えられる東北を代表するお祭りです。毎年県内外から多くの観覧客が集まり、130万人以上が集まります。
そんな盛岡さんさ踊りの開催日程などを生まれも育ちも岩手県盛岡市の私がご紹介しますね。
初めてだとどこで見れば良いのか、トイレの場所は?なんてのも気になりますよね。
ぜひ参考にしてみてください♪
目次
盛岡さんさ踊りの開催日程は?何時から始まるの?
盛岡さんさ踊りは毎年8月1日〜8月4日までの4日間に渡って行われる盛岡市だけでなく岩手県を代表する夏祭りです。
このお祭りは盛岡市の中央通りと呼ばれる県庁や市役所などがあるメインストリートとも呼ばれる通りで開催される太鼓と踊りがメインとなったパレードが魅力的なお祭りです。
パレードに参加する団体は盛岡市やその近辺の市区町村の一般の企業や学校がそれぞれ参加して大パレードをつくっています。
一般の企業や学校だけではなく、なんといっても魅力的なのが盛岡さんさ踊りを県内外にPRするための「ミスさんさ・太鼓連」による華麗な踊りが見られることと、各地域に伝わる伝統さんさ踊りの力強い個性あふれる踊りが楽しめるところです。
お祭りのメインでもあるパレードは1日〜4日のいずれも18:00からスタートします。
4日に関しては太鼓だけの大太鼓パレードが行われる日ですので見ている人にも太鼓の音が体中に響く感覚になるので圧巻ですよ!
昼間もさんさ踊りは楽しめるの?!
夕方からのパレードが魅力の盛岡さんさ踊りですが、8月1日〜4日の各日それ以外にもお昼13:00頃からは盛岡駅の滝の前広場にて『伝統さんさ踊り競演会』が行われています。
こちらは各地域の伝統さんさ踊りがこの競演会の為だけに演舞を構成したものを披露してくれる見応えのあるものになっています。
各地域にそれぞれ伝わる伝統さんさは歴史が異なり踊りも太鼓も個性的なのでどの団体を見ても圧倒されます。
伝統さんさ踊りだけではなくミスさんさ・太鼓連による演舞が間近で見られるのも盛岡駅の滝の前広場ならではです。
毎年オーディションにより選出されるミスさんさ踊りの紹介もあります。
盛岡さんさ踊りのPRを日頃からしているミスさんさ・太鼓連なので動きの揃った綺麗な踊りが見ていても華やかな気持ちになります。
どこから見るのがおススメ?有料席は?
盛岡さんさ踊りは多い時で136万人超もの人が見にくるお祭りです。
パレードは盛岡市の中央通りの道路を通行止めにして車道でパレードをしてそれを歩道から見るというものです。
人が多く詰めかけますが特に場所取りなどは必要なくみんなが歩道から立ち見をするという形です。
さんさ踊りパレードを見るおすすめの場所! 3選!
場所取りなどは必要ないですが、ここで見るとおススメ!という場所が3箇所ほどあります。
岩手県公会堂前
ひとつ目がスタート地点である岩手県公会堂前から見ることです。
パレードが始まる18:00を知らせるメロディーと共に狼煙があがり、それを合図に太鼓の音が響き始めます。
「いよいよ始まるんだ」というワクワク感と太鼓の音がお祭りをスタートして盛り上げてくれます。
そして何よりスタート地点ではどの団体も疲れが無いのでとても元気に踊っていますので躍動感も感じられますよ!
北日本銀行前
ふたつ目のおススメポイントはパレード中ほどにある盛岡さんさ踊り実行委員会本部が設置されている北日本銀行前です。
この辺りだとどの団体もまだ体力があり躍動感ある踊りを魅せてくれますし、大会本部ということもあり出演団体の紹介をしてくれるのでそれを聞きながら見ることが出来ます。
またミスさんさ踊りを一人一人紹介していきます。
仁王総門ビル前
三つ目のおススメポイントはゴール地点の仁王総門ビル前です。
ゴール地点だという印の提灯がかかっているので分かりやすいです。
ここでは最後まで力を振り絞って踊った各団体の感動を一緒に味わえます。
とくにミスさんさ・太鼓連は最後まで隊列も踊りも崩さず揃った状態で踊りきり、最後はパレードしてきた道を振り返りお辞儀をします。
最後まで笑顔で踊りきったミス連を見ると踊りの美しさだけではない感動を味わえるのではないでしょうか。
さんさ踊りは有料の観覧席はある!?
立ち見ではなくゆっくり座って楽しめるところはないの?とお探しの方の為には有料の観覧席も用意されています。
観覧席の場所はスタート地点からも近い盛岡裁判所付近にあり歩道を歩く人の背丈くらいの 高い位置から見られるように設けてある為、立って見るより見やすくなっています。
セブンチケットでの購入ができるようになっていて1席2500円となっています。(3歳未満は無料)
1人9席まで購入可能で、10席以上の購入だと団体購入となります。
団体購入の場合は盛岡さんさ踊り実行委員会へFAXでの申し込みになります。
平成30年度の申し込みは6月5日(火)午前10時からとなっています。
セブンチケットからの購入ができない方は直接さんさ踊り実行委員会へお問い合わせください。
観覧席近くの盛岡裁判所の辺りでもアナウンスで出演団体の紹介などが聞こえるので座って見ながら十分楽しめますよ。
昼間の公演にも有料席ってある?!
また、昼間の公演でも実は有料でゆっくり楽しめるものがあるんです。
最初に紹介した盛岡駅滝の前広場で開催される伝統踊り競演会は外の炎天下の中での観覧になりますが、他にも盛岡市民文化ホール マリオスの大ホールでも伝統踊り競演会が行われているんです。
冷房も効いているのでゆっくり見れますよ〜。
こちらも8月1日〜4日の4日間の13:00〜の開始となっています。
1日入場券500円で4日間のセット券だと1000円で購入できます。
ミスさんさのインタビューやスピーチなども聞くことができますよ。
そしてこちらは盛岡駅前で行われるものともパレードで行われるものとも違う構成でさんさ踊りを楽しめます。
このステージの為にまたフォーメーションなどを変えて楽しめる様にしてあるのでより盛岡さんさ踊りの優美さや力強さを感じていただけるのではないでしょうか。
トイレや屋台などはある?お祭り以外に観光スポットは?
お祭り中に困ることのひとつとしてトイレがどこにあるか分からなくて困った!なんてことありますよね。
使えるおすすめのトイレは…
- 盛岡駅構内
- 盛岡市民文化ホール マリオス
- 岩手県公会堂
- 北日本銀行
お昼の伝統さんさ踊り競演会であれば盛岡駅構内のトイレが使えますし、盛岡市民文化ホール マリオス内にもトイレがあるのでそちらを利用するといいです。
パレードの時は岩手県公会堂の中にもトイレがありますし、大会本部が設置されている北日本銀行でもトイレを解放しています。
近くのコンビニなどでも利用できる場合もありますが、あくまでもコンビニ利用客のものなので場合によっては断られることもあるので注意してください。
さんさ踊りの屋台って!?
また、お祭りといったら屋台ですよね!
屋台は岩手県公会堂横の道と中央通りから桜山神社に向かう途中で出ています。
屋台が集まって出ているところはその二ヶ所だけなので大変混雑します。
でも、パレードに沿った歩道でも各企業やお店が出店を出していてそこでもビールや焼きそばなどの屋台メニューが買えますよ!
会場近くの観光スポットは?!
昼の公演と夜のパレードまでの間に時間が少し空いたなというときや盛岡の他のところも見て周りたいと言うときは、盛岡さんさ踊りの由来にも関係している三ツ石神社に行ってみてはいかがでしょうか。
盛岡さんさ踊りは昔、羅刹という鬼が悪さをしていたのを里人達が困り果て三ツ石神社の神様に願い出、神様は鬼を捕らえて二度と悪さをしないように境内の大きな三ツ石に約束として手形を押させました。
鬼が退治されたことを喜んで「さんささんさ」と三ツ石の周りを踊ったことがさんさ踊りの始まりだと言われています。
また岩に手形をついたことから"岩手"という地名がついたとも言われています。
そんな岩手や盛岡さんさ踊りの由来となっている三ツ石がある神社を見に行ってみてはいかがでしょうか。
よりさんさ踊りを楽しめますよ!
まとめ
太鼓の音やおどりが胸を熱くしてくれる盛岡さんさ踊り。
実は観光客の方が参加できるようにもなっているんです。
見て聞いて参加して楽しめるお祭りなので是非一度おーでんせ!
(盛岡弁でおでんせ=おいでくださいという意味です)
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