保存方法&賞味期限

里芋の煮物の日持ちはどのくらい?保存方法のおすすめや腐るとどうなる?

里芋は野菜の中でも腐りやすいのですが、里芋の煮物にしたときの日持ちはどのくらいなんでしょう。
日持ちさせるためにも保存方法も気になりますよね。
ここでは、里芋の煮物の日持ちがどのくらいなのか、保存方法のおすすめや、里芋の煮物が腐るとどうなるかお伝えします。

里芋の煮物の日持ちはどのくらい?

ではまず、里芋の煮物がどのくらい日持ちするのかお伝えすると

里芋の煮物の日持ち
  • 常温保存なら、その日のうちに食べてしまうのが理想です。
  • 冷蔵庫に入れた場合は、3日くらいは日持ちします。

もう少し長く日持ちさせたい場合は、冷蔵庫に入れた煮物を、毎日火にかけてみてください。
そうすると、あと2~3日くらいは賞味期限を長くすることができますよ。

ちなみに、里芋と一緒に、他の野菜や肉類を煮物にした場合も、賞味期限は同じです。
里芋を筆頭に、でんぷん質の野菜は、野菜の中でも日持ちしないことが特徴です。

なので、他の具材と一緒に煮ものにした時は、里芋の賞味期限を基準に考えてください。

特に、お正月シーズンなどは、里芋が入った煮物を作る過程が増えますよね
これを保存する時は、里芋があまり日持ちしないことを考慮した上で保存してください。

里芋の煮物は保存方法のおすすめは?冷凍できる?

里芋の煮物のおすすめの保存方法は、何日日持ちさせたいかで変わります。

  • その日中に食べきれるのであれば常温保存でも大丈夫
    (ただし、梅雨時や夏場などの気温が高い時は冷蔵庫に入れた方が安心です。)
  • 2,3日中で食べきれるのであれば冷蔵庫保存
  • 1週間程度なら冷蔵保存+毎日の火入れ
  • 1カ月ぐらい日持ちさせたいなら冷凍保存

里芋の煮物は冷凍保存ができるので、ちょっと作り過ぎたかなという時は早めに冷凍しちゃうのがおすすめです。

里芋の煮物は冷凍保存すると、約1カ月日持ちします。
冷凍庫の温度の変動が少なければ2カ月日持ちさせることも可能です。

ただし、家庭での冷凍の場合、開け閉めが結構あると思うので、1カ月を目途に食べきるのをおすすめします。

里芋の煮物の冷凍保存方法は?!

では、里芋の煮物を冷凍保存する場合、どのように保存したら良いのでしょうか。

里芋の煮物の冷凍保存方法
  1. 里芋の煮物をしばらく常温の環境に出しておき、粗熱を全て取ってしまいます。
    ※温かい状態のまま冷凍庫に入れると、他の食材が傷みやすくなるので、気をつけてくださいね。
  2. ジップ付きのビニール袋かタッパーなど、密封性の高い入れ物を用意します。
  3. その入れ物の中に、里芋の煮物を煮汁ごと入れ、最後は空気が入らないように密封します。
    ※入れ物の中に空気が入ると傷みやすくなりますし、煮汁もこぼれやすくなります。

なぜ煮汁ごと冷凍するかと言うと、冷凍から出した時、具材に味がしみ込みやすくなるからです。
具材にしっかり味がしみ込めば、冷凍から出した後も、おいしくいただけますよね。

煮汁がこぼれないように気をつける必要がありますが、このひと手間がおいしさにつながりますよ!

里芋の煮物って腐るとどうなる?見極め方は?

では、里芋の煮物が腐ると、異臭がしたり、酸っぱい味がしたり、変な粘りが出たりします。

里芋の煮物が腐っているかどうかの見極め方は3つのポイントを確認する事です。

  • 里芋の臭いを確認する
  • 里芋を少しかじってみる
  • 里芋の煮物を箸で持ってみる

まず最初に、里芋の煮物の、匂いを確認してみてください。
「明らかに、煮物の匂いとは違う」という異臭がした場合は、腐っていると考えられます。

特に、保存しておいた煮物を温めた時に異臭がしたら、かなりの確率で腐っています。

次に、煮物にした里芋の端を、少しだけかじってみてください。
その時、酸っぱい味がしたら、その煮物は腐っているので、処分しましょう。

又、里芋を箸でつまみ上げた時、変な粘りがした場合も、腐っている可能性があります。
里芋は少し粘りがありますが、糸を引くような粘りの場合は注意が必要です。

里芋には粘りがあるので、3つ目の粘りについては元々の粘りと見間違えないように注意ですね。
臭いと味も合わせて判断すると間違いがないですよ。

里芋の煮物が腐った場合、見極めが少し難しいですが、自分の目・鼻・舌で見分けてください。

まとめ

里芋の煮物の賞味期限は、常温で保存した場合は1日、冷蔵庫に入れた場合は3日と覚えておきましょう。

冷凍保存した場合は1ヶ月、場合によっては2か月くらい持たせることもできます。
但し、密封性の高い入れ物に入れて、汁と一緒に冷凍保存してくださいね。

里芋の煮物が腐ると、異臭や酸っぱい味・糸を引くような変な粘りが出ます。
このような状態になったら、もったいないですが、煮物は処分してください。